エンジン調整等

先日キャンプに行った時、ほんの少しパワー不足のように思えたのでエンジン調整をすることにしました。　しばらくプラグもそのままだったので、ついでにプラグ交換も。　今何が着いているかも全く覚えておらず、外した所。　いつ買ったかも覚えていないストック品と同じものでしたので、そのまま交換しました。　左から1234番で焼け色は問題なさそうです。

続いてバルブクリアランス調整。　久しぶりにやったのが良かったのか、プーリーの切り欠きをケースの合わせ目に合わせた瞬間、素朴な疑問が乗り始めて24年の今頃、ふと浮かび上がってきました。　我が家のバスのプーリーは2点切り欠きタイプで、確か2点タイプは左側が7.5°で右側が10°だったような。　だとすると、バルブクリアランスは両方のバルブが完全に閉じる上死点で調整しないといけないはずなので、切り欠きに合わすとズレているのではないか？　という疑問です。

調整よりもっと久しぶりに毛塚さんの本を開くと、やはり2点式は7.5°と10°となってました。　

調整のページを見ると、圧縮上死点に合わせると書いてあるものの7.5°に合わせているし、ますます混乱。

またVESPAの点火タイミング調整の時みたいに分度器と糸で0°を割り出すか考えましたが、過去にワーゲンでそんな事をやった記憶も無く、一旦主治医に聞いてみる事に。
すると切り欠き手前側にポンチを打ってある箇所があるとの事。　それが1つならそこが0°との事。

もう一度プーリーを見直すと確かにポンチの痕がありました。　しかしその位置は7.5°の切り欠きの前にありました。　なので、この切り欠きは7.5°では無く、0°だったという事で、そういうプーリーもあるということのようです。　本やブログなどでどの調整の記事を見ても、切り欠きの事ばかり書かれていて手前のポンチ痕の事を書いている記事は見かけないので、次回以降忘れないように備忘録としてあげておきます。　結果として、今まで疑問に思わなかったやり方も結果オーライでした。　それさえ分かればあとは調整するだけです。　クリアランスは、昔プロは0.1でやっているという噂を聞いたことがあり、0.12くらいでやっていたんですが、主治医は0.15でやっているとの事だったので、0.15に広げました。特に前回調整からのズレているという事はありませんでした。
ポイントギャップ調整は狭くなると顕著に調子に出る印象で、少しづつ狭まってくるので気持ち広めにしています。0.4〜0.45狙いで。　若干狭くなっていて0.35くらいになってました。　結局パワー不足はこれが原因のような気がする・・・。