2017年10月01日
さきほど書いた僕なりのREブローの定義に当てはまった事例は、某有名人の息子さんが組んだエンジンだけが唯一の事例です。
100万単位の代金を支払って納車の日に水漏れ、油漏れ、各種液体混じりまくりの車両を納車されて本当に頭にきました。
そういう意味ではやはりデモカー以外のお客さん車両が良い実績をあげているような、まともなお店とお付き合いすることは非常に重要かもしれません。
そのあたりはクリアしているという前提で話を続けますと。
エンジンオイル、LLCはケチらずにマメに交換する。
プラグも我慢できる範囲でマメに交換。
パンパンいったり、ギクシャクしたりしだしたら即交換。
サーキット走行時は適切な熱値のものを新品交換。
プラグコードも早めに交換。
バッテリーは毎年走行シーズン前に交換。
クルマを止めてエンジンかけたまま車中で長時間会話などは厳禁。
サーキット走行、峠走行など全開走行後は慣らし運転(ラッピング)を実施。
全開走行時の水温は95℃位までに。油温は100℃くらいまでに。もし不安な水温、油温になってしまったら即クーリング。(具体的数値は仕様によって異なりますので車両製作チューナーに確認下さい)
街中で極端な低回転は使わない。レシプロよりも高めに回しでギクシャクしないような、変な振動が出ないように注意。
ギクシャクしたり違和感を感じた時は即アクセルオフ、即クラッチを切る。
サーキット走行時はガソリンに2ストオイルやRE用ミクスチャーオイルを必ず混合。さらにノッキング防止のためにオクタン価アップ剤も混合しリスクを軽減。
(銘柄はチューナーに確認下さい)
回転数の上限は7500回転位を基本として、オーバーレブは充分に注意する。
こんな程度の配慮をすれば、ちゃんとセッティングができている車両ならば、400~500PS程度のエンジンがそう簡単に不動になることはないと僕は思います。
Posted at 2017/10/01 23:16:46 | |
トラックバック(0) | 日記
2017年10月01日
僕の個人的考えですが、僕にとってREが壊れるというのは
次のような状態だと考えています。
新品の純正プラグ、新品のバッテリーに交換してもエンジン始動ができない。
水にエンジンオイルやガソリンが大量に混じる。
エンジンオイルに水やガソリンが大量に混じる。
アイドリングしない。しても極端に大きな振動が出る。
エンジンオイルや水がエンジン本体付近から漏れる。
おそらくこのような状態のエンジンはREの圧縮比測定装置でチェックしても良い数字はでないことでしょう。
シビアな考え方だと圧縮比が基準値以下は即オーバーホールという方もいるとは思いますが、各部屋の圧縮比がほぼ同じ値で、前後ローター差が無ければ、僕はそんなに騒ぐ必要もないと思うのです。
だって早めにオーバーホールしたところで手堅く確実にオーバーホールする人は各ハウジングもローターも新品を使うのでしょうから。
だからサーキット走行後のアペックスシール反りによる圧縮低下が発生しても、その後の慣らし運転(ラッピング)で調子が戻るうちは、そんなに神経質にならなくてもいいと僕は思っています。
でも、近い将来不動になってオーバーホールが必要になるかも?そんな覚悟は必要かもしれません(苦笑)
Posted at 2017/10/01 22:44:09 | |
トラックバック(0) | 日記
2017年10月01日
僕は昔乗っていた車でミッションを何機も壊しました。
今思うと壊れた理由は。
純正ミッションなのにパワーを上げすぎた。
ハイグリップなタイヤでツインプレートクラッチにしたので衝撃の逃げ場が無かった。
クラッチ、アクセルの操作がラフだった。
ツインプレートのメンテが不充分で反りによる切れ不良が発生していた。
こんなところだと思います。
もうミッション全損はこりごりなので、維持費が安い純正ミッションを使うのであれば。
パワーは400PS前後までで我慢。
クラッチはダンパー付きのシングル。
(少々滑る位でもいい)
切れ不良も注意、やっぱりシングル。
クラッチ、アクセルの操作はラフにせずゆっくり丁寧に。
(スパッとつながずうまく半クラッチを利用)
シンクロ泣きが出ない良いオイルを探す
こんなことに気をつければかなりモツ気がします。
500PSを軽く超える仕様には高くてもシーケンシャルミッションを選択したほうが安いように僕は感じます。
Posted at 2017/10/01 22:07:57 | |
トラックバック(0) | 日記