本日仕事が早くに終わり、風もほとんどなかったのでエンジンルームの掃除を実施しましたのでちょいとつらつらレポートしてみたいと思います。
ちなみに私のS2Kのエンジンルームは購入当初から今に至るまでこの状態を現状維持してきました。
清掃するにあたって特別なケミカルは一切使っていません。
基本、ぬるま湯で固く絞ったマイクロファイバー雑巾オンリーです。
何故かというとケミカル使っても 「 無駄 」 だからです。
樹脂部分やゴム部品に対応するケミカル製品でピカピカになってもゴム部分の寿命が半永久的に維持できる訳じゃありません。
例えケミカルで保護膜を形成したって廃車になるまで新品同様の状態が維持出来る事なんて有り得ないから。
年数が経てばいつかは機能しなくなる、ヒビ割れたり劣化します。
現にインテークホースにROOXのエンジンルーム保護剤で綺麗にしても裂ける時は裂けるし、ゴムも弾力は無くなり固くなる。
ならばせめてホコリの無い「素」の状態でいいんじゃないか、ってね。
では早速始めましょうか。
ぬるま湯に漬けたダイソーで買ったマイクロファイバー雑巾を固く絞り、まずは以前の車検で塗られた「白いフルード漏れ反応剤」を落としていきました。
ブレーキブースター近辺に塗られた白い薬剤、フルードが付着すると反応するようですが2ヶ月経っても漏れていないのでいい加減落としました。
濡れた雑巾で拭くだけで直ぐに取れました。
今更晒すのも何ですが遮熱板からサーモテープを切って貼って延長してクラッチマスターシリンダーを保護しています。
夏はともかく冬は走り込んだ後にマスターシリンダーを触っても冷たかったので効果を発揮してくれれば良いのですが。。。。
ウォッシャータンクの蓋も拭きます。
何やら年数が経つとこの蓋が割れるみたいですね。私のは程良い柔らかさでこれっぽっちも劣化してません。
水拭きしたらついでにブレーキフルードの点検をします。
クラッチフルードも。色は新品時薄い黄色だったのが若干コーヒー色にまで変化しています。
が、液の減少も無く濁りも無いのでOKです。
次。エンジンヘッドカバー。
こいつも水拭きです。
ハッキリ言います。私のS2Kももれなくここが劣化しており、爪でガリガリすると簡単に塗膜が剥がれます(´;ω;`)ウッ…
つまり、余計な事(ケミカル)をするな、という意味ですw
ですが水拭きで軽く擦るくらいなら結晶塗装は剥がれないのでまあ、安心です。
ついでにヘッドカバーパッキン辺りにオイルの滲みが無いかチェック。
この辺は、このS2Kを買ってから1度もオイルが漏れたことは無いですね。
ついでに錆錆びだったスプールバルブの頭を耐熱シルバーで筆塗り。
わざわざネットでよくあるカバーなんて買う必要はないですね。
年に一回はVTECに入れて切り替えが正常なので一度も交換していません。
ラジエーターアッパータンクも綺麗に拭きます。
と同時に必ず裏側も舐めるように観察しヒビ割れもとい、シワが無いかチェックします。
白い筋がいくつもあった場合は近い内に割れてラジエーター液が漏れます。
これを防ぐ術はただ一つ。
オールアルミラジエーターに交換する事です。
ですが私はお金があっても絶対にオールアルミにはしません。
何故かと言うと、エンジンルーム内の部品寿命が一気に加速するからです。
昔乗っていたミラージュもワンオフでオールアルミにしていましたが、サーキット走行後のエンジンルーム内の温度が異常な程に上がりましてね。
今まで無事だった部品が突然割れたりしたことがありました。
まあ、アルミラジエーターは一長一短ですね。
ラジエーターホースも異常が無いかくまなく確認。
一昨年の話ですが19年使用していた会社のトラックのラジーターアッパーホースが停車時に突然裂けて人ん家の前で大惨事を起こしました(汗)
正直私のS2Kは22年も経っているのでホースの事を考えると今度の日曜日にも裂けてとんでもない事になるんじゃないかとビクビクしますが、お金がないので後回し(オイ
5月には自動車税も払わないといけないので崩すわけにはいかないorz
これだから貧乏人は・・・・。
おっと、バッテリーアース類も緩んでいないかチェック。
自分で外して付けた部分、他の整備人が触れた後は最近必ずダブルチェックしています。
自分は元より他人を信頼して痛い目に遭ってるんで。。。。
自分で交換したホースも異常が無いか目視で確認。
そうそう、TYPE-ONEのブログで書かれていましたがこの部分はヒーター調整弁でしてここが破損すると熱い風or冷たい風のどちらか出っ放し状態になるそうです。
インテークにぶっ挿さっているホース類のチェック。
ASM横浜で付けて貰ったホース類も抜けかけていないかチェック!みんカラの誰かさんのブログでここが抜けるとエンスト?したりアイドリング不安定で原因分からずパニックになるみたい。
そして最後にリザーバータンクの冷却水とエンジンオイルのレベルゲージでオイルの規定量をチェックしておしまい。
で、まじまじとエンジンルームを覗いていたら・・・・
おおう、クリップが破損して配線がプラついておる・・・・
サクっと新しいタイラップで巻いておく。
バッチシ。
もうずっと6年この状態を維持しています。
まあ、アレですね。車両を買った時既に綺麗だったのでそれも功を奏しているのでしょう。
はっきり言ってS2000のエンジンルームはメンテしやすいですね。
最近のハイブリッドや高級セダンみたいにギッチギチのゴッチャゴチャじゃないんで掃除もし易いですし、オイル・フルードの点検も素人でも間違えずに見れますしね。
まあ、ノックセンサーやセルモーター、一部の部品交換等は地獄を見るくらいスペース無いけど(汗
ボンネットインシュレーターもリフレッシュしたいなぁーーー。
安○先生、お金がありません!