2022年09月21日
2日目は
標高3190m日本で3番目に高い
北アルプスの最高峰奥穂高岳へ
先ずは涸沢カールの背骨の様に伸びる
ザイテングラートを登って
右上鞍部に小さく見えている
穂高岳山荘を目指します。
お留守番の1人を除いた9人で
涸沢ヒュッテからテント場を抜けて
涸沢小屋の前を通って
奥穂登山道へ
樹林帯を進むと
ナナカマドの紅葉が始まっていて
数枚色付いたスノキには
実も付いていた
美味しいんやけど食べても良いのかな?
樹林帯を抜けてトラバースして
ザイテングラート取り付きに到着
ここからは
ヘルメット着用推奨エリア
ナナカマドは消えて樹木は
ハイマツだけに
正面の壁を回り込んで進むと
鎖場へ
鎖場を越えて慎重に3点支持で
登って行く自由人たち
穂高小屋まで20分の表示
この頃から降り出した霧雨が
小屋が見えた頃には小粒の雨に
先頭組の自由人たちは
カッパを着る事もなかったけれど
後続部隊は、またしてもずぶ濡れに
標高2996mの穂高岳山荘へ到着
山荘周辺の気温は5℃
奥穂高岳は霧の中
おしるこを食べながら後続を待つ自由人
しばらくザーザーぶりが続いたけど
雨が止んだので
奥穂高岳山頂を目指す6人と
涸沢岳山頂を目指す3人に分かれて出発
自由人以外の5人は
過去に2回奥穂高岳にチャレンジしたけど
上高地止まりと涸沢止まりで
3度目のチャレンジ
奥穂高岳組の自由人たちは
取り付きから
いきなりの難所へアタック!
降りてくる人と譲り合いながら
慎重に進んで
台風が来てなかったら
もっと人が多くて大変やったんやろなぁ
台風のおかげて人が少なくてラッキー
なんて思いながらハシゴ迄登ってきた
このハシゴを越えたら
難所はほぼ終わり
自由人がハシゴを2段登った時に
電話が来て
出る気はなかったけれど
スマートウォッチを見ると
涸沢ヒュッテから
これは出なければと
ハシゴを降りて横へ移動して
電話に出ると
2日目に予約していた常設のテントは
台風の影響で中まで水に濡れるけど
どうしますか?
って問い合わせで
今は山頂を目指して登ってるので
今日は泊まります。
もし、台風でキャンセルが出ていたら
ヒュッテに泊まりたいんですけど
って聞いてみたら
バラバラになるかもしれないけれど
なんとか10人ヒュッテに泊まれる事に!
台風を完全に味方に付けてるやん!
やっぱり悪運の強い自由人 ^_^
電話を切って登ろうとしたら今度は
上の方から怖い怖いと子供の声が・・・
上を見ると小学生ぐらいの子供が
2連のハシゴの上のハシゴのところで
動けなくなってる
自由人の仲間たちが右手を離して
1つ下に持ち替えて
などと声を掛けてあげると
少しずつ降り始め
ゆっくりとハシゴを降りてきたので
ほっとして自由人が登ろうとしたら・・・
電話と子供が降りてくるのを待っている間
風にさらされていたので
震えが止まらなくなってた
ガクガク((((;゚Д゚)))))))ブルブル
降りてきた人に聞いたら
上は混んでるとの事やし
コースの途中で渋滞して待つ可能性もあり
このまま低体温症になれば大変な事に!
登頂を諦め泣く泣く
奥穂高岳山荘へ戻る事に
穂高岳山荘まで戻る頃には
日も差してきて震えは収まり
待ってるだけなんてもったいないので
せめてもの涸沢岳のピークハントへ
涸沢岳中腹から見た奥穂高岳
ハシゴ付近が難所の中間地点で
その後はそれ程難しくないのがよくわかる
涸沢岳は
ほとんどが3点支持の必要もなく
どんどん登れるけど
少し登ると息が切れる
3000m超えてるから当たり前か f^_^;
3110mの涸沢岳山頂で3人と合流
山頂の向こう側には
うっすらと北穂高岳が見えた
来た道を振り返ると
奥穂高岳山荘の赤い屋根
涸沢岳から降りてきて
改めて眺める奥穂高岳
あのハシゴ迄登ってたのになぁ
あそこを越えたら後は
それ程の難所は無かったのになぁ
_| ̄|○
でも、ザイテングラートの下りで
ハシゴと鎖場が待ってるから
落ち込んでるヒマなんてなく
担々麺とライスで腹ごしらえをして
戻ってきた皆んなと記念撮影
奥穂高岳山頂は
こんな感じで
ジャンダルムもうっすら見えたらしい
ザイテングラート途中
獅子岩をバックに小休止
またもや美味しいやつ見つけた ^_^
キイチゴも自由人の好物
ザイテングラートを降りて
涸沢小屋近くの樹林帯まで来たら
またしても小雨が・・・
目的地に近づくと必ず小雨が降るので
ウェルカムシャワーと名付けた自由人
そしてお約束通り
後続部隊はずぶ濡れに・・・
昨日と比べたらテントは激減
台風来てるからなぁ
電話に出たおかげで登頂できなかったけど
美味しい夕ご飯を食べて
昨日と同じ個室で
暖かい夜を過ごす事ができたので
良しとしよう
皆んなから感謝もされたし
猛者たちが眠る 10張りくらいのテント
6時過ぎにヒュッテを出発
初日に来た道を逆戻りで降りて行き
途中で猿の群れに出会ったり
バスターミナルで
ウェルカムシャワーはあるか?
