クラシックレンジ オイルパンガスケット打ち替え
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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2023/07/29
走行距離:165,500km
オイル交換のついでにオイルパンの液体ガスケットを打ち替えました。
実は2年ほど前からエンジン後方からのオイル漏れがあり、ベルハウジングのカバーの内側にも外側にもオイルが伝っているので、クランクリアシールまたはオイルパンどちらかからの漏れだと想定したのですが、クランクリアシールはミッション外しての交換になるため大変…
オイルパンの液体ガスケットは4年前の腰上OHの時に打ち替えていましたが、もしかしたら私の素人施工によるシール不良があったかも(笑)と思い、まずは比較的簡単に交換できるオイルパンからやってみました。
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まずはオイルを抜きます。
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オイルパンの周囲を止めているボルトを全部外します。サイズは対面幅1/2です。
ボルトを外せばパンが外れるはずなのですが、力をかけてもゴムハンマーで叩いても微動だにしない💦
エンジンブロックにガッチリと接着されちゃっています。
(素人施工でしたが、意外としっかりシールされているかも…)
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こんなこともあろうかと『オイルパンセパレーター』なる工具を準備してありました。
(実は4年前に買ったのですが、その時はあっけなくパンが外れたので使わずじまいでそのまま持っていたのでした)
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このオイルパンセパレーターをブロックとパンの間に叩き込んで、パンに沿って液ガスを切りながら動かしていくというものです。
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この工具によって無事パンが外れました❗️
やはり道具は大事ですね。
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ベルハウジングのカバーの表面に残るオイル漏れの跡です。
コレがオイルパンからなのか、クランクリアシールからなのか??
素人には判断できません。
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オイルパン外してエンジン内を下からみた図。
4年ぶりにクランクシャフトやコンロッドと対面しました😆
それにしてもエンジン内部、汚いなぁ。
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古いガスケットをスクレーパーで全部剥がして。
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パン側も剥がします。
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スクレーパーで剥がしにくい凹凸のあるところはワイヤーブラシを使うと簡単に剥がれます。
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ベルハウジングカバーも外しました。
裏側はオイルでベトベト。
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フライホイールは意外と綺麗でした。
もっと油とホコリでギトギトかと思っていたので、この時はクランクリアシールの漏れは無いかもと淡い期待が…
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オイルストーンでなるべく凹凸が無いように研磨します。
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シリンダーブロック側もオイルストーンで研磨します。
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パーツクリーナーで脱脂をして、液体ガスケットを塗布していきます。
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今回使用した液ガスは、信頼性重視でスリーボンドの1207Bを選びました。
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液ガスを塗布し終わったところです。
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シリンダーブロックの合わせ目には漏れ防止のため追加で塗ります。
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後端のこちらにも液ガスを塗布。
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オイルパンの取り付けは、4年前は一人で行いましたが、液ガス塗ったオイルパンを浮いたりズレたりしないように押さえながらボルトを締めるのはかなり大変です。
今回は念には念を入れ、家族にオイルパンをしっかり定位置で押さえてもらい、私がボルトを締めるという二人作業としました。
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しっかりと液ガスがはみ出しています。
塗布量は良さそう。
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ボルトは真ん中から外側に向かって締め付けるようにしました。
無事、取り付け完了。
しっかりとシールが出来たと確信しました。
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ベルハウジングカバーは綺麗に清掃してから装着しました。
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新しいオイルを入れてしばらく試運転、その後漏れを確認すると…
うわっ、相変わらず漏れてます💦
コレはクランクリアシール確定ですね…😢
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