皆様は、修理や整備で暫し愛車との離ればなれになった期間に、体調を崩されたことはありますでしょうか。
今回、拙車はエンジンOHを目的に3ヶ月の長期入院となりました。
この入院期間、拙は左肩に不具合を発症。
俗に言う「五十肩」、正式名「肩関節周囲炎」と言われている疾患です。
丁度1月に愛車を入庫した頃から症状が出始め、徐々に悪化。
2月の下旬から3月中旬には、ショルダーバッグは肩に掛けられなくなり、電車のつり革が持てなくなり、ジャケットが着られなくなり、左を下にして寝られなくなり…。
整形外科を受診して、内服、貼付薬、注射、リハビリを受けるも改善せず、しまいにはシャツをスボンにたくし込むことすら出来なくなりました。
拙も初めて知ったのですが、この五十肩なるもの、江戸時代の書物に既にこの病気に関する記述があるそうです。
しかし医学的な発症メカニズムは、今をもってしてハッキリとは分かっていないのだとか。
生活習慣病との関連があるとの情報もあり、愛車ロスから一時的に食生活が乱れたことも一因かもしれません。
ところが、先週末に愛車が退院し、久々に愛車を駆って戯れている中で、この数日間で、いつの間にか症状がかなり軽減したのです。
(完全復活とはいきませんが…)
家族からは「ユーノス病だね」と揶揄されましたが、愛車のいない期間で発症したとなれば、ユーノス病ではなく「ロードスター欠乏症」ではないでしょうか。
恐らくその症状は多岐に亘り、特定の症状をもって確定診断はなし難いとの推測から、我が家では「ロードスター症候群」などと命名してみた次第です。
(或いは、「ロードスター中毒症」とも言えるのかもしれませんね。)
ロードスター症候群の特効薬・治療法は唯一、手元に愛車を取り戻し、じっくりと楽しい時を一緒に過ごすことに尽きます。
家族は、言います。
「もし、あの時ユーノスくんが廃車になっていたら、きっと一緒に廃人になっていたんじゃないの?」…と。
(家人は愛車を「ユーノスくん」と呼称)
はい、間違いありません。
愛車が復活を果たせなかったら、間違い無く廃人と化していました。
拙にとって、愛車は精神安定剤であり、必須栄養素であり、心の友であり、拠り所であり、唯一無二の存在です。
これからも掛け替えのない愛車と、長く永く素敵な時間を過ごしたいと願う拙なのでした。
Posted at 2021/04/07 05:52:21 | |
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愛車との戯れ | 日記