バッチョク回避ギボシ端子付きヒューズホルダー自作

https://minkara.carview.co.jp/userid/2669446/blog/44687439/

電圧計の取付方法で気になっていた
「バッチョク」
バッテリーから直接電源を取ることを言うようだが、この配線がなにかに挟まれたりこすれたりして、車体などのアース部に触れると大電流が流れ、発熱発火する恐れがある。バイクの場合は特にタンク下を通すことが多いので、致命的だ。

自分の車体の前所有者が取り付けてくれた配線を確認してみると、バッチョクで電源を取っているのが3本あった。一つは電圧計。上記回路図通りにバッテリーの電圧を測るためのセンサー用配線が直接つないであった。バッテリーの電圧を知りたいなら必要だが、ACC電圧とほぼ変わらないはずだ。おそらく０.1Ｖ以下で、電圧計の誤差精度以下だろう。

もう一つは、グリップヒーター。
わりと大電流が流れるので、リレーを介してバッテリーから直接電源を取るように指定があると思うが、その通りリレーまでの配線がバッテリーに直接つながっている。写真の赤い細い線は電圧計用。余った分を束ねて固定してあるが、これが擦れてボディータッチしたら火花が出る。

もう１本はバイクのバッテリーを充電するための引き出しコードで、これはヒューズボックスが付いていた。

そこで、道具箱を探したらヒューズホルダー付配線が3本見つかったが、どれもコードが細く、５Ａくらいしか流せそうにないし、接続コードが割と長く、バッテリーからヒューズまでのコードが気になる。
ヒューズボックスから取り出すための配線だが、平型ヒューズを使っているのは２０年以上前の車だろう。これらのパーツも１９８８年製のＢＭＷのＫ１００ＲＳやその前に乗っていたFZR1000で使用していたもの。どちらもヒューズボックスから線を出すのに苦労した記憶がある。

結局、なるべくバッテリーからヒューズのコードを短く太くしようとして、思いついたのが、ヒューズホルダーに直接ギボシ端子を付けること。これならバッテリーからヒューズが最短にできる。

エーモンかデイトナで作って販売してくれないかな？
全長が長いので、平型ヒューズホルダーにギボシ端子付きがあるといい。

電圧計、時計、気温が測れるmini3

https://minkara.carview.co.jp/userid/2669446/car/2761723/10903531/parts.aspx

のバックアップ用にバッチョクの電源が必要なので、これをグリップヒータの電源と一緒にしてヒューズのギボシ端子差し込む。

ウインカーリレーとグリップヒーターが固定してあったタイラップ（インシュロック）を緩め、固定バッテリーからのコードもいっしょに固定した。
これで一安心だ。

電圧計だけならＡＣＣから取ればいいけれど、時計のバックアップはＡＣＣから取るとエンジンを切るたびに0時00分に戻ってしまう。ボタン電池でバックアップできるとバッテリー上がりの心配がなく一番いいが、そうでないので、バックアップに5㎜Aくらいはしょうがないか。