油温計 & 強化オイルポンプの取り付けに挑戦!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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夏前にオイルクーラーを取り付ける予定なので、油温のビフォーアフターを確認するために油温計を取り付けました。
オイル注入口に取り付けるアナログタイプのものにしようか迷いましたが、見やすそうなデジタル表示の油温計にしました。
選んだのはデイトナのコンパクトな油温/水温計です。
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油温センサーのボルト部分に止水テープを3回転ほど巻いて、
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ドレンボルトを外して(別売りの)フィッティングを取り付け、センサーを締め込みました。
トルクレンチを使うためにクローフットレンチを注文したのですが、作業時に届かなかったのでとりあえず締めておいて、後ほど適正トルクで締め直そうと思います。
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油温センサー配線には遮熱と保護のためコルゲートチューブを巻き、クランクケース後方、リアブレーキ側に逃してトップカバー側まで引き回しておきます。
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横から見るとこんな感じに。
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これは付属している電源に接続する配線。電源を取る位置にあわせて余分な配線はカットしました。
電源取り出しはD-UNITからなので、配線の先端にギボシのオスメス端子を取り付けています。(デフォルト状態ではプラス線(白)は切りっぱなし、GND線(黒)にはクワ型端子が付いています)
勿体無いけどCT125のメインパイプカバー内は狭いので、配線の長さを最適化しておかないと後々大変になります^^;
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引き回してきた油温センサー配線と、液晶表示部からの配線をそれぞれ接続して配線は完了。
配線作業そのものは難しくありませんが、あらかじめアンダーカバーやステップを外しておいた方が捗ります。(ステップなどを外す方が面倒ですけれど^^;)
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液晶表示部の設置位置はハンドルバーのセンターに手持ちのクランプとステーを使って固定することに。
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このペラペラな板ステーを、90度に曲げて台座にします。
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設置完了。
液晶表示部がコンパクトなのは良いのですが、狭いベゼル内に製品名・ブランド名・メーカー名すべてを入れ込んでいるのはちょっと欲張りすぎじゃないかと^^;
後でカッティングシートを貼って隠そうと思います。
油温はアイドリング20分後のものです。(始動時は24°Cくらい)
今日は走行しないのですが、後日1時間ほどの走行後にどれくらいまで上がるものなのか確認するのが楽しみです。
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油温センサー取り付け時にオイルは抜いていたので、クランクケースカバーを取り外します。
10箇所のボルト(8mm)を外して手前に引くだけで外れますが、そっと丁寧に外さないと左側のナントカプレートとかが外れてきます。
つーかほぼ高確率で外れるし、付け直せば済む話なのであまり神経質になる必要はないかも。
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オイルボンプに2つのノックピンがついていますが(黄色丸箇所)、クランクケースカバーを外す時にカバー側に付いてくることがあります。
今回外した時は下側のピンがカバー側に付いてきたので、外して取っておきます。
※このノックピンとガスケットは後ほど交換するSP武川のポンプに付け替えます。
オイルポンプはピンク丸の3箇所のボルト(10mm)で止まっているだけなので、外して手前に引き抜きます。
ポンプ手前に遠心クラッチが鎮座しているので、厚みのあるソケットは入りませんが、メガネレンチは使えます。
(つまり装着時にはトルクレンチが使えないと思います)
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純正ポンプを外したところ。
クランクケース側に2箇所のノックピンが刺さっていますが、ポンプを外す時にポンプ側に付いてくることもあるので、その時は外してクランクケース側に戻しておきます。
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外したポンプ裏のスプロケット。
1年経過してのオイル焼けなのか、茶色っぽく変色しています。(それとも元々こんな色してるのかしら?)
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外した純正ポンプと、交換する強化ポンプの比較。
ポンプ部(トロコイドポンプというものだと学習しました)の厚みが違います。
強化ポンプにはリリーフバルブが付いているのでその突起も見えます。
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純正ポンプのノックピンとガスケットB(黒いワッシャのようなもの)2つを、交換するポンプに移設します。
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こんな感じになります。(わざわざ見せるほどのものでもありませんが…)
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取り付けには強化ポンプに付属の六角穴付きフランジボルトを使用します。
遠心クラッチがついたままでは六角ソケットも入らないので、L字六角レンチで手締めしました。スタビータイプの短いL字レンチがあると捗ると思います。
ポンプ裏のスプロケットがきちんとクランクケース側のスプロケットと噛み合っているかを確認して取り付けますが、そもそも噛み合ってなければポンプをはめ込めないので、ここもあまり神経質にならずとも良さそう。
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クランクケースカバーを戻す前に、ドレンボルト直上にセットされてあるフィルターも綺麗にしておきました。
あとはガスケットを新品に交換してカバーを戻してお終いです。
純正ガスケット品番 : 11394K1MT02
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