バッテリー小型化
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
はじめに。
容量が小さくなるので、真似される方は自己責任なのは勿論ですが、リスクは常に認識しておいてください。
最低限、オルタネータをリビルト品でも良いので更新しておいた方が良いかと思います。
---------.
納車整備で交換したバッテリー、やっと(?)3年経ったので交換してみます。
思えばこのバッテリーで北は山形西は大阪、石川に行ったなぁ。
最近は伊豆や本庄ばかりだったけれど、また遠出したいすね
2018.08.02〜2021.10.02
38408km〜85333km
2
2021.10.02
これまでのバッテリーは80D23Lというバッテリーでした。
これはサイズこそ同じものの、取説によると3.0RのATに積むようなバッテリーでした。
推定14.3kgあります。
(体重計に乗せると13.0kgと出るけれども、体重計の故障で1割くらい減っているっぽい)
3
で、取説を見ると50D20Lというのが、寒冷仕様ではないBL5のMT用のバッテリーになります…。
が、なかなか流通していないのでそんなに安くない。
てか初めて聞いたよそんなバッテリー。
恐らく納車整備、そんなバッテリーがないからとりあえず隣のガソスタで買ったのでは。
ぶっちゃけ3年経ったものの、超大容量バッテリーが付いてて、これが全然衰える気配がない。
アイドリングストップもないし。
今回バッテリーチェッカー買ってみたけど、外す80D23Lはまだまだ全然使えそうだった。
SOH(健康度)82%
SOC(充電率)98%
電圧12.64V
始動性能485A
4
50D20Lは
始動性能:310A
5時間率容量:40Ah
だそうです。
今回ついでなので軽量化します。
RAグレードなどでよくあるBサイズに換装します。
じゃなきゃもうバッテリー変える意味があんまり無いし。。
60B19Lを体重計に乗せると、5kgは軽くなってます。
60B19Lだと
始動性能:410A
5時間率容量:36Ah
でした。
CCAは100大きい。
今までの巨大バッテリーよりは落ちますが、それでも純正よりもゆとりがあります。
寒冷仕様のBL5MTでも55D23LなのでCCAは320Aと、これも超えています。
容量は1割引きですね
電装品といってもディスプレイオーディオ、あとはオートライトやドラレコ程度で
シートヒーターなどの電気を食う快適装備もないので、これでも賄えるかと。
(あんまり真面目に計算はしてませんが)
ちなみに今まで積んでいた80D23Lは
始動性能:500A
5時間率容量:52Ah
です。
こんなの余裕で5年持ちますね。
容量1.5倍。
2ヶ月放置でエンジンかけられなくなるのが3ヶ月に伸びるなら、そういう選択肢もアリなんだと思います。
自分はどんなに少なくても週1回は乗るので軽量化の方がメリットがありますが…。
5
サイズダウンにあたり、部材がいくつか要ります。
といっても、寒冷地でもないので本当に要るのは端子変換とステーくらいかな?
