CSTEのナビを最新版(2017/2018版)にアップデートする合間に7.5Rを試乗しました。
昔、R32(Ⅴ)レカロには試乗しましたが4シリンダーになったRに乗るのは初めてです。以下、全可変項目をノーマルにセットした街乗りでの感想です。
【出足とシフトスケジュール】
CSTE対比で80K重くて圧縮比もCSTEより低いのに~なぜか~出足はRの完勝です(笑)。
シフトスケジュールは1速~2速のステップ比はCSTEと大差無しでしょう。割と1速で引っ張る感じで2速に繋ぎます。でもCSTEより明らかに出足が良い=Rの1速はローギアード化されているでしょうね。それとリアからの押し出し感も出足感の良さに奏功していると思います。
もしかすると、CSTEと50キロ巡行時の変速によるトルク感に差はないことから、スタート時にスロットル早開きをロムで施しているかもしれません。
2速~6速はかなりクロスしています。CSTEの5速がRの6速相当ですね。エンジンピックアップはCSTEと同レベルかと思います。
【ハンドリングとブレーキ】
これは好みでは無いかな~><ステアリングを回す感じが妙にネバっこいです。アシストが足りないのではなく舵角を当てると妙にネバ~っていう感じで「すっきり感・キレ」がありません。18インチだからでしょうか?前軸重の差かな~とも考えましたがCSTEの900Kに対しR前期型が910K(後期型データは見つかりませんでした)と大差無いので、タイヤメイクによる差かもしれません。それと私のCSTEに装着するCPMのステージ2もフィーリングの差に関係しているでしょう。ちなみに試乗車はいつものポテンザS001でした(CSTEは19インチのピレリPゼロ)。
ボディ剛性はAWD化によるリアクスル強化もあって十分、ボディシェルのしっかり感も流石ですが、CPMフルセットの私のCSTE対比でフロア剛性が緩いかな~。それ故、段差通過時にダンパー収束にキレがありません(ブルっとオツリをもらっちゃう感じ→それ故、私はCPMで対処しました)。リアアクスルから押される感覚はAWDの特権で、この感覚は大好きです!
ブレーキは初期制動がCSTE対比で強く街乗りだけでもグッと効く感触がgoodです。ブレーキシステムとパッドはCSTEと同じ筈ですので、ブースターによる制動力の前後配分が違うのかも知れないですね。
【ステアの革~】
素晴らしい手触りですネ~ナッパレザーでしょうか?手にしっとり~ぴた~っと吸い付く感じでCSTEのアルカンターラより好感触です。
【キレ目のライトハウジング】
ピアノブラック装飾と相まってクールハンサムですネ~^^
【新型ディスカバープロと液晶メーター】
画面が大きいのはイイんですが如何せん入力し辛いです><特に住所入力は手間暇かかり過ぎです。ボタンスイッチは全て廃止されスクリーンへの直接タッチですがレスポンスは問題ありません。指紋が気になるな~(笑)目からの距離が近すぎる・角度が立ち過ぎていると言われる液晶メータですが私には然程気になりませんでした。
【トリムライン】
CSTEのハニカム40とは別ものでした。やっぱり日が当たると透ける感じです。
【シート】
座面と背面センターにパンチング処理がされているレザーですので体が滑りません。スタンダードGTI同様に十分なホールド感です。パワーシートは試乗中の微妙なポジション調整に重宝します^^
【マフラー音と冷却ファン音とアイスト】
エンジン始動時のブリッピング音はgoodなんですが、評判どおり終始ボーボー言うのはちょっとツライかな~(笑)。音量は然程大きくないのですが疲れているとしんどそうな「音圧」です。それと返却時に、CSTEでは聞いたことの無い?エンジン冷却ファンの音が気になりました。熱量がかなり大きいのかな?!
気温25度くらい~エアコン目盛り「1」で窓を開けて試乗しましたが信号待ちでは必ずアイストが機能しましたネ。同条件でCSTEは機能しません。=割とRはエコ志向?!
【結論~】
RとGTIシリーズは別ものですネ。
初めて乗って良く解りました。多分、高速右側車線で街乗り同様にリラックスして運転できるのはRでしょう。それとサーキットレベルの走りならAWDのメリットが大きい筈です。以上、街乗りだけに限定したコメントです。Rオーナーの皆さま、お気に障りましたら何卒ご容赦ください。
短い時間でしたが7速のギアリングと出だしの低速トルク(特に1,500回転くらいからの~)による押し出し感は「かなり羨ましく」感じました。
edition45で両方が実装されることを期待していますヨ!
Posted at 2017/06/12 13:25:00 | |
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