エンジンスターター取り付け その6 ~一歩進んで二歩下がる?~
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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まずは、6日のブログにもupしていましたが、懸案事項を1つずつ解決して行こうと思います。
2
最初に、電流の回り込みが原因と踏んでいる、クラッチスタートキャンセルスイッチ(ミサイルスイッチ【赤】)がクラッチを踏むたびに点灯する現象について、ミサイルスイッチ【赤】の後方、+12入力側の反対側の端子の方に整流ダイオードを取り付けました。
3
そして、もう1つの整流ダイオードは。。。
サイドブレーキを戻しても、①サイドブレーキ警告灯が点灯したままになっていること、②ブレーキペダルを踏むとサイドブレーキ警告灯が消灯すること。。。
この2点も微弱電流の逆流が原因と見て、5極リレーを用いた安全装置のアース側に整流ダイオードを取り付けました。
結果。。。
①ミサイルスイッチ【赤】の点灯問題
②サイドブレーキ警告灯が点灯したままになる点ほか
全て解決しました!!
4
勢いづいて作業を進めます。
ニュートラル信号を得るために、エーモンのマグネットスイッチを利用した開閉連動スイッチを仕込みます。
上手く行けばいいんだけど結構反応がシビアみたいなんだよね~
で、それぞれのポジションを把握します。
シフトケーブル(助手席側)、セレクトケーブル(運転先側)がありますが、シフトをしながらそれぞれの動きを観察します。
まずは、ニュートラル位置です。
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そしてロー(一速)ギア位置です。
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で、リバース(後退)ギア位置です。
画像のとおりケーブルの左右の動きはそれほど極端ではありませんが、前後の動きは大きいので、仕込んだマグネットによるオンオフは可能な気がしますが、正直不安もあります。
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ロッドにマーキングをして、マグネット側をあてがいながら更に位置関係を調べます。
これがニュートラル位置です。
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そしてローギアの位置です。
結構後方に下がります。
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最後にリバースギアです。
前方に来ているのがわかります。
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13時半頃から作業を開始しましたが、15時を回ったのでティーブレークです。
家から声が掛かりました~
さてと。。。
運転ができない状況になって来ましたね(汗)
ここから更に、運転席側ダッシュ裏に押し込んだエンジンスターター関連のハーネス類や本体を引っ張り出しますんで、益々車を動かすことができません。
いつまでカーポートの下に停めてるの~?
って嫁からブーイングが出てきましたが、物理的に動かすのは無理です(爆)
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ティーブレーク後、マグネットスイッチを仕込みに掛かります。
一応、サイドブレーキ周辺を掃除しました。
後方にオイル溜まりがあったんですが、なんでしょうね(悩)
もちろんパーツクリーナー片手にきっちりと拭き取りました。
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マグネットスイッチですが、カーペットの上にシフトAssyが乗っかってますね~
マグネットスイッチをそのまま貼り付けるのは難しいので、カーペット部分を切り取りましたが。。。カーペットの厚さが5mm以上あったので、かさ上げ分として車庫の中を探し回り、ナット2個を強力両面テープで貼り付けました。
これで7mmぐらいは稼げます。
一応、カーペットは寸法決めが大雑把なことから、大きくカットオフしたんで、隙間に切り取ったカーペットを埋め込みましたけどね。。。
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下のマグネットスイッチ側は嵩上げ用のSUS製ナットに両面テープで貼り付けました。
そして、シフトケーブル側に貼るマグネットですが、ケーブルロッドが円形なものですから、両面テープだけでは貼り付きません。
そもそも、このエーモン製品の両面テープの接着力が弱すぎでしたので、すぐに粘着力が薄れました。
なので、手持ちの強力両面テープを貼り直しましたけどね。
そして、下側のマグネットスイッチとの隙間を最小限にすべく、5mm程度の硬めのスポンジテープを間に挟み、タイラップで締め付けました。
これが、リバース位置です。
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そしてニュートラル位置です。
ぴったりと上下に位置が合っています。
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これがローギア位置です。
半分以上位置が前後にずれているので、大丈夫な筈ですが。。。
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マグネットスイッチからの配線ですが、今年の2月まで乗っていた、T32エクストレイルから移設したCOMTECのCRS-3000の場合、カーテシー線から分岐した配線で、エンジンをOFFにする機能があります。
それを利用し、マイナスコントロールであれば、回路を繋ぎ、マグネットスイッチでONOFFすることで、ニュートラル信号線の代用になるなと考えていました。
以上から、まずは、アース箇所をサイドブレーキ付近で探します。
先日サイドブレーキスイッチ線から分岐した配線ですが、またまた電流の回り込みの可能性が高いので、単独で探します。
検電テスターでチェックしたところ、サイドブレーキ前のこの位置でマイナスが取れますね。
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さ~マグネットスイッチの配線をコネクター後方で遠慮なくブッツリと切断しました。
も~返品できませんね。。。
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CRS-3000の取説を読み直しました。
カーテシー線は、14Pのオプションコネクタの2番に挿し込めばOKです。
この時のために、コネクターへの挿し込み端子から30cmぐらい配線残してストックしておきましたんで。。。
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14Pコネクターの2番に端子を挿し込みました。
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取り出していたアース線にも接続し、準備万端です。
さ~テストです!!
が。。。全然ダメです(滝汗)
ニュートラル、ローギア、リバース、全ての位置でエンジンスターターでの始動ができなくなりました。
試しに、カーテシー線からの配線をギボシ端子から抜き取って、マグネットスイッチへの接続を外したら、元通りエンジンスターターでエンジンが始動しました。
色々と試行錯誤しましたが、上手く行きません。
切り分けもしましたがダメ(涙)
も~原因はマグネットスイッチですよね。
もしかして不良品掴まされたか(怒)
いやまて、いずれにせよじっくりと原因究明しなければね。
だって、マグネットスイッチのコネクター先から配線を切断しギボシ端子を取り付けちゃったんで、返品が効かないもんな~
この時点で時計は17時前。。。
もう暗くなって来たし、今日のところは止めにしました。
無理して先に進むのは良くありません。
家に戻り、てんぱって血が昇った頭を冷やしながら、原因究明に取り組むことにします。
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早速晩御飯前に、嫁にブーイングを浴びながら、固定化電源でマグネットスイッチのチェックをしました。
最初はいくらマグネット側を近づけてもOFFにならず、なんか固着してしまった感じでしたが、どうせ返品もできないんだし。。。と開き直って、裏蓋を外し、中のスイッチ部分の放電や消磁を兼ねて、人力放電(ただ触るだけ~)をしたり、スイッチを逆さまにしたりと弄りました。
そしたら、たま~にマグネットの動きに合わせて確かにOFFになる時も出てきましたが、何故かONになったまま固着したようになってしまい、その都度人力放電をしながら機能回復。。。なんかおかしいな~と思いながら、翌日は検電テスターではなく、ちゃんとテスターで電圧を意識しながら再チェックすることにして土曜日の作業を終えました。
なんか、煮え切らずに終わったな~(悩)
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