って言いながら帰ってきて
バスターミナル2階の食堂で
ボリュームたっぷりの山賊焼定食を
食べて出ようとしたら
外は本格的な雨!
最後は全員逃げ切った ^_^
平湯温泉で疲れと汚れを落として
好物の五平餅をペロリ
山椒が効いてて美味しかった
平湯温泉で解散した後
真っ直ぐ帰ると混んでそうなので
松本の丸山珈琲へ立ち寄り
プリンとホットコーヒーで
時間調整
予想が当たり
高速に乗った時は鶴ヶ島で
20キロの渋滞が発生していて
抜けるのに50分程掛かるってなってたけど
近づいて行くと段々短くなり
自由人が通った時には5分位の軽い渋滞
終わり良ければ全て良し❗️
20代に富士山に登って以来の3000m級制覇
奥穂高岳は日本で3番目
涸沢岳は日本で8番目に高い山
涸沢岳は登頂したし
奥穂高岳にも登ったし
間違いなく登った‼️
途中までやけど f^_^;
山歩きも趣味って言っても大丈夫かな?
と思った自由人でした ^_^
Posted at 2022/09/22 20:52:45 | |
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2022年09月21日
台風の近づく3連休
前から計画していた奥穂高岳へ向けて
金曜日の夕方東葛を出発
松本のネットカフェで仮眠してから
5時に会社の仲間と待ち合わせしている
あかんだなバスターミナルへ到着
12人の予定がコロナ発症と家族の発熱により
2人が直前で不参加となり10人で上高地へ
バスターミナルで
他のメンバーが朝食を食べてる間に
先に出発して河童橋へ
4年前の11月にニュージーランドの
ミルフォードトラックを4泊5日かけて
ブッシュウォークした時に出会って
今シーズンは
上高地のホテルで働いている知り合いと
去年尾瀬の山小屋で会って以来
1年ぶりに再会
追いついてきた皆んなと一緒にパチリ
途中徳澤園でソフトクリームをペロリ
横尾山荘で豚肉のスタミナ丼を食べたり
のんびりまったり平坦な道を進みます。
横尾大橋を渡ると
観光地から山の雰囲気へ
前に会社の同僚が登った屏風岩
高所恐怖症の自由人には
ワンゲルは無理 f^_^;
本谷橋を渡ったところで小休止
休まずに進め‼︎
の表示がある青ガレを渡り
のんびりまったり登って
涸沢ヒュッテの表示が見えた頃から雨がポツポツ
カッパを着る事もなく
標高2309mのヒュッテに到着
後ろの方を歩いてたメンバーは
びしょ濡れになってたけど (-_-)
雨はすぐ止んだので
テラスで夕食前のおでんタイム
台風のおかげで暖かいけど
テントは少ない
明日はどこも山小屋が取れなかったので
自由人たちもテン泊の予定
ほとんど日はささないけれど
一瞬だけ山がオレンジ色に ^_^
豪華な夕食は
ご飯とお味噌汁が食べ放題
食堂からの眺めも素晴らしい❗️
いつまで見ていても飽きる事のない風景
涸沢カールに夜の帳が降りてきて
影絵の世界へ
左から前穂高岳、奥穂高岳
涸沢岳、涸沢槍、北穂高
この後満天の星空も見れたけど
流石にiPhoneでは撮れなかった
明日はあの灯りの1つになるんやなぁ
10人だったので個室をもらえた自由人たち
あんまり早く寝たら
変な時間に起きそうなので
20時半まで頑張ってから
おやすみした自由人たちでした。
z.z.z.z〜
Posted at 2022/09/21 08:54:36 | |
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