ＮＤ型ロードスター純正ホイール装着に必要なスペーサーは？

　他のクルマと被らない（カブりにくい）デザインのホイールを探していて辿り着いた、現行ＮＤ型ロードスター純正アルミホイール。サイズは６．５インチ幅の１６インチで、オフセットは＋４５。ＰＣＤは当然１００ｍｍですが、ＧＰ１フィットＨＹＢＲＩＤのハブ径５６ｍｍに対し、ホイールのハブ径は５４ｍｍとなっており、そのままでは装着不可。

　手元にあった５ｍｍ厚のスペーサーを挟んだら装着出来ましたが、ナットの掛かり代を考えると出来るだけ薄いスペーサーにしたいところです。

そこで３ｍｍ厚と２ｍｍ厚の２種類のスペーサーを用意し、テストしてみました。
　向かって左のシルバーが３ｍｍ厚、右のブラックが２ｍｍ厚です。

まずは３ｍｍ厚。協永産業製の一般的なタイプです。

角度を変えて撮影。ナットの掛かり代も、何とか実用に耐えそうなくらいは確保出来そうです。

ホイールのセンターキャップを取り外し、ホイールとハブの接触面を目視で確認。黄色い矢印の部分に隙間が出来、ハブとホイールの干渉は避けられています。
　ナットを締め込んだ時の感触も問題無く、トルクレンチも使用して必要十分な締め付けトルクが確保できることも確認しました。

　まずは、３ｍｍ厚はテスト合格です。

続いて、２ｍｍ厚。ネットオークションで見つけた最も薄い製品で、iConcept というブランドの鍛造アルミ合金製だそうです。

角度を変えて撮影。タイヤのはみ出し予防のためにも、出来ればこちらの製品を使用したいところ。

同じくホイールとハブの接触面を目視で確認。黄色い矢印の部分に隙間が全く無く、干渉しているのが分かります。
　ナットを締め込んだ時の感触に違和感があり、ある程度まで締め込んだところでトルクレンチに替えてさらに締め込もうとしましたが、やはり不安な手応えを感じてテスト中止。

　結果、３ｍｍ厚を採用することにしました。

　次のステップは、適正サイズのタイヤに組み替えた上で、フェンダーからのはみ出しが無いかのチェックですね。６０度テーパーのナットも用意しなくては。