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3日目
本当に4日前に崖崩れがあって、世界遺産のミルフォードサウンドに行けないのはかなりショックです。
でも行った時に災害に合わなくて良かったと思えば少しは楽になりましたが(笑)
飛行機で行こうとも考えたのですが、300ドルはもう払えないですよ(::
世界遺産のミルフォードサウンドが見たい方は正月
にぎんがめさんが行っていますのでこちらを見てくださいね。
今日はもうミルフォードサウンドは行けないことがわかっていたのですが、とりあえずABちゃんとは5時50分にロビーで待ち合わせをしていました。
朝携帯が2回ほどビービー振動していたのですが、てっきり5時にあわせた携帯のアラームだと思ってゆっくり起きてみるとなんか外が明るいではありませんか。
昨日の夜エアコンがうるさかったので耳栓をしたために目ざまし時計が聞こえなかったようです(;;
カーテンを開けてみると朝焼けがきれいです。
今日泊まっているクイーンズタウンは日本の軽井沢みたいな所で、世界中から観光客が来ます。
それに結構別荘があるのですよ。(きれい~)
ただでさえ国立公園ですから土地がないせいか、湖畔端では一億円は当たり前だそうです。ワナカのあたりも最近売り出して8千万円だとか。
でもこの景色!別荘が人気があるのが分かります。
で、時間を見るともう6時15分です(@@
するとABちゃんから電話が、完全に寝坊してしまったので15分後に行くことを約束して、それからは猛スピードで準備をします。
でも朝焼けがやけにきれいなので何枚も撮っている自分がいます(ABちゃんごめんね)
それでも35分にロビーに行くとABちゃんはちゃんとミルフォードサウンドの情報を仕入れてくれて待っていてくれました。
朝食会場に入っていくと、今日ツアーでミルフォードサウンドに行く予定のご夫婦がいたのでテーブルをご一緒してもらい返金の話を聞きます。
ちょうど今ならロビーに日本語を話せるスタッフがいるので聞けばいいということなので、朝食前に予約したメールのコピーを渡して、リアルジャーニー事務所に問い合わせてくれるということで安心して戻って朝食を食べます。
ホテルのなので朝食バイキングなのですが今日は長旅になりそうだったので多めに頂きます。
今日の予定は特に無いのですが、ABちゃんと話していて世界遺産に行けないのが悔しいので、その土砂崩れの事故現場の近くまで行ってみようということになり、とりあえずティアナウまで行くと事になりました。
8時ごろ出発です。
今日はバイクともう一台のロドとは別行動です。
気温は6度とやっぱり寒いし曇っていたのでABちゃんのためにもクローズドで走り出します。
ワカティブ湖に浮かぶ「湖上の貴婦人」と呼ばれているTSSアーンスロー号が見えます。これで優雅にクルージングもありなんですが・・・
まずはクイーンズタウンのリアルジャーニー事務所に行って返金の手続きをします。
きれいなお姉さんに対応してもらいました(^-^
予約して直ぐにクレジットカードから料金を引き落とされたことを証明する通知を見せると、クレジットカードに全額返金してくれるというので一安心です。今回は3人で昼食付で209ドルをすでに引き落とされていたのです。(通知書を持ってくるものですね)
ちょっと今日は雲が多い一日になりそうです。
それではティアナウまで6号線を南下していきます。
NZのほとんどの橋が片側一車線しかありません。ここは特別に信号がありました。
前の車もそうですが、日本のワゴン車がすごい人気でしたよ!
NZのカーブの進入前に必ずといっていいほど推奨速度が表示されています。
「R55」なら55キロで安全に抜けられますみたいな感じです。
なぜだかR55、R65、R75、R85と10刻みなのです。
でもこのおかげで減速するか、しないかなど予測できて乗りやすかったです。
はじめはこの速度で曲がってみましたが、当然段々進入速度が上がって行きます。
最後には大体プラス50までは行けましたけど(それでも制限速度以内)
ここで運転を交代してABちゃんに運転してもらいます。
いきなりワカティブ湖半のワインディングが迎えてくれました。(全く車がいません!)
