リモコンキー長押しでミラーを格納するようにしてみた^^;
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前車のパサートではキーロックに連動してドアミラーが自動格納・展開する機能がありましたが、シャランにはその機能がナシ。
ロックしてあるかどうかがぱっと見で判りにくいので、リモコンキー長押し(2秒ほど)でミラーが格納される、というコーディングもどきをしました。
2
使用したのはおなじみ「OBD eleven」。今となっては旧型になった第一世代機です。
この白いドングルを運転席下奥のOBDポート(写真黄丸で囲んだピンクのコネクター部)に接続して、アプリをインストールしたスマホから操作を行います。
※第一世代機はAndroind端末でしか操作できませんが、最新の第二世代機ではiPhoneにも対応しています。
OBDelevenとはなんぞや? と思われる方は日本の代理店サイトをのぞいてみてくださいまし。
https://obdeleven-japan.com 3
ドングルを車両に接続してスマホのアプリを立ち上げると左端の画面が現れます。
真ん中の「接続する」ボタンをタップするとドングルと通信を開始し、接続が完了すると中央の状態に変わります。
「スキャン」すると車両状態を解析してくれるのですが、今回はパスして右下の水色メニューボタンをタップします。
そうすると「コントロールユニット」画面(右端の画面)に切り替わります。
色々と弄ることができそうなカテゴリーがありますね^_^
4
この画面を下にスクロールしていくと「運転席ドアエレクトロニクス」という項目(番号42)がありますので選択します。
サブメニューが現れますので(中央の画面)、「Long coding」を選択。
英数字が並ぶ画面が現れますが、
上部ヘッダーの「Byte」ナンバーを選び、次にその下に羅列される「Bit」ナンバーを選んでチェックを入れる仕組みです。
今回はByte「04」のbit「6」にチェックを入れます。
チェックを入れた後は緑丸の実行ボタンを長押して「OK」が表示されたらOK。
これで運転席側のミラー設定は完了です。
5
次に助手席側も設定。
「コントロールユニット」メニューまで戻り、「助手席ドアエレクトロニクス(番号62)」を選んで、運転席側と同様の操作を行います。
「Long coding」→「Byte04 / Bit6をチェック」→「実行」です。
6
これで施錠時にリモコンキーを長押しするとドアミラーを格納することができます。
とはいってもフツーはドアノブを握って施錠するのですが、ドアノブを長く握ってもドアミラーはウンともスンともいいません。上記のコーディングではドアノブ施錠には対応していないようなのです。
なのでわざわざリモコンキーを取り出してボタンを長押ししなければならないという、便利なようでビミョーに不便に感じる機能なのでした。
7
実はもっと簡単な方法でこの機能を使うことができます。
初期画面(左端の画面)の左上のメニューから「車両一覧」を選び、登録している車両からOBDelevenを接続している車両を選びます。
過去に所有したパサート3台と現在のシャランで計4台が表示されていますが、もちろんシャランを選択。
※通常はマイカーの一台しか登録されていないと思いますが、"オビイレ"マイスターともなると、慈善コーディングのために接続した何十台もの車両がここに並んでいたりします。
オビイレ師匠であるaku-kanさんの端末には確か優に100台以上の車両が登録されていたハズ…
8
車両を選ぶとサブメニューが表示されますので、「ワンクリックコーディングメニュー」を選択。
3つしかない(!!)メニューの中に「ドアミラーの格納」がありますので、こちらを選びます。
デフォルトではプルダウンメニューが「オフ」になっているので、これを「オン」にして緑の実行ボタンを長押しするだけです。
仕組みはよくわからないけど簡単に設定したい、という方はこの(3つしかない^^;)ワンクリックコーディングを使ってみても良いと思います。
コーディングツールとして長らくVCDSが使用されてきましたが、この OBD eleven はポピュラーな機能だけを気軽に使いたい、という方に適したツールといえると思います。
ドングルとアプリで1万せずにVCDSと同様のコーディングが(多分)できるのも魅力的です。
偉大な先人たちがVCDSを使ってコーディングして残してくれた整備手帳を生かして、OBDelvenでのコーディングにフィードバックしてみようと思います^^
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