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めんまいとのブログ一覧

2019年09月30日 イイね!

流麗なデザインを保ったいすゞ自慢のフラッグシップ車・117クーペ

流麗なデザインを保ったいすゞ自慢のフラッグシップ車・117クーペトラックでお馴染みのいすゞ自動車が手掛けていた2ドアクーペである、117クーペ
大型トラックでお馴染みのいすゞ自動車は、一般に向けた普通乗用車も手掛けていた。その中の一つである117クーペは、流麗なデザインと電子制御またはディーゼルがあるエンジンを融合させていたので、長い間販売を継続でき、いすゞのフラッグシップ車を果たした。コンセプト、デザイン、パッケージ、スタイリングはイタリアのカロッツェリア・ギアに任せられ、それらは国際自動車デザイン・ビエンナーレに出品され、名誉大賞を受賞するほどだった。

少量限定生産車だったことからハンドメイド・モデル及びハンドメイド117と呼ばれた第1期

1968年に誕生した117クーペは、少数限定で生産したので、、一般に「ハンドメイド・モデル」「ハンドメイド117」と呼ばれていた。その頃から最大限の美しさを取り入れていて、手作業のみでできる工程も加えていたので、販売価格は当時では高価だった172万円に定められた。エンジンは新開発のいすゞ初の量産DOHCとなる、1.6LのG161W型エンジンが搭載されたが、しばらくするとC190型OHVディーゼルエンジンも加えて、ほとんど前例がない試みを行った。それでも発展は衰えることなく続けられ、1970年11月に電子制御燃料噴射装置やツインキャブレターSOHCを付け加えて、エンジン技術の面で国内他車を牽引した。

ゼネラルモーターズと提携を結んだ時に誕生した第2期は、色んな箇所に変更を加えている

1971年にアメリカのゼネラルモーターズと提携を結んだいすゞは、117クーペの大量生産に乗り出した。当然エンジンは無鉛ガソリン対応の1.8Lに変わり、コストダウンが進められ、かなりの部分に変更が加えられたが、堂々とした2代目を作り上げることができた。1975年になると自動車排出ガス規制に対応するためにエンジンの出力を抑え、若者をターゲットにしたグレードとしてXC-Jが登場した。

最後のモデルとなる第3期は、スポーティーモデルとなるようにきちんと整えた

とうとう1977年に3代目へ突入した117クーペは、ヘッドランプが規格型の角形4灯に変更され、小型のチンスポイラーが装着されることになり、内装もプラスチック成型物を多用し、後席用の灰皿が廃止されるなどのコストダウンが進められたとCOBBY。今回の趣旨は自動車排出ガス規制による出力低下を補うことで、エンジン排気量を2.0Lに拡大しており、減衰力可変ダンパー、リアディスクブレーキ、LSDを装備することも決まった。そしていすゞ・117クーペは1981年にその歴史に幕を下ろすこととなる。

当時珍しかったスポーツワゴンの要素を取り入れた派生モデル・117クルーザー
これまで紹介してきた117クーペは、当時では珍しかったスポーツワゴンの派生モデル・117クルーザーも手掛けた。こちらはハッチバックの形となっていて、Bピラー以降を拡大しているが、後ににSSW (SUPER SPORTS WAGON)コンセプトへと引き継がれ、ピアッツァとして商品化されたのだ。

完全に終了してしまっても、同じクーペ型を留めた乗用車・ピアッツァに受け継がれた

117クーペは、例え歴史が完全に終了してしまっても、同じくクーペの形状となっているいすゞ・ピアッツアに受け継がれた。こちらは初代と2代目に渡って活躍し、ヤナセの仲介で販売されたピアッツァ・ネロもある。さらに展開はヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、カナダにも進出し、エンジンは原則として直列4気筒が使われた。

2018年で、いすゞ・117クーペは50周年の節目を迎えることになる
いすゞ往年の名車を果たした117クーペは、2018年の9月に開かれたいすゞ117クーペ生誕50周年記念ミーティングでずらりと並べられ、これまでの長い歴史を振り返った。やっぱり117クーペは「走る芸術品」とも呼ばれるほど、流麗で繊細なエクステリアとなっていて、“秒速分歩”の進化を成し遂げている、発売を開始した時から直4 OHVをDOHC化した1.6リッターエンジンが搭載され、電子制御インジェクションが備えられたので、累計生産台数は8万6192台に達成した。これらの経緯から117クーペは運命的な車を果たしたと感じられる。