やっほ~
制限速度が100キロなので100キロで走ると結構きついカーブ(推奨速度35キロ)があったり本当にみんな100キロで走っているのかいと思うほどです。
途中止まって撮影です。
クイーンズタウンの町です。狭い丘に住宅が密集してますね。
NZでは道の両端にこのポールが立っていますが、これは反射板がついていて道の場所を教えるものです。NZの夜は真っ暗なので急にみなペースが落ちるのです。
そこで発見です!このポールやわらかいプラスティックで出来ていて、ぶつかっても危険は無いですし抜けないようになっていました。
曇っているのでいまいちですが、さすがNZです。こんな景色がいっぱいあるのです。
湖を抜けると一面牧場地帯になります。これを見ると眠れないとき羊を数えるのが納得ですね。(数えますか?(笑)
今日はミルフォードまでのバスがまったく無いので道は空いていて快調に行きます。
途中ショートカットの97号線に入ると、全く車がいないし、まっ直ぐな道なのでハイペースで進んでいきます。
こちらの一般道は制限速度が100キロなのですが100キロで走っていると結構あおられます。抜いた車の後をついていくと地元の皆さん120ペースで走っています。
それもホンダのFITのおばちゃんがですよ!
今度は94号線に入ります。
季節が春なので自転車の方は少なかったのですが、夏はかなりの数の自転車が走っているようです。(気をつけないと)
約2時間でティアナウに到着です。
気温は11℃と日が差していないので寒いです。(緯度からいうと札幌と同じくらいでしょうか)
こちらのポストはきれいで四角いですね。
トイレに行きたかったので近くのスーパーマーケットに入ります。
さすがチーズはいろいろな種類がありました
それに乳製品は豊富です。
トイレの場所を聞くと公衆トイレの場所を教えてくれたので何も買わずに出てきました。
インフォメーションセンターがあるので、アクシデントポイントはどこかと聞くとホーマートンネルのちょっと前あたりだというのです。
はじめはその事故現場の写真を撮りに行こうと思いましたが、出発の時間が一時間遅れたし、往復ティアナウまで3時間かかる勘定だったので、事故現場はあきらめてブラフまで南下することにしました。
途中湖畔での撮影です。
このあたりは最近まで牧場地帯だったようですが、新しく何件か別荘が建っていました。見ると皆さん庭に大きなクルーザーが置いてあるのですよ(@@
ミルフォードの方角も雨が降っているようです。やっぱり年間300日は雨、しかも年間降水量は8000ミリなんだそうです。
ここからはいわゆる県道を南下していきます。
丘の上に来たとき陽もあたって暖かくなってきたのでオープンにして走り出します。
坂を下るとまた天気が悪くなっていきて寒くなってきましたが暖房でしのいで進んでいきます。
途中の道はひたすら牧場の中を進んでいきます。
この区間は私が運転しましたがハイペースで走ると眠くならずに快調に走れます。
99号線まで出てきました。
ツアタペレではいろいろな花が咲いていました。春ですね~
一時間ほど走ったでしょうか、いきなり海が見えてきました。
しかもけっこう荒れています。(冬の日本海みたい)
緯度は45度ぐらいですから、北海道のの最北端の宗谷岬と同じ感じですね。
日本までどのくらいなんだろう?
いい感じに砂浜を行き来するバギーがいたりと海以外はのんびりしたところです。
こんなところにも牧場になっていますね。
このあたりは波乗りで有名みたいですね!
そういえばロドのお友達の
六式幌型式自動車のこの方もNZに波乗りに来たようです。
途中リバートンで給油をします。
リーッター15.5ドル(120円ぐらいでしょうか)
そうしてやっとインバーカーギルに到着です。
この街は貿易の町ですが結構中古車屋さんが多かったです。
ここでコンビニみたいな店に入りサンドイッチを頂きます。5ドルで結構大きかったですよ。
そこからまだ南下して最南端に近いブルフに来ました。
海が見える展望台に行きます。
昆布がすごいです(ぬるぬるしてました)
ここにはただ展望台とこの標識があるのです。
東京まで9567kmもあるのか~、でもなぜか
熊谷までの距離が表示されています。なぜでしょうか?(姉妹都市?)
男二人で記念撮影です(^-^
それからここではハイテク便所がありました。
入ると自働でドアが閉まりロックしたことを告げるアナウンスが流れ、用を足している間音楽が流れました。手洗いも自働で石鹸ジェル、水、温風と流れます。
ここまでいったら温水にしてほしかった(外気約10度)
海沿いはさすがに風も強いです。
スチュワート島は見れるところまでいけませんでしたが(歩いて数十分かかる)
スチュワート島までのフェリー乗り場で撮影してきました。
雨と風がすごかったので、すぐさま乗り込みます。
NZでよく見かけた黄色い花です。
どこでも一面咲いていましたよ。
ラムズデン目がけて6号線を走り出します。(インバーカーギル)
この区間も牧場の中を通りますがところどころワインディングがあって楽しめました。(ABちゃん運転)
助手席にいるといっぱい写真撮れますね。
ラムズデンから私に交代です。
なんか東京までの距離が長くなっているような?(10033km)
公園も味がありますね!
