Vibratech TVD Fluidamper クランクプーリー交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
必要な道具 左側から
トルクレンチ(20キロ程までの物)
スピンナハンドル
延長用鉄パイプ
ハンドインパクトレンチ
出来れば重さ二キロ程のハンマー
後は22ミリのソケットなどが必要。
2
先ずは純正のクランクプーリーを外します
ラジエターとファンも外した方が作業はやりやすい
のでしょうが面倒なので外さずに行きます。
ベルトはボルトが緩んでから外すようにしましょう
万が一ボルトが緩まなくて諦める時に困りません。
外し方はセルモーターを利用する方法などもありますが
正攻法でいきます、
プーリー周り止めが無いので
下記の方法で回転を止めます。
1タイヤ止め
2ギヤを6速に入れる
3サイドブレーキを引く
4出来れば助手にブレーキを踏んでいてもらう
この状態でまず
ハンドインパクトレンチを使用してプーリー固定ボルトに
ショックを与えます
(プーリーボルトは反時計廻りで緩む普通のボルトです)
何度かド突いたら次に
スピンナハンドルと鉄パイプ延長で回してみます
緩まなけば再度ハンドインパクトでド突いてみたり
しながらチャレンジしてみて下さい。
緩んでしまえば今回の作業の8割は終わりです
ベルトを取り外し後に
クランクプーリーを揺すりながら手前にひいてくると
外れますので落とさないように。
3
ボルトが緩んだらベルト類を外していきます
オルタネータ、パワステポンプ側のベルトは緩める前に
調整ボルトにテープを張っておくと組み直すとき便利です。
エアコンのベルトはハサミなどで切断して切ります
ストレッチベルトなのでベルト張力のみで
固定されていますので素直に切ります。
ムリしてコジッて外しても良いかも知れませんが
コンプレッサー軸にダメージ与えたら高くつくので.....
4
外した純正プーリーと大きさなどに違いないか確認します。
この時、固定ボルトワッシャーの接触面と
クランクキー溝に差し込む部分に固着防止の為に
カッパーグリスなどを薄ーく塗っておいてください。
外したプーリー固定ボルトのネジ山にも清掃後に
薄くカッパーグリスを塗っておきます。
プーリーをクランクに取り付ける時はキー溝の位置に
気をつけて嵌めてトルクレンチにて5キロ程にて仮締め
します。
5
プーリー仮締め後にベルトを戻していきます
ベルト取り付け時はギヤを抜いてクランクが回るように
しないと作業出来ません。
必要な道具は交換用のベルトを購入すると付属してきます
使用ベルトは下記のセット物をAmazonにて購入
V98D5-0880 V98S4-0808 ベルトセット DRIVEJOY
6
ベルトセットに説明書が付いていますので
簡単に写真を載せておきます。
付属の道具を取り付けてベルトを写真の通りに掛け
ラチェットでクランクプーリーを時計回りに回すと
自然にベルトが掛かります。
一応、溝に合っているか確認してOKなら
オルタネータベルトをセットして組み付けます。
7
最終確認後に
もう一度
ギヤを入れてサイドブレーキを掛け
助手にブレーキを踏んでもらい
クランクプーリーボルトを本締めします。
クランクプーリー締め付けトルクは
トルクレンチにて18キロ
角度法にて仮締め(5キロ)から60度
私はトルクレンチを18キロにセットしてから
ソケットにビニールテープでマーキングして
角度法と両方から確認を行いました。
6面のソケットに一面分(60度)
赤いビニールテープを取り付けクランクプーリー側に
同じ位置にテープを貼り付けて
トルクレンチで締めましたが
角度法で回すと約60度程回った位置で
トルクレンチもカチッと音がしたのでほぼ同じでした。
8
最後にエンジンを始動してベルトやクランクプーリーの
回転を目視にて確認。
異常なフレやベルトのスレが無ければOKです。
今回の作業は
クランクプーリーの固定ボルトさえ緩んでしまえば
後は難しい事はありません。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( フルードダンパー の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク