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9107Fの"弁天丸" [スバル レガシィB4]

整備手帳

作業日:2023年1月21日

ディマースイッチにAUTO追加

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
後付け社外のオートライトユニットを使っています。

電源管理は自作のディマースイッチを用いて、オートライトと任意のライトを一操作で切り替えるようにしていました。

これは当初、車両入れ替えも視野に入れていたためで、他の電装品の電源管理・操作も低予算の自作スイッチユニットで対応させていました。
あわよくば車両入れ替え後も使おうと考えていましたが、レガシィ沼にハマってしまったのは想定外でした。
抜け出せず苦しむこと4年、純正回帰に惚れ込むのも悪くないと思い
このたびウィンカーレバーにAUTOが追加となりました。

ありえない装備が純正ヅラで溶け込んでるフェチとしては大満足です。
構想から3年近くかかりました。
後期車で成功した先輩はいたものの、前期でやっている人が見つからず適合確認に時間がかかった感じです。
2
手に入れたのは写真上、クロスオーバー7(YAM)の
「スイツチ アセンブリ コンビネーシヨン ターン デイマ エクシーガ5ドアワゴン」です。
中古だとYAMの他にYA5(エクシーガ)とかも見ます
下はステアリングロールコネクタについてきたBL前期の中古スイッチ。

YAMのスイッチはパドルシフト入れて中古で3200円くらい
多分比較的安く手に入ったんですが、AUTOはあるもののフォグなしでした。

2016年式ということでグレードは不明ですが、WEB版グーカタログによれば全グレードフォグライト装備が無いことから、恐らくDRL義務化に伴う変更と思われます。

今回の作業にはツマミの多段化とオート信号線の引き込みなので、一応これでもギミック的にはなんとかなります。

83115YC010 フォグなしAUTO
83115YC000 フォグありAUTO
3
ステアリング追従のレバー戻りトリガーは、写真を見た限りではYAM(下)はBL後期と同じっぽい。

フォグありエクシーガでもリアフォグ付きスイッチはYAには無いようです。
(スイッチユニットのコネクタは共通かつ、ピンアサインは、オートライトとリアフォグが同じピンに割り当てられている)

逆にリアフォグなしのBL後期車なら配線加工のみでスイッチポン付けが出来そうですね。

なお、ディマースイッチはステアリングのトリガーを打ち変えれば前期後期流用可能みたいです。
今回流用可能と判断したポイントでした。

(ちなみに本件を調べてて知ったんですが、16アリストでレガシィのディマースイッチ流用が認知されているとか…)
4
リアフォグあり前期なので、何もかも諦めて分解加工に入ります。

先端のキャップを細いマイナスで抉り、少しずつ捲ります。
5
確実に内側の爪が割れますが、片方生き残っていれば戻せるので一応OKです。
6
ツマミのロックは極細のマイナス2本で出来ます。
白いシャフトの奥内側にハマっている黒い爪を同時に外側に出すと、ツマミがフリーになります。
手が2本しかないことを悔やむ瞬間です。。

一番細いマイナスで斜めに差して爪を外側に追い出した後、少し大きいマイナスで戻るのを抑えてました。
7
ツマミ自体は印刷含め形状は同じで、ツマミが多段になっているか否かです。

以降、BLのレバー本体とYAMのツマミを使用します。
8
BL5 レバー側のターミナルとピンアサインです。

左 レバーつまみ側ターミナル
画像では左上の空白のターミナルがオートライト用です。
BLでは使用していませんが、つまみのノッチが4段(AUTO仕様)なら使用可能です。

右 コネクタ側
BLのリアフォグとYAのオートライトは共通のピンに割り当てられていました。(13番)
BLならリアフォグのスイッチに、YAならオートライトのスイッチに接続されています。

純正のコネクタの空きにピン端子を増結して、オートライトのスイッチを接続
…はスイッチをばらす必要があり結構面倒くさいと思います
(未検証だが3~5なら行けるかも)
9
コネクタのピンアサインです。
左上から1~8、下の段左から9~17

1 ヘッドランプリレー(GND導通でヘッドライト点灯)
2 ハイビーム(ハロゲンランプ直結可)
3
4
5
6 ターンLH
7 ターンGND
8 ターンRH

9 ヘッドランプGND
10 ロービーム(ハイビームではない判定?)
11 
12 フォグ
13 リアフォグ(YAだとオートライト)
14 ヘッドライト
15 ポジション
16 フォグ/リアフォグGND
17

使っていないピンもありますが、スイッチ側でつながっている場合もあります。
少なくとも、11番は9番(GND)とどうやっても導通が取れました。

ハロゲンランプの電流がそのまま流れるということは、ハイビーム点灯中はステアリング根元に10Aくらい来ているってことですね。

ちなみに
自分の持っているサービスマニュアルだと、フォグスイッチの導通確認は12と9が1Ω以下になっているんですが、実際のスイッチは12と16の導通が取れます。
あまり関係ないですが…。
10
根元側のケーブルをレバー先端に送り込むと、ツマミの嵌合せ相手のターミナルが浮いてきます。

2センチほど浮いた状態で赤白黄色のケーブルの上に新しいケーブルを押し込んでいきます。
オートライトの信号線です。

今回はたまたま丁度良いピンクがあったのでそれにしました。
被覆込みで1.5mm径がベストだと思います。
11
通したケーブルはターミナルの空きにハンダつけします。

ケーブル長さは80cm用意したが、もう少し短くても良いかも
12
薄く盛って、蓋が閉まるようになんとか半田付けします。
13
根元側は青い束を先にスイッチに巻きます。
オート信号は後から隙間に紛れ込ませます。
そうしないとカバーが閉まらないんです。
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無事AUTOがスイッチに組み込まれました。
AUTOの状態にするとAUTO信号線がアースと導通します。

スイッチの仕様上必ずアースと導通になるので、ユニットの電源管理にリレーを噛ませることになるかと思います。
(ユニットのアース側にこのスイッチを繋いでも恐らく動作しますが、あまり好きではない)
15
スイッチをオートライトユニットの電源管理とした場合ユニットが起動するまでスイッチONから2秒ほどタイムラグがあります。

これを回避するために、オートライトユニットはIGN ONで常時動作させ
2回路リレーでオートライト側のロービームとポジションの信号線をON/OFFさせます。
結局リレー噛ませるなら、多少電気を食ってもその方が運行上は安全かと思います。

ざっくりですが回路図はこんな感じです
16
リレーは前回でもお馴染みの941H-2C-12Dです。
DC12V用の2回路c接点リレーです。
接点は2A30V定格。
ライト本体の点灯は難しいですが、ライトの信号ならば十分かと。

秋月で2023年1月現在、150円だそうです。
車体は大体14.1Vですが、自作ディマーユニットでは3年半壊れることはありませんでした。
一応リレー1個しかありませんが適当な箱に入れておきます、閉まってませんが。
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スイッチ換装します。
(といっても交換後も前期BLのスイッチなんですが)
コラムを上下外せばそこまで交換は難しくはなかったです。
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完成しました。
AUTOの印刷がないのと、ロービームの印刷も消えかけています。
ついでなのでなんとかします。

※個人的にはちゃんと機能が働けばいいので、消えている印刷はシールにしますが
「AUTO」を純正シルク印刷で行きたければ、83115YC000を買うしかないです。
(スイッチニコイチによる配線取り回しがちょっと大変かも)
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レーザープリンタで適当にアイコンを印刷しました。
アイコンは「ホンダe」の取説ウェブサイトにあったものを勝手に使いましたw

エクセルの方眼紙で実寸は初めて使いました。便利ですねこれ。。
裁断面を黒マジックで塗って、ナイスタック(両面テープ)で貼り付けです。

思っていたより悪く無い出来(1枚目)でしたが、あとは耐久性ですね
10回は交換できます!

インクジェットは正直イマイチでした…
20
※写真は撤去前のオートライトユニット

自作オートライトスイッチを撤去して今回一本化してみた感想ですが、
まずデメリットとしてスイッチが並列ではなくなったため、自由度は減った気がします。

・ウィンカーレバー側でポジションに固定しておいて、自作スイッチでオートライトにしておくことで、ロービームとポジションの行き来が出来なくなった
・オートからロービームに切り替える際に一瞬消灯する(ウィンカーレバーを使えば消灯させずに切り替えできた)

一方、メリットに感じる部分は

・部品点数は減ったので消費電力と不具合リスクは減った
・シンプルで所有者以外にも直感で操作できる(メカニックの方など)
・見た目は純正とほぼ変わらない

まあ車がシンプルな車なので、他もシンプルに行きたいところです。
自作スイッチをオートのまま入庫したことが何度かあるので、すいませんって感じでした。
これからはメカニックの方がなんとかしてくれるでしょう。。

自作のディマースイッチは、純正スイッチの配線に並列で割り込ませてました。
ボルボのコンソールに付いているロータリースイッチをヒントに作成し、便利に使っていましたが、初見ではまあ分かりづらいですよね。。

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