一応Dサイズバッテリーに戻す可能性がある前提で動いてる感じです。
電極端子変換(必須) 古河電池 B-001 1個
ステー(ちゃんと固定するにはあったほうが良い) 82182AG010 1個
トレー(使い回しでもOK、古いけど) 82122AG001 1個
保護カバー(寒冷仕様じゃなきゃ無くてもOK) 82123SA010 1個
です。
バッテリーの電極に変換の端子挟むのって正直どうなの?とも思いましたが
他車流用でなんとかするより安いというのと
万が一Dバッテリーに戻す時に面倒が増えるので
変換することにしました。
6
今更ですが、銘柄はBOSCHにしました。
タイムセールで安かったんです。
カオス信者でもないのでこの辺は適当です。
7
ちゃんとSOHが100%なので、この怪しげな機械も大丈夫そうです。
健康度はともかく、既に2年落ちの80D23Lに負けている。。
8
外して詰め替えて付けておしまい。
また例によってECUリセットやら、オーディオの初期設定やらありましたが…
フロントオーバーハングで5kg軽量化はなかなかすごいです。
びっくりするくらい素直に曲がれるようになりました。
まあ、もう慣れちゃったから分からなくなってきたんですけどね…。
バッテリーが上がったりの不具合もないので、とりあえず成功と言えそうです。
2022.04.09追記
とりあえず越冬し、桜咲く季節となりましたが
冬季の間、エンジン始動しにくさは前よりも感じましたね
(かからないことは無かったですが)
2/5朝、かかりにくい始動前でSOHが86%。
春になり4/9始動前(前日2日間はちょい乗りエアコン)でSOH90%ながら充電してくださいとのこと。
その日100km高速を走って95%まで回復。充電良好へ。
バッテリーを変えるのに、テスターはある程度目安になりますが
SOHは気温や直近の運転状況も加味する必要あり。
9
2023.02.16
2回目の冬、雪解けの那須へワンチャンとドライブ。
前日の充電状態。
まあクランキングは出来そうだがまあまあ弱い印象。。
走る分には特に問題ないのだけれど、今冬からエンジン始動直後ETCが再起動しまくる。
恐らくバッテリーの充電にオルタネータの電力を取られて、一時的に給電が疎かになるが
しばらく走っているとバッテリーが充電されて、通常状態に戻るのでは?と想像。
10
2023.02.19
高速で往復400km超、帰ってきた状態。
SOH(健康度)が89%回復してますw
街乗りオンリーだと冬場は厳しいかもですが、2年目の越冬もなんとかなりそうです。
11
2023.04.15追記
ETCが再起動しまくる不具合は気温が上がったら解消しました。
たまにオーディオも瞬間的に落ちて再起動していたので、明らかに電圧不足です。
クランキングは問題ないのだけれど、その後の充電と電力消費のバランスが悪いのかも。
オルタネータパワーアップでなんとかなる問題な気もするけど、それならバッテリーを買い換えた方が安上がりかもしれません。
自分はその程度なら別に放置しとけば良いか…という印象。
80D23の頃は3年間全くノントラブルで、温暖な太平洋側ですらこの状況。
背景としてコロナ騒ぎで遠乗りの機会が減り、ちょい乗りのスーパーに買い出しの頻度が増えたことがあります。
(スーパー自体は多いので、ドライブ好きとしては色々なスーパーに迂回ルートで遠回りしていましたが)
寒冷地だともっと消耗が激しいと思われるので、バッテリーの寿命なども勘案して比較すると大きいバッテリーにコストは負けるかもしれません
買い出しに行く時もエンジンぶん回せて(充電ができて)、かつ温暖な太平洋側郊外地区なら小型化はメリットが多い…かも?
(そんな人が果たしてスバル四駆買うかな)
12
2023.12.01追記
今年も寒くなってきました
1週間放置した状態。
去年より明らかに数字が下がってますね
13
最近知ったんですが、クランキングのチェックもできます。
セルを変えたので始動速度は問題ないです
というか電流さえあれば8.7Vでも始動できるもんなんですね
14
80kmほどドライブした後でもこんな感じでした。
温暖な太平洋側ならなんとか2年は持つことが分かりました。
AmazonブラックフライデーでBOSCHバッテリーリピートです。
他に安いのがあればそっちに飛びつくんですが、なぜかBOSCHが一番安い
ここまで書いておいてなんですが、、
コスパで言えば最初に付いていた80D23Lを5年使い倒す方が断然良いですw
15
ちなみに翌日昼はこんな感じ、始動電圧は9.80Vでした。
SOHどころかAまで増えとるw
12.01 21時 8℃
12.02 12時 12℃
気温以上に日光でボンネット内の空気が温まったのも大きいかと
16
2023.12.16
111115km
気になったので、サクッと同じBOSCHの60B19Lへ入れ替え。
が、ETC再起動不具合は直りませんでした…。
ちなみに2021年10月は\4304、2023.12は\5045でした。地味ーに値上がりしとります。
多少へたってましたが、まだ使えましたね。
とはいえ今後も値上がりするから良い換え時だったと思っておく。
突然死するのかは知らん。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク