お仕事用のデータサーバーが逝ってしまったようで、この10日間程データ救出にもがいておりました (泣)
とは言っても小さな事務所なので、BUFFALO製のHDD1TB×2台仕様のリンクステーションを自分で適当に設定して使っておりました。
一応はHDD2台同時書き込みができるという安心のミラーリング(RAID1)仕様で、5年程前の導入だったでしょうか。
不幸は突然やってきました (泣)
先週の月曜の夜、サーバーへのアクセスが不能に。
以前も何度かありましたが、再起動で問題なくいけたので、今回も再起動すれば...
何度やっても赤のエラーランプが点滅。
このシリーズは、ランプの点滅の長さと回数でエラーコードが分かるらしく、どうやらエラーコードは30。
HDDの故障で交換が必要らしい。
ん?
データはどうなるの?
ミラーリングは2台のHDDに同じデータを同時に書き込むため、1台が逝ってしまっても問題ないと思ってましたが。
なので他にバックアップはとってまてん (泣)
とにかく、データを取り出さないとお仕事がぁ (・_・;
あの極秘データも (泣)
リンクステーションはLinuxOSベースのデータフォーマット。
ひとまずWindowsPCに繋げてみても、やはりRAW化してデータは読めません。
※慌ててK's電機で買ってきたUSB外付けHDDケース(3,500円程)を使用
異音もなくHDDとして認識はされるので、物理的ダメージの可能性は低いようです。
Windows上でLinuxOSのデータが読めるというフリーソフトを導入してみましたが、何の変化もなし。
Linuxしかないかぁ...
ド素人ですが (^^;;
2年程前、テレビ(東芝レグザ)の録画用外付HDDが認識されなくなった時、やはりLinuxOSのUbuntuを使ってお盆休みを潰して何日も格闘した記憶が蘇ります。
あの時は結局再フォーマットしましたが (笑)
最新版のUbuntuをDVDに焼いてもがいてはみましたが、google先生のように仮想ドライブが構築出来ず。
私の手には負えまてん。
次なるはデータ復旧ソフト頼り。
体験版でデータ読めたら有償製品版にアップグレードできるものなら安心かと。
有名どころを2種類程試してみましたが、データは読めるものの、フォルダ構造が復元されず、ファイル名が数字に置き換えられてリネームされ、おまけに過去に削除したデータも復元されて混在。
1つ1つ中身をチェック?
そんなの無理 (泣)
私にとって自力救出の最後の砦。
復旧専門業者が開発したリンクステーション専用?のデータ取り出しソフト。
しかも搭載HDDの台数別に専用ソフトがあり、ソフトによる復旧率も高い。
このソフトは体験版がない代わりに、復旧しない場合は、販売元に復旧作業を依頼し、そこからソフト購入代(1万ちょい)を値引きするというビジネスモデル。
何でも救出依頼が多過ぎて、たまらずソフトを作ったとか。
合わせてHDD2台用のお立ち台と、救出したデータを保存するためUSB外付けHDD(2TB)を購入(1万円程)。
いざ!
ドキドキしながらDVDブートで専用ソフト(LinuxOSベース)を起動。
お立ち台をUSB接続してスイッチON。
画面でRAID構成を選択して添付のパスワードを入力。
ひゃー \( ˆoˆ )/
1分も待たずして、フォルダ構造が元のまま見事に現れました ^_^
フォルダごとコピーするとエラーが出たり、フォルダを開こうとしたらエラーが出たり、その都度再起動が必要になり、全てのデータをコピーするのに何日間か作業が必要でした。
最終的に、フォルダが開けてもコピーできないフォルダが一部あり、データが壊れてしまっているようですが、それでも9割以上は救出して元通りに ^_^
一昨日ぐらいから、やっとこさ通常業務に戻れました。
今回の救出に2.5万程の出費こそありましたが、専門業者に依頼することを思えばです。
不幸中の幸いで、少なくとも新しいサーバー代くらいは余裕で節約できました。
今度からは今回買ったUSB外付けHDDにバックアップちゃんととります!
復旧ソフトがあるからとらなくていいかも...
懲りてない (笑)
Posted at 2018/06/08 01:38:15 | |
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