ATF交換！③(完全解説覚書版)

新しいATFを入れたら、再度PP2Kに戻り、オイル劣化カウンター(Oil wear counter)をリセットしておきます。

カウンターリセット前に注意すべき内容が表示されます。
興味のある方は訳してみて下さい。
この内容もサービスマニュアルに記載されています。

こちらがカウンターリセット画面。
実はこの画面、既にリセット後にスクショしたものなので"readeing counter"が「0」になってます。

実際には、ココに"18275"と表示されていました。(前回リセットしてから18275km経過したという意味)

注目すべきは一番下に注意書きされている内容。
「maximal value : 32958」と書いてあります。
これはプジョーとしては約3万3千キロ経過したらATFを交換して欲しいと暗に言っている部分が表れているんだと思われますw

さて、一旦エンジンを掛けてATF量の最終調整をします。
エンジンを掛ける前に、必ずインテークパイプを戻すのを忘れずに。
更に、ATF投入口のフィラーーボルトも戻しましょう。(24Nm)

エンジンを掛け、ATFの油温が60℃を超えるまで待ちます。
外気温25℃で約15分間アイドリングすると、60℃前後に達します。
アイドリングして待っている際に、ギアをすべてのポジションに入れてATFを内部循環させましょう。

ATF油温が60℃に達したら、エンジンは掛けたまま、車両の下に潜ってドレンボルトを外します。

これで必要の無いATFが排出されます。

排出されるATFの状態が滴下状態(シャーッっとオイルが繋がっている排出状況から、途切れながら出て来る状態に変化後)になったら、ドレンボルトを再装着します。
(33Nm)

完了時点でATF油温は67℃でした。
エンジンを切って完了。

3L程度の交換なので全交換には程遠い。
が、この方法しかないので、しばらく走ったらまたやらなきゃね・・・