この記事は、
今年も開催されていた"村祭り" について書いています。
NorthStarさんへのトラックバックです。
初めて行ったので御無礼が有れば御指導下さい。
皆さんcotyには御興味が有りますか?
メーカーと審査委員の評論家大先生様方の間の関係が俗に言う「ずぶずぶの関係」でかなり車自体の評価が不透明になって来たそうです。
今年受賞したFIT自体は大変良い車と思いますので、車には罪は有りません。
ノミネートを受けた全ての車は素晴らしいと思いますが、COTYを勝ち取りたいが為どうしても日本の村社会では、防衛省を御手本とした合法的「接待される王」「接待する王」が沢山出てきます。
純粋な性能勝負で決めてくだされば、COTY=大人気車種と言う方程式が成り立つでしょう。
たまたまCOTY/FITは大人気ですから実力が伴っています。
中にはちゃんと評価を下されておられる先生方も多く居られるでしょう。
やはり評価がグレーに感じます。
接待王が多く排出されるのは、やはり夜型の社会構成だからでしょうか。
欧米では打ち合わせは早朝の朝の勉強会か昼のビジネスランチ。
夜は家庭に帰る方が殆どの為、夜間の打ち合わせは少ないそうです。
有っても各御家庭でのホームパーテイや友人同士での食事会でしょう。
と言う事は相当に家族ぐるみでの御付き合いに成りますから、接待云々のレベルでは無いでしょう。
私自身も勉強会の継いでの食事会以外はなるべく夜の会合には参加しないで、昼休みの会合や勉強会にしたいと思っておりますが、中々相手先がきつい様です。
アルコールが入るとどうしても冷静な判断が出来ず失敗するのに、相手様はこちらの失敗を望んでいる位、夜の会合を求めます。
故に会合では禁酒にしました。・・車で行けば済みます!!
cotyばかりでは有りません。
車社会全体の問題です。
プロの参加されるレースはそれはそれで絶妙なバランスが取れていますので宜しいでしょう。
それに私には関係ない世界ですし。
クラシック・ヒストリック・カー・レースは発祥の地欧米では、基本は「アマチァDRや元プロDR」が主体のレースです。
現役プロDRも乗られますがあくまでエキシビジョン又はデモランが多いです。
しかし日本では、悲しいかなその辺がグレーになっています。
本来はご参加されるアマチァDRの走りを裏方でサポート御手伝いされるのが「プロ/ショップやプロDR」でしょう。
勿論充分御理解され実際そうされている「プロ/ショップや元&現役プロDRやマスコミDR」も多く居られますから、全てがグレーばかりではありません。
ただ公認レースでもルールが世界的次元で見てもまちまちで一定では有りません。
まして非公認競技では当然のことまちまち度が激化します。
そして新旧含め、国際ルールの拡大解釈/ローカル・ルールの採用・・・・。
来日していた「欧州人/国際オフイシャル」に呆れられて「日本のローカルルールだから仕方が無い」と言われては、ガソリンが無いとかコース舗装が変と言う「韓国でテスト開催されたS耐」以下でしょう。
あくまで韓国でのトラブルは「環境によるハード」が原因であり、国内の国際レースのトラブルは「人間によるソフト」が原因です。
観客の送迎環境や観客席環境・・充分に予想が付いたはずです。
勝つ為にはルールを破ってでも何でもする・・・・・これでは野蛮人のする事です。
勝つ為にルールの盲点を貪欲に突く事は許されます。
正々堂々とルールを守って、開催イベントを盛り上げイベント継続して頂く。
ルールを捻じ曲げて拡大解釈する位ならば、ルール自体を変えてしまえば許されるのです。
主催者が堂々と「どんなに我侭なルールであろうと、こう言う風にルールを変えました」と宣言すれば許されのです。
そして主催者に正々堂々意見を申し上げ意見を戦い合わせれば宜しいのです。
決められたルールに賛同出来なければ、参加しなければ良いのです。
参加するならば主催者の決めたルールには従うべきでしょう。
グレーゾーンが多すぎるから、説明を受けても、中々理解出来ないのです。
余りにこう言うグレーゾーンが継続しては、レース先進国の欧州の白人に「日本人は未だにバーバリアン」と言われかねません。
「四輪モータースポーツ」が「純スポーツ業界」からも範疇に入れられていないのと同じです。(二輪は範疇に入れられています。)
そろそろちゃんと相手にしてもらえる様に頑張りましょうよ。
本来の趣旨を解されていないようで寂しいです。
若い方々が車趣味を持たないのも当たり前です。
車も「何が何でも全長4.8M以下の7人乗り」「2L/9000回転」「ニュルオールドコースや筑波2000のタイムアタッカー」「2000万円以上クラス高級GT」ばかり持てはやされます。
レースもCOTYも含めた「車村/現在の車社会」が余りに「民意/現実離れ」してしまい、分かり辛くピンと来ないのでしょう。
白けて購入意欲も参加意欲も無くなるのです。
評論家大先生方の評価は、諸事情御有りでしょうけれども、複雑過ぎて分かりにくいのです。
価格が安く壊れにくい丈夫で高燃費な「総合的高性能車」で充分なのです。
動力性能が幾ら良くても、どんなに素晴らしいデザインでも、どんなに高級感が有っても、どんなに製造会社に歴史が有っても、安全性やシート性能が良くても、高燃費/低排ガスでなければ、対環境問題上現社会では論外/認められません。
そして「初代MAZDAロードスター」「新旧FIT」「現行プリウス」の様に「乗ると自分が楽しくなる車」「自分が本当に便利と思える車」「自分が運転しやすい車」「エコ隠れなスポーツセダン」に人気が出るのです。
運転制御出来る又は出来そうな範囲の性能の車でしょう。
軽くてタイヤ依存性の少ない「物理の法則」に合致する車です。
GTR、レクサスGT、アキュラGTなどもこれからも国産車でも超高性能車がどんどん発売に成りますが、時代に少し以上のズレを感じます。
TYのみはHVを100万台販売した実績の基の余暇ですから受け入れられます。
本来これから発売するならば、超軽量化されたEVやHVやディーゼルターボのスーパースポーツでしょう。
どこかの新規参入のスーパースポーツの開発者曰く「当車は世界で一番タイヤ依存性が高く、その為に世界最高性能を維持出来ます」と声高々に説明されていましたが、「永久に磨耗硬化しないタイヤが販売された事」を知らない「無知な私」に取っては、空いた口が閉まりません。
先日某ベテラン自動車評論家先生と御話させていただきましたが
「最近出てきたスーパースポーツは皆概して重過ぎる。資源環境を考えると60年代風の超軽量/低公害エンジン搭載車が時代に相応しい。」と仰せでした。
超軽量/低公害エンジン搭載車がどんどん販売されるのを期待して、
今の「車村」ではなく、もっと理解されやすい素敵な「車社会」に進む又は戻る事を望みます。
NorthStarさんの仰る事は御もっともと存じます。
J拝