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2019年09月09日 イイね!

インドで莫大な売り上げを誇るトヨタ自慢のコンパクトセダン・エティオス

インドで莫大な売り上げを誇るトヨタ自慢のコンパクトセダン・エティオス日本ではなく、インドで鍛え抜かれたエティオスは、世界戦略を狙っている
トヨタ自動車が製造、販売する乗用車・エティオスは製造がインドかブラジルに任せられ、『World First, India First』という合言葉を掲げている。展開は世界各国にも及んでいて、形状はセダンだけではなくハッチバックのエティオスリーバ/エティオスファルコも揃っていて、トヨタの世界戦略を堂々と果たした。なおエティオスは、残念ながら日本では販売されていない。

エティオスが誕生した理由は、こんなに深い物語が詰め込まれていた
大手自動車メーカー・トヨタは、これからの時代は世界市場で車がどんどん売れると見込んで、現地で求められる自動車の開発に力を注いだ。そして今一度世界各国の状況を見てみると、インドが中国を上回って世界一の人口になると予測されている。だから、対象をインドに定めて、現地の道路事情に合わせた車であるエティオスが誕生したのだ。ちなみにトヨタ独自の世界戦略車は、「ヴィッツ(ヤリス)」「カローラ」「カムリ」もある。

初代AK10/10H型から大きな期待が託され、現地の自動車市場で求められる要素を加えた
2011年に誕生したエティオスは、日本円に換算すると100万前後の価格に抑えられて、最初の頃はインド現地にある法人、トヨタ・キルロスカ・モーターのバンガロール第2工場で製造され、翌年になると、ブラジル・サンパウロ州に建設されたソロカーバ工場でも製造された。なおエンジンはセダンだと1.5Lの2NR-FBEが使われ、ハッチバックだと1.3Lの1NR-FBE、1.5Lの2NR-FBEが使われた。さらにエティオスは南アフリカ共和国にも浸透して、2013年にはインドネシアで展開するハッチバック・エティオスファルコも登場した。

モータースポーツ仕様も開発され、熱い戦いを見せつけた実績もある
これまで紹介してきたエティオスは、一般に向けた販売だけではなくモータースポーツにも積極的に参加して、熱い走りを見せつけた実績もある。インドで開幕したデリーモーターショー12で『エティオス』のレーシングカー仕様が初めて公開され、ワンメークレースやドライバートレーニングなどの活動に使われた。その姿を具体的に説明すると、フロントスポイラー、サイドスカート、オーバーフェンダー、ディフューザー、ルーフスポイラー、大型リアウィングなどのエアロパーツが豊富に使われ、サスペンションやブレーキなどの、足回りが強化されている。

ハッチバックの形に整えられたエティオス・リーバは、スポーティー性が際立っていた
セダンではなくハッチバックの形に整えられたエティオス・リーバは、所々にたくましさがあって、新たに開発された排気量1.2リットルのガソリンエンジンが搭載されていた。こちらはセダン車と合わせて部品の現地調達率を約70%から90%近くまで引き上げ、年産7万台を果たすことを目標としていて、全長は3,775mⅿ、ホイールベースは2,460mmにも及んだ。

新興国向け戦略車となるエティオス・ファルコは、インドネシアで展開することを見込んだ
先ほど述べたように、2013年になるとインドネシアのハッチバックモデルである、エティオスファルコの販売が開始された。こちらはインドネシアに構えたカラワン第2工場工場で生産され、需要が急速に高まるハッチバック車のラインアップを強化し、拡大する自動車市場でのシェア確保を図っている。販売価格は約135万〜161万円に匹敵し、内装は黒と灰色の二色で統一し高級感を演出して洪水などの対策として最低地上高を17センチに高めていることで、現地の要望にきちんと応えられている。

エティオスシリーズは、とうとうインドで累計販売10万台を突破した
インド、ブラジル、インドネシア、南アフリカで製造され、日本以外の国々に行き届いているトヨタ・エティオスは、売り上げがインド国内だと群を抜いていて、COBBYによると、最初の4万4675台からどんどん上昇して、