スマートディオZ4 AF63 コンビブレーキ 点検と破壊

ヤフオクでスマートディオZ4 AF63用のコンビブレーキを落札したので仕組みと詳細について確認しました。

コンビブレーキはリアを掛けるとフロントブレーキも効くという、非常に厄介なシステムです。

ただ、このシステムがモトコンポをディスク化する際に、とても重要な役割を担うことになるのです。たぶん

カバーを外したところ。
右上からバネ付きのワイヤーがフロントブレーキ用のワイヤー。
左上はリアブレーキ用のワイヤー。
そうです、コンビブレーキは左右レバー共にワイヤー駆動なのです。マスターシリンダーはスマートディオのフロントカウル内に収まります。

左右レバーからの入力に反応して、マスターシリンダー 下側に付いているピストンを押して油圧が上からホースを介してキャリパーにかかります。

リアブレーキはうまい具合に下側に繋がるワイヤーも一緒に引くように出来ています。

今回、モトコンポは純正のハンドル周りを維持したかったので、ワイヤー駆動で使えるマスターシリンダーを探していました。

リアブレーキのワイヤーを撤去して裏から見た図
安心のニッシン製です。
何とこのマスターシリンダー、ピストン径5/8もあります。
今加工して付けているキャリパーはライブディオZXの11mmです。果たしてコントロール出来るのでしょうか？
使ってみて考えたいと思います^_^;

外せるパーツをどんどん外して掃除をしていたのですが、
10mmナットが軽い力でパキっと折れました…

表をみて納得、これ逆ネジなんですね〜w
裏に書いといてよ〜と思うも、折ってしまったものは仕方ありません。パーツを探すか、ネジロックで何とか持ちこたえてくれるか。

まだまだ先は長いので気長に探したいと思います！