![コレがキャデラックと言うものなのか。 コレがキャデラックと言うものなのか。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/045/332/995/45332995/p1m.jpg?ct=146b0e76a48f)
キャデラックSRXクロスオーバー。
2010年8月、リーマンショックによる影響と販売不振により経営悪化に陥ったGMが起死回生を狙い、世界的ブームになっていた中型SUV市場に参入するべく、既存のSRXをフルモデルチェンジ、上級中型SUV「SRXクロスオーバー」へと名前を変え、中型SUV市場に登場した。
エンジンに関して、元のSRXはV8 4.6LとV6 3.6Lが搭載されているが、クロスオーバーに関しては、4.6を廃止し、V6 3.0Lが追加されている。
最近ではよく耳にするダウンサイジングと言うものだが、当時としては非常に珍しく、大胆なものだったと言う。
内外装に関しても、「キャデラック」と言う名に恥じない上質な作り込みが伺え、欧州車に近い部分(質感、乗り味等)も多数あり、良い意味でアメ車らしくないクルマと言える。
因みに左ハンドルのみの設定。
オイラの感想としては、とにかく静か、剛性高い、乗り味なめらかと言った所ですね。
今まで乗ってきたクルマの中でもエンジン音やロードノイズ、振動全ての雑音に対して、飛び抜けて静粛性が高いです。
車内の質感等も、ダッシュボードや、アームレストなど、多くの場所が革張り(合皮なんかな?)が使用されており、高級感あるスティッチがあしらわれています。
ただマイナス面も。
とにかく右前方と右後方への見切りが何とも劣悪。
運転席から見る角度が、丁度ピラー部分とサイドミラーが重なり、大きな死角が発生する。右へ曲がる時や、右車線に移る際は、体勢を大きく動かして確認する事に。
あとはドリンクホルダーも形状が特殊なので、増設が難しい所。
エアコン吹出口も傾斜が大きく、緩いカーブを描くデザインなので、市販品の後付は困難と思われる。
とりあえず、現時点での感想をズラズラ書き散らした訳ですが、しばらく乗ってから気が付く部分もあると思うので、何かあれば追記していこうと思います。