ここからは私が運転するのですが、来た道のはずなのに方向が違うのか、初めて見る景色に見えます(みな同じような景色なのですが)
そしてまたワカティブ湖畔の道です。
こうやって100キロで走り続けるなんて高速をずっと走っているようなものですね。
でも片側一斜線でお互い100キロ以上出しているので、特にトラックとのすれ違いはオープンだとすごい音と風が入ってきます。すれ違う度に身を縮めなくてはいけません。
予定通り5時半にはクイーンズタウンに到着しました。
まだ時間があったのでNZ最高地点を走る峠をあがっていきます。(CROWN RANGE ROAD)
でもつづら折りでこんなにも急だったのです。
まだまだ上がりますよ~(やっほ~)
ここでは工事中のダートを4キロほど走らされましたが、上ではこんなすばらしい景色が見れました。
日本で言う、国道最高地点なのでしょうか記念碑がありました。
幻想的ですね!(ABちゃんと眺めています(^-^)
ここでABちゃんと交代し下りのワイディングを走ることに、ABちゃんは平気でこの峠の下りを駆け下ります。
さすが人の運転は怖いですね。
カードローナまできて5時15分ごろだったので、ワナカまで行って帰ってくると夕日をクイーンズタウンで拝めないことが判明し、今来た峠を引き返すことに。
今度は私が運転しますが、今回履いてきた靴ではうまくヒールアンドツウが出来なくて苦戦しますが気持ちよく上がっていきます。
頂上まで着ましたがまだ結構日が沈むまで時間がかかりそうでしたが、ABちゃんにお願いしてきれいな夕焼けが色づくまで待ってもらうことに。
いい場所を見つけて待機します。(6時30分)
ん~ナイスショット!
ABちゃんには悪いことをしてしまいました(ごめんな)
やっと日が沈みました(6時40分)
ここで面白いUFO的な雲を発見。(6時45分)
だんだん東の空が紫色になってきました(6時50分)
低い雲がいい色になりました(6時55分)
7時まで待ったのですが、結局黄色い程度にしかならなくて、ここであきらめて下ることに(::
暗くなってきてしまいました。
他のメンバーに電話をかけると、メンバーは私たちを待ちきれなくて夕食に出かけたようです。
結局ガソリン入れてホテルに着いたのは8時になっていました。
なんとかメンバーに合流し、夕食は中華を頂きました。
そのあと遊びもなく疲れたメンバーは10時には寝たようです(本当ですよ!)
ABちゃん以外の4人は、ダートを走りたくてダニーデン近くまで行ったようです。
その時の様子(ダートも楽しそう!)
結構スピード出ているのでは(@@;
現地の人に紹介してもらったすばらしいコースはゲートが閉っていて通れなかったようです。
しかもそのゲートがコーナー立ち上がってすぐにあったらしく、寸前で止まって事故無く帰ってきました(よかった)
頑張ってるな~
赤いNAロドが真っ白に(@@
朝会ったご夫婦はゴンドラに乗って、スカイラインコンプレックスに登ってきました。
そのときの写真をいただきました。
絶景を楽しんだみたいです。
でもこんなこともありました。
他のグループが乗る予定だったボートが転覆し、一人行方不明になって、夕方は何台ものヘリで捜索をしていたとか。(過去に8回ほど死亡事故があったようです)
予定通りなら大変なことになっていました。(日本に帰れなかったかも(::)
今日もパソコンでGPSとデジカメのデータを吸い込み、日記をつけて12時に寝ました。
今日は本当はNZ一番の観光地のミルフォードサウンドに行く予定が、土砂崩れで行けなかったので、目的なくロドで南部を徘徊しました。
ちょっともったいなかった感じですが、こんなこともないと最南端の町までは来なかったのですから、これはこれで良かったんじゃないかと思っています。
今日一日走ったコースです。
走行距離650キロ(結構走った~)ゴールは峠の頂上です。