2017年に開催された東京モーターショーに出展されてから目立つような追加情報がないTJクルーザーの発売時期は、COBBYなどの車情報サイトではTJクルーザーの発売は2020年の5月頃と予想しています。
トヨタはRAV4を日本市場でも復活販売させる、子会社であるダイハツが開発したコンパクトSUV・ロッキーのOEM車であるライズを自社ブランドで展開させるなど、ここ最近はSUVのラインナップに積極的です。
トヨタのブランドイメージは、以前でしたらプリウスやカローラなどのセダンタイプで燃費が良くて、頑丈で壊れにくい車を作っているメーカーであるという認識が多かった気がしますが、最近は都市型走行でも映える若い世代にも好まれるクロスオーバーSUVを販売するメーカーであるという認識の方が強まっています。
トヨタが最近力を入れているSUVシリーズに、荷物を沢山積めるというミニバンの積載能力を加えようというコンセプトを掲げている「TJ クルーザー」が加わると、相乗効果によってラインナップはより強力なものとなります。
大開口スライドドアを採用して、乗り降りだけではなくて荷物の積載をサポートして、ロングボードなどの大きな荷物も載せる事が可能とされているTJクルーザーは、アウトドアをワイルドかつ本格的に楽しんでいる方の絶対数が日本よりも多い、アメリカ市場の方が話題性を集めやすいものと思われます。
映画とかのエンタメ作品やファッションの世界では特にそうですが、日本人はアメリカ市場でヒットした商品であるとのキャッチコピーに弱くて、ハリウッド映画のヒット作の宣伝文句に刺激されて思わず映画館に行ってしまう、アメリカ発祥のストリートブランドに憧れを持って購入してしまうという傾向もあったりします。
TJクルーザーもいきなり日本市場で販売するよりは、アメリカ市場での実績を作ってから販売した方が日本のユーザーの購買意欲を刺激できて、結果的には好セールスへと結び付く可能性が高い気がします。
日本市場に早いタイミングで投入してしまうと、RAV4の現行モデルやライズなどの自社ブランドの販売に悪影響を与えてしまう恐れがあるという理由も、TJクルーザーが当面は北米専用車で展開されるという説を後押しします。
TJクルーザーとFJクルーザーのボディサイズの比較表
TJクルーザー(予測値) | FJクルーザー | |
---|---|---|
全長 | 4,300mm | 4,635mm |
全幅 | 1,775mm | 1,905mm |
全高 | 1,620mm | 1,840mm |
ホイールベース | 2,750mm | 2,690mm |
乗車定員 | 4人 | 5人 |
車名が似通っている事からTJクルーザーは、2018年1月に惜しまれつつも販売を終了したトヨタのミドルクラスのSUVであるFJクルーザーの後継車であると考えられています。上記表より両車の数値を比較すれば、FJクルーザーの方が全長・全幅・全高が上回るボディサイズが一回り大きな車であると確認できます。
居住空間の広さにも関わる数値であるホイールベースは、TJクルーザーの方が上回っている事からも同車が荷物の積載性を意識して開発が進められている車両であると判断できます。
ホンダ N-WGN カスタム ホンダ N-WGN カスタムに乗っている、国産車、外車、旧車問わず、車好き女子です。 好 ... |