独自の個性を極めた117クーペは、これからのいすゞの乗用車作りを確立した
昔ながらの2ドアクーペを務めた117クーペは、13年間もの歴史を紡いできたが、きちんといすゞのフラッグシップ車を果たして、多くの愛好家によって保有・維持されている。その姿はピアッツァに受け継がれて終わりではなく、これから続々と誕生するいすゞ乗用車の礎となった。これまでの117クーペをじっくり見てみると、エレガントなスタイルでありながらスポーツマインドを存分に感じさせてくれる ので、まさに高級パーソナルカーの代名詞と言える。
Posted at 2019/09/30 14:01:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | 日記
2019年09月26日 イイね!

どこへでも突き進んで楽しく走ることを目指したホンダの軽自動車・Z

どこへでも突き進んで楽しく走ることを目指したホンダの軽自動車・ZNIII360をベースにしたスペシャルティカー・Zは、革新を狙った軽自動車である
ホンダがかつて手掛けていた軽自動車・Zは、NIII360」をベースにしたスペシャルティカーとなっていて、360ccでクーペを果たした斬新な軽自動車とも言える。2ドアクーペでも大人4人が楽に乗れる居住空間が確保され、エンジンは空冷または水冷の直列2気筒SOHC及び直列3気筒SOHCが使われた。そしてこの姿は、後にホンダの立派な戦力となるライフやNシリーズなどの軽自動車への礎となる。

開発するに当たっては、高次元な走りと余裕の室内、最高水準の安全性能を確保した
Zを誕生させるに当たっては、軽自動車でも十分な空間が確保できるように設計して、後部を斜めにカットしガラスハッチを持たせ、後方までルーフを伸ばすことを目指した。そしてエンジンはツインキャブレター36PS/シングルキャブレター31PSからターボエンジンに変わり、高性能な走りを可能にした。そして車に求められる安全基準は2代目から実現できた。

初代 N360/SA型から力強いエンジンが使われ、流麗なクーペを果たしていた

1970年に誕生した初代Zは、同じくホンダが手掛けたN360で使われた空冷 SOHC 2気筒 360ccエンジンと前輪ディスクブレーキ、前輪駆動・FF、前後で異なるサスペンション、5速MTを融合させて、クーペの軽自動車に整えた。マイナーチェンジによってプラットフォームが変わり、エンジンが水冷のEA型となり、ボディも大部分が改良されたが、それでもホンダ・Zの姿であることに変わりはない。1972年にはDX」「カスタム」「オートマチック」のグレードがあるゴールデンシリーズも発売され、その翌年には燃料蒸発ガス抑制装置を付け加えてブレーキのマスターシリンダーをシングルからタンデムに変えた。

2代目 PA1型に突入すると、SUVと4WDの要素が融合した

1998年に2代目へと突入したZは、前回にはなかった強靭な印象を加えて、立派なSUV車となった。エンジンは直列3気筒 SOHC 660ccに、駆動方式は4WDに、トランスミッションは4速ATのみに、サスペンションはリア部分がド・ディオン式に変わり、ホンダ唯一の軽SUVを果たしたとCOBBY。これだか充実していればロングセラーになるのではないかと見込まれたが、軽SUVとしては価格が高すぎたことや3ドアのみで使い勝手が悪いと酷評を受け、およそ4万台の販売台数を遺して2002年に終了を迎えた。

ホンダZはN-WGNやライフなどの軽自動車の礎となった

安全性能は、当時最高品質だったものを惜しむことなくつぎ込んだ
やっぱり車を運転する上では、事故を起こしたり事故に巻き込まれたりする可能性もある。だからホンダ・Zは2代目から世界最高水準の安全を採用することを決めた。それはクルマそのものの安全性を突きつめる一方、安全運転の普及・向上に取り組むなど、 いち早くハードとソフトの両面からクルマの安全性の進化・発展に勤めていて、ハイレベルの走る・曲がる・止まる性能を始め、高次元のアクティブ・セーフティ、そしてパッシブ・セーフティを採用した。その上歩行者への傷害軽減にも配慮しているので、十分な安全を確保できた。

