ワテのブログ一覧

今日（１９日）は、先々週の寒い朝に肩を脱臼したにゅむタン宅へ見舞いを兼ねて訪問して新参バイクを見学。

いつもやっている發動機の運転は脱臼のため暫くお休みしている。

新参のバイクは昔のバイク二台。












先ずはコレ。

現在は自転車大手のブリヂストンサイクルが昭和３０年代から４０年代にかけて世に送り出していた「ＢＳ チャンピオン」。
にゅむタン氏がＢＳチャンピオンホーマー ＧＡ２型を某オクで破格落札。
普通のバイク屋で販売されていれば値段はボロくとも何とやら…
そりゃそうだよね、ブリヂストンサイクルが自動二輪・原付製造を撤退して３０年以上経っているのだから（国内において）。
ＢＳが小型エンジン製造していた経緯は富士精密工業(プリンス自動車工業)→戦時下の中島飛行機と立川飛行機に辿り着くのである。富士精密工業(当時プリンスはブリヂストンと姉妹関係＝石橋氏による経営)の小型エンジン部門がそのままブリヂストンサイクル工業の二輪部門へシフトとなったっす。
と言うわけで旧中島の流れを汲んだ栄えあるエンジンを搭載している。
因みに２サイクルエンジンである。


《写真1》
先鋭的デザインは当時最強のライバル・スーパーカブに負けず劣らず。ライト周りが独特である。ハンドルが細いが、配線は中を通っているとの事。ミラーは最近購入したとの事。
《写真2》
一体何がデラックスなのかはわからないが、ＢＳの文字が大手三社とは異なるバイクと強調。
《写真3》
無事に登録され、旧い車体に際立つ新しい黄色ナンバー。
このチャンピオンホーマーは６０㏄なので原付二種。
△と泥除けの白いくちばしが第二種原付を象徴。ワテは前輪泥除け先端の白いくちばしは単なるデザイン上のアクセントと今日まで思っていた（恥；）。
ワテは普通免許しかないのでコレを運転する事は許されません。
コレは今まで二輪に興味を示さなかったワテも好きになってしまうデザインだ。
ＢＳチャンピオンホーマーは昭和３８年に登場しているらしいが、このホーマーははっきりした年式が不明との事。ＢＳサイクルに問い合わせる等で少し調べれば解明されるかもしれない。


もう一台はコレ。

本田技研の「リトルホンダ・ＰＣ５０」だ。
コレもにゅむ氏が破格で某オクにて落札。
一見見た目は変わったラッタッタとカブを足して割ったようなデザイン。
自転車と同じペダルが付いたモペット。
年式はコレも不明だが、昭和４０年代後半のモノであろうか…
エンジンは４９㏄４サイクル単気筒ＯＨＶ。
エンジンの始動はハンドル左に付くデコンプレバーを開けながらペダルを扱ぐだけだが、停止もデコンプレバーを開く。
変速操作不要の遠心クラッチを採用しているが、ＯＨＶのトルク感が味わえるので面白い！


《写真1》
正面ロゴ。
リトルホンダ＝バモスホンダ(旧い方)…
ネーム＋ブランド名は何か共通してるが関係ありません。
《写真2》
かなり誇らしげに強調されている本田の二輪ブランドマーク。
《写真3》
安直な速度計。オドは無い。
56㎞/hまで刻まれてる。
メーターの照明は前照灯ケースに穴が作ってあり、穴からこぼれた明かりで照らす。
《写真4》
黒いツマミはチャリモードとスクーターモードの切替レバー。
チャリとして走行するのは重いのでなかなかキツイ…
《写真5》
細いがいい感じのマフラー。華奢なフレームに重く奏でるＯＨＶノイズはミスマッチなのが楽しい。
《写真6》
エアクリーナー。簡単な造り…古着のセーターでも作れそう？
《写真7》
ペダルがある事で変り種バイクを誇張している。
シートは比較的広い座面。


因みにワテは産まれて初めて「原付」を運転致しました。


しかしホンダのエンジンの噴けが悪く、再度にゅむ宅前で整備。
なのであまり大通りへは参入せずに裏道で練習とリトルホンダの調子を見るのを兼ねてにゅむタン運転のＢＳチャンピオンとランデブー。
乗って暫くするとエンジンストール…
また戻ってキャブ調整したらめでたく良くなって本格運転！！



乗り回すと言ってもにゅむ宅周辺をグルグル廻っただけである。
近所のコンビニで一休憩入れた後のショット。
端から見れば新聞屋？



万Ｄ書店にも行った。Ｒ254に出てしまいヒヤヒヤしながら端っこをヘロヘロ走った…
ワテは京商製か解らぬまま予備知識なしに購入した箱なしＣＤ23コスモＡＰ・ＴＡ40セリカ・ＭＳ51クラウンＨＴのミニカーと「うまい棒」のマスコットを購入。


楽しい半日であった。
見舞いのはずがいつも通り行動（整備・運転）できるにゅむタンは平気だったのかな？
結局ワテん家までセレナで送って頂きやした。


・・・ワテ、新たな血が騒ぎ始めて来た？？