canデータロガー
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
サーキットに行く機会があったので、急遽、canデータを使ったデータロガーを構築しました。
構成は、
1.走行軌跡データサンプリング
汎用10Hz外部GPS+シリアル→bluetoothコンバータ
2.CANデータサンプリング
obdlink mx+
3.ロガーアプリケーション
RaceChrono Pro
4.ロガーハード
Android sony experia Z3
5.映像撮影
ドラレコのGarmin GDR43D前後カメラ、このうち後方撮影用カメラを前向きにして室内撮影用としている
RaceChronoをいじってたのが一年以上前だったので、S660のCANデータサンプリングをするための設定ファイルの最新版がどれだったのかよく分からず、間違いのある設定ファイルで、CANデータを採取していたり、
CANデータサンプリングができる、Race Chronoの有料版Proのライセンスが入っているスマートフォンがどれなのかわからなくなっていたり、
まあ、十分な準備ができずに中途半端なデータが取れてしまった。
それでも、四輪それぞれの速度とハンドル舵角から見える情報は有益で、リアタイアのグリップが破綻した時に、リアのアウト側タイアだけ輪速が急上昇する様子が観測できたりと、なかなか色んな事が観測できます。
あと、車速が70kmを越えると、吸気温度が車速連動で上昇してました。エンジンルーム内の空気の流れが変わって熱風をすってしまっているのでしょうね。
2
CANデータサンプリングのできるODBリーダー ODB Link MX+
3
モデル名はMX201です。
4
外部GPS、電子パーツ屋などで買えるフツーの奴です。
送受信モードや1秒あたりの測位回数の設定は、パーソナルコンピュータとシリアル接続して設定します。
別途、シリアル2USBインターフェイスがないと設定できません。
5
GPSのモデル名を参考までに。
GT-902PMGG
たぶん、秋月とかで2000円ぐらいだったんじゃないかなぁ。
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これが、GPSに繋げて、GPSのシリアル形式の測位情報をbluetoothで送信するメディアコンバータ。
これ単体はたぶん千円ぐらい。
電源供給は、MicroUSBで、GPSユニットへの給電もこれからできる。
極小ブレッドボードに載せて、GPSユニットのピン端子を簡単に抜き差しできるようにしてます。
あと、GPSからの1pps信号をモニタするための緑色LEDを装着してます。
7
このシリアル2bluetoothコンバータは、RN42という、そこそこ枯れたチップです。iPhoneやiPadでは、「古くて胡散臭い」とBT接続認証で蹴られます。
それ以前に、iPhone.iPadは、使える外部GPSがほとんど無くて困ります。自作GPSは繋げられません。
この辺のネタは、バイクレース用のデータロガーを自作している方の素晴らしいサイトがあるので、そちらをご覧になられるとより詳しい話を聞けます。
8
こんな感じに、任意の二つのラップを比較もできます。セクター単位での比較もできます。
なので、上手い人に自分の車を運転してもらうと、そのデータを使って自分の運転との比較をできるようになったりします。
今回は、車側のGセンサーのデータとブレーキ圧力が上手くサンプルできてなかったり、外部GPSの10Hz高精度位置情報が取れてなかったりと散々でしたが、まあ、ヤレるのはわかったので満足してます。
https://youtu.be/yjnJzZOjbm0?si=ViU7_5dXW4_JCmVF
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