強靭な外観と環境への配慮を融合させた、スーパー エモーションも登場した
2000年になると特別仕様車として登場した「スーパーエモーション」が加わった。こちらはバンパーがボディ同色とされ、オプションであったCDプレーヤー+スピーカ、プライバシーガラスを標準装備となっていて、ターボ車では10万円の値下げとなったのだ。さらにこちらではGコントロール技術が採用され、排出ガス中の有害物質を大幅に低減し、クリーン性能を実現しているので本来のZよりも人気が高かった。

2代に渡って販売されたにも関わらず、売れ行きが芳しくなかったのには明確な理由がある
これまで紹介してきたホンダ・Zは、軽自動車とクーペの要素が融合している、2代目になると強靭な印象が強いボディに変わった、エンジンは原則として力強いものを採用している、SUVの要素も加わったなどの特徴が挙げられる。しかしこれだけ特徴があるにも関わらず、たった2代で終了してしまった。その理由として考えられるのが、軽乗用車市場が縮小していた、Zそのものは排ガス対策を一切行わなかった。オプションで付けられるサイドスカート及びフェンダーアーチプロテクタが販売終了後しばらくたってから車検非対応だった、プロテクタの販売価格が圧倒的に低かった、軽SUVとしては価格が高すぎたことが挙げられ、もうこれ以上販売を続けても何の見込みもないとみなされた。

これまで紹介してきたZは、ホンダの軽自動車の歴史に貢献したことが伝わる
斬新な軽自動車として登場したホンダ・Zは、これからホンダの戦力となる軽自動車の歴史を紡いできたことに変わりない。現在活躍しているホンダ軽自動車は、S660、N-BOX、N-WGN、N-VAN、N-ONEが挙げられるが、それらはホンダ・Zの魂が受け継がれていることを忘れてはならない。
Posted at 2019/09/26 12:14:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ
2019年09月25日 イイね!

丁寧に洗練された上品さを醸し出すホンダ自慢の4ドアセダン・グレイス

丁寧に洗練された上品さを醸し出すホンダ自慢の4ドアセダン・グレイスコンパクトセダンの刷新を方針とした5ナンバーサイズのセダン・グレイス
通常のセダン車とは一味異なる形状となっている、ホンダ・グレイスは、オトナをDRIVEするセダン、よりスポーティーで特別なスタイル、こだわりに満ちたフォルムを目指しており、広い室内やスタイル・質感・走りを見事に融合させたことが伝わる。さらに車を走らせた際は、快適な乗り心地を味わえ、最新の安全支援システム・Honda SENSINGで事故と危険を可能な限り防いでくれるのだ。

ベースは、同じくホンダが手掛けたハッチバック車・フィットが当てはまる

グレイスのベースとなっているのは、ホンダのハッチバック型小型乗用車・フィットが当てはまる。こちらは日本国内以外の各国でも製造され、シンプルでありながら張りのある洗練されたスタイルや広い室内空間と容易なリアシート格納方式と広いラゲッジスペースを確保しており、2002年には日本国内における年間販売台数で上位にランクインするなど素晴らしい業績を遺した。だからグレイスは、フィットで使われている独自のハイブリッドシステム・SPORT HYBRID i-DCDをそのまま採用することになった。

ホンダ自慢のハイブリッドも加わったメカニズムは、高い出力と低燃費を可能にした
先ほど述べたように、ホンダ・グレイスはガソリン車だけではなく、フィットから受け継いだハイブリッド仕様もある。そしてそのハイブリッドシステムは、ホンダ独自で開発した「SPORT HYBRID i-DCD」を採用していて、ガソリンエンジンと電気モーターを動力源としている。その上モーターに欠かせない電力は走行している時に蓄えられ、エネルギー供給はガソリンの給油のみで十分というのがありがたい。これまでのハイブリッドシステムは燃費をできるだけ抑えることに力を入れていたが、こちらでは快活な動的性能と燃費性能を両立させているので、非常に斬新だと感じられるとCOBBY。

いくつもの改良を続け、多くの人から求められる車をきちんと果たした
2014年に販売を開始したグレイスは、ベーシック仕様、スタンダード仕様、上級仕様が用意され、全部で6色あるボディカラーが使われた。もちろんハイブリッドの要素や安全を守るシティブレーキアクティブシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステムも使われたが、翌年にはガソリン車や新たなボディカラーも加わり、ハイブリッド車の一部が改良された。その姿勢は車に求められるものをきちんと果たしていて、日々の研鑽を決して惜しまないように見える。

グレイスは2020年にモデルチェンジ?5ナンバーを維持!?

従来にはなかった輝きを放つ、特別仕様車・STYLE EDITIONも登場した
2016年になると、従来の姿では見られない輝きを放つ特別仕様車・STYLE EDITIONが加わった。こちらは「HYBRID LX」・「HYBRID EX」をベースにしており、フロントグリルを始めとする箇所にダーククロームメッキが採用され、高速走行にありがたいETC車載器も特別装備した。ボディカラーは専用の色が追加され全部で4色の設定にしていて、インテリアにはブルーステッチを施した専用のコンビシートと本革巻ステアリングホイールが設置されていて、何よりスポーティーでスタイリッシュな装いを強くしていることが伺える。

エクステリア及びインテリアには、細部までのこだわりも詰まっている

グレイスのエクステリアはセダンの形状を留めているが、その姿を真横から見てみると前方から後方に行くに連れて、徐々に右肩上がりになっているのがわかる。そしてインテリアは操作しやすい運転席や落ち着いたシートの色、瞬間も長時間も快適にすごせる室内空間を目指しており、十分なゆとりがある。一番後ろに設けられた荷物トランクは、出し入れがしやすいよう配慮されていて丸めたカーペットや釣竿、ゴルフ道具が入ったバッグなどを楽々収納することもできる。

予期せぬ事態にもきちんと対応した、ホンダ独自の予防安全性能も充実している
ホンダの自動車全ては、Safety for Everyone.~事故に遭わない社会~の実現を目指して、自社独自の安全性能であるHonda SENSING(ホンダ センシング)を積極的に取り入れている。こちらは様々な視点から運転を安全に手助けして、衝突軽減ブレーキ、歩行者事故低減ステアリング、標識の見落とし防止、ヘッドライトを自動でハイまたはローに切り替える、車線からはみ出した時に警報を鳴らす、停車時に前方の車が発進したことを知らせるなどの機能となっているのだ。

今まで以上に磨きをかけたことが伺える特別仕様車・BLACK STYLEも設定された
いくつもの研鑽を続けて来たグレイスは、2018年に特別仕様車BLACK STYLEを発売した。こちらは名前の通り威圧感のある黒色が使われていて、艶めくスポーティー性がアピールされている。全体は丁寧に研磨されたような風貌で、当然ホンダ独自のハイブリッドや安全技術も取り入れた。
Posted at 2019/09/25 13:58:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホンダ | 日記
2019年09月18日 イイね!

レクサスのフラッグシップモデルも兼ねていたトヨタ自慢の高級セダン・セルシオ

レクサスのフラッグシップモデルも兼ねていたトヨタ自慢の高級セダン・セルシオまたの名をレクサス・LSとも言うセルシオは、どこまでも高品質を追求した
トヨタ自動車が誇るブランド・レクサスは、1989年から2006年にかけて高級セダン車のセルシオを販売していた。こちらも立派なトヨタブランドを成し遂げていて、名前はラテン語で「至上、最高」の意味を表している。レクサスの歴史の中で高値の花と言われていて、現在では中古車市場でもわずかな数しか残っておらず、高い値段で取り引きされている。

初代 XF10型から立派なセダン車を成し遂げていて、エンジンやサスペンションにもこだわった

1989年に誕生して販売を開始したセルシオは、流麗な4ドアセダンの形状を保って1UZ-FE型 4.0L V型8気筒の DOHCエンジンを搭載した。サスペンションは前後共にダブルウィッシュボーン式エアスプリングだが乗り心地がさらにスムーズになる電子制御エアサスペンションもあり、トランスミッションは4速ATのみだった。それぞれで装備が異なるA、B、Cの3種類が用意され、日本車として初めて自発光式メーターを採用したので、セルシオ独自のはっきりとしたアイデンティティ(自己同一性)を確立した。

バブル崩壊の影響を受けても決してくじけることなく、2代目 XF20型が誕生した

5年間に渡って活躍した初代が終わった後は、2代目が誕生した。この頃はバブル経済崩壊の影響を受けたが、それでもくじけることなく立派なセルシオを成し遂げることができた。外観は初代とあまり変わらないが、プラットフォームやブレーキ性能を1から改良し、エンジンはVVT-i・連続可変バルブタイミング機構が採用され、トランスミッションは新たに5速ATも加わった。これらの進歩によって動力性能が向上したが、今回から安全面も考慮したので、衝突安全ボディー「GOA」を採用して運転席・助手席のサイドエアバッグも標準装備することになった。1999年になると初の特別仕様車・10thアニバーサリーが登場したが、こちらはCOBBYによると、セルシオ生誕10周年を記念したものである。

流麗な曲線でまとまった3代目 XF30型は、最後のモデルとしてふさわしくなるよう整えた

とうとう2000年に3代目へと突入したセルシオは、今までの常識を覆すように生まれ変わり、エクステリアデザインはなだらかな曲線でまとめられ、エンジンはこれまでのものを凌駕するV型8気筒・4,300ccの3UZ-FEに切り変わった。改良した部分はまだまだたくさんあって、排気ガスは平成12年規制よりさらに75%低減でき、ワイヤレスドアロックをスマートキーシステムに変え、室内空間はゆったりとくつろげる客室のようなものに設計した。2003年にマイナーチェンジが行われてヘッドライト、ボンネット、フェンダー、トランクリッドなどが新デザインとなり、燃費が8.2km/Lから8.9km/Lへ向上した。これだけ磨きがかかったセルシオはレクサスブランドを盛り上げ、海外でレクサス・LSという名前で発売されることも決まった。

セルシオをホイールでカスタムして足元からドレスアップしよう!

完全に終了した後は、トヨタが誇る高級車ブランドの一つ、レクサス・LSに受け継がれた

これまで紹介してきたセルシオは2006年に完全終了することとなったが、その後はレクサスのフラグシップ車であるレクサス・LSに受け継がれた。こちらはセルシオと同時に発売され、いくつもの研鑽を惜しまなかったので、丁寧な磨きがかかった麗しいセダン車となった。4代目からハイブリッドモデルが加わり、5代目からはプラットフォームが強化され、より迫力のあるエクステリアとなった。そしてその勇ましくて美しい姿は、現在にも行き届いている。

ブランドが付いたフラグシップモデルの地位は、クラウンマジェスタに受け継がれた

セルシオの姿はレクサス・LSだけではなく、同じくトヨタが手掛けている高級車ブランド・クラウンマジェスタにも受け継がれた。こちらも長い間販売を継続していて、ずっと衰えない輝きを放っている。やっぱりクラウンとレクサスは、トヨタが胸を張って手掛ける誇りと言える。

心からくつろげるような特別仕様車・Cプレミアムも登場した
30系セルシオには、特別仕様車であるCプレミアムも登場した。エクステリアは濁りのない真っ白なホワイトパールクリスタルシャインで塗装され、レクサス独自のエンブレムが前後に堂々と付けられている。インテリアは木目調パネルと明るいベージュが融合していて、走行中にありがたいカーナビや後ろに下がって駐車する時に役立つバックビューモニターも加わった。

結論から言えば、セルシオはレクサスそのものよりも高い人気を集めていたことが伺える
現在でもセルシオを懐かしむ人は多く、何よりレクサスの歴史に貢献してきたことが伺える。ちなみにセルシオの売り上げは、レクサスそのものやクラウンを上回っていて、「セルシオだからこそ乗りたかった!」と述べる人もたくさんいた。
Posted at 2019/09/18 14:31:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | 日記
2019年09月13日 イイね!

残念ながら日本では展開していないが主に海外で広まっている日産自慢の名車

残念ながら日本では展開していないが主に海外で広まっている日産自慢の名車中国で生産され現地で展開しているパラディンは、モータースポーツでも圧倒的な走りを見せた
日産自動車が主に中国で展開しているSUV・パラディンは、中世ヨーロッパ諸国で一定の高位にある騎士を示す言葉が車名となっていて、製造も現地に構えた工場で行っている。ベースはD22型ダットサントラックで車体形状はエクステラとほぼ同じで、フロント回りのデザインはD22型フロンティア後期型に似ているが、エンジンは強い出力が可能な直列4気筒DOHC KA24DE型及びV型6気筒SOHC VG33E型を搭載され、前期型には5速MT、後期型には4速ATが組み合わされた。

日本よりもはるかに広い国で製造されているエクステラは、輝かしい賞を受け取った
ブラジル、アメリカ合衆国、中国の工場で製造されているエクステラは、D22型フロンティア(ダットサントラック)をベースとしていて、オフロードでの耐久性をより高めるためにラダーフレーム構造が採用された。室内空間も十分な容積が確保されていて、駆動方式は後輪駆動または4WDがあり、搭載するエンジンはV型6気筒 SOHC VG33E型、ルーツ式スーパーチャージャー装備のVG33ER型、直列4気筒 DOHC KA24DE型が使われた。この功績が認められ、2000年に北米トラック・オブ・ザ・イヤー及びモータートレンド スポーツユーティリティ・オブ・ザ・イヤーを受賞して、2001年にはアメリカ自動車協会 ニューカー・トラック購入ガイド トップカーに認定された。

日産の主力車種の一翼を担っているピックアップトラック・フロンティア
開拓された地域の最前線という意味の名前を持っていて、ピックアップトラックの形状を留めフロンティアは、北米などで生産され、オセアニアやヨーロッパ、南アフリカにも到達している。荷台は十分な大きさを確保していて、荷物を積んで運ぶのにふさわしく、エンジンはディーゼルもある直列4気筒と、V型6気筒が揃っていた。ちなみに生産はテネシー州・スマーナ工場から始まり、ブラジルパラナ州・ルノー工場にも任せられた。

オーストラリア市場で幅広く活躍して、ヨーロッパやアジアにも浸透したナバラ
日産・ダットサントラックは、オーストラリア市場に向けて同じ形状を留めたナバラを生産した。こちらもピックアップトラックの形状を成し遂げていて、エンジンは全て直列4気筒でガソリン2種、ディーゼル1種が用意され、しばらくするとヨーロッパやアジア各国にも行き届いたとCOBBY。こちらは商用車として使うこともでき、進化するにつれて強靭な印象が強くなった。

乗用だけではなく、荷物をたくさん積んで運ぶこともできるフルサイズバン・NV
北米で製造・販売する貨物及び乗用のフルサイズバンである、NV(エヌブイ)は、北米日産キャントン工場で生産され、人の役に立てるような車となった。こちらは日産初のフルサイズバンとなり、エンジンはV型6気筒またはV型8気筒が使われ、展開はアメリカ、カナダ、メキシコがほとんどだった。車を根底から支えるプラットフォームは大幅な改良を加えたF-Alphaプラットフォームが使われ、用途は主に貨物用の商用車となる。

どこから見ても勇ましい印象がはっきりと伝わってくるフルサイズSUV・アルマーダ
全長、車高、ホイールベースは満足のいく規模に整い、エンジンは5.6L V型8気筒となっているアルマーダは、乗車定員が最大7人まで可能で、全長に対してキャビン容積を最大限に採るため、エンジンをカウルに潜り込ませる設計を採用した。その迫力ある姿はアメリカ合衆国で重宝され、製造も現地に構えたテネシー州デカード工場、ミシシッピ州キャントン工場に任せられた。

たくましい外観を十分に表現したタイタンも、アメリカで活躍するピックアップトラック
ギリシャ神話に登場する巨人族の神から名前が付けられた、フルサイズピックアップトラックのタイタンは、いかにもたくましくて立派な構造をしていて、V型8気筒DOHC VK56DE型エンジンと、5速ATが組み合わされた。シカゴオートショーで紹介された時は誰もがその迫力に圧倒され、テキサス州を含む、アメリカ南部の中央部の州で高い売り上げを誇った。外観やエンジンが強靭なだけではなく、室内空間も広く確保していて、強靭な牽引能力も兼ね備えていて、乗り降りする時に開閉するドアが観音開きとなっているのも素晴らしい。これならアメリカの広い大地をどこまでも突き進めるに違いない。

アジア各国に向けて広まっているSUV・テラは、現地の要望にしっかりと応える
先ほど紹介したナバラをベースにして製造されたテラは、クロスカントリーSUVを果たしている。製造は中国及びタイの工場が受け持ち、展開は中国やフィリピンなどのアジア各国に行き届いた。エクステリアはどの角度から見ても迫力満点で、走る姿は勇ましくて颯爽としているのが伝わる。
Posted at 2019/09/13 13:57:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | 日記

プロフィール

「タイヤサイズの見方~ロードインデックス・速度記号を読み解くコツ http://cvw.jp/b/3159047/46943034/
何シテル?   05/08 12:04
車大好きめんまいとです。 好きなのにぜんぜん詳しくないので、自己満足の勉強を兼ねた日記になります。よろしくお願いします。
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