
はい、珍しく営業車のJPN TAXIです。
この月初に最初の車検を通しました。
…いろいろ気になる、というか引っかかる、気に触る部分がありますので列記していこうかと思います。
途中までガソリン前提で開発されてたせいか、こういう(恐らくガソリン専焼からLPのバイフューエルになり、更にLP専焼に切り替わった)痕跡がそのまんま。
従来であれば、事故発生時に使うLPラインのキルスイッチなんですが、この車ではガソリン・LP混載時に、燃料単価の安いLPを優先するスイッチになってます。
無論、実際にはガソリンを使わないので、何の機能もないスイッチです。この辺の紆余曲折で開発が難航し、販価が上がってしまったというのは理解しますが。将来的にバイフューエル化するか?は分かりません。正直、今時点でJPNはかなり高いですから、更に価格が上がるような事はしにくいでしょうが。
次に。
これは画像に出来ないポイントでして、「ドアや内装の建て付けがヤワい」。1年で7万キロ少々走ってますが、スライドドア周りの軋みや化粧パネルのガタつき?が、のべつヒコヒコミシミシと鳴ってとにかく耳障り。
走行中の安定感…腰の座りも心許なく、たかが1年で随分と草臥れてしまったなと。相方が分離帯にでも乗り上げて来たのかしら?と訝しくなるくらい。
これはもう、ベースのシエンタがヘビーデューティなタクシー仕業に耐えられるものじゃない、と思わざるを得ませんね。
特に私の会社は毎出番、高速を使っての送迎を振られますから、経年の不安も募ります。
荷物も載らないし(今日、映像関係の大荷物を収めるのに一苦労)、…あ。
リアハッチが運転席から操作できないのも❌ですね。荷物抱えたお客の中には「後ろお願いしまーす」ってこっちが開けるのを待ってる人もいます。セダンじゃないから開きませんよってね。
なんならバスみたいにスピーカーつけて欲しいな。「ナンバーの上のボタンで開きますよ」ってアナウンスするからw
前にも書いたかもですが、タクシー専用車はコンフォートS10から20年以上空きました。その間に、タクシー車両のキモとはなんたるか?を知った人間がトヨタからいなくなってしまった。車イスを畳まずに載せ、コロコロ変わる燃料対応と短くなった全長内での衝突安全確保まででリソースが干上がってしまい、細々としたネガを潰しきれずに上市せざるを得なくなった。そんな感がありあり。
複雑過ぎる車イス用のスロープ、固定法、継ぎ足し延長式のシートベルトなどはもう、発売初年で改良はされましたが、そもそも手法がバスそのもの。あれを乗用ワゴンに圧縮しても上手くいくはずがないし、
「タクシー乗務員の平均年齢が60に近い」
事も理解していません。老老介護もいい所です。
スロープ板を畳んでしまってドアを閉めるまで、行程が50余りもあったらそりゃ、「載せて走り出す前に30分かかった」なんて事も「やり遂げたぜ」=賞賛の対象ですよ。それを降車時にもやれと言う。目が回っちゃう。
同じトヨタにありますよ、リフトつきハイエースっていい車が。
後ろに座るだけなら⭕️がつく、未完成品です。しかしマイチェンまだかいな。せめて車内のクロックくらい、電波時計にしてくれないかなぁ。
インパネの時計とルーフの時計、それぞれ合わすのめんどくせーぇ。300万以上してんだからそのくらいやってよ( ̄^ ̄)
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仕事 | クルマ
Posted at
2021/03/07 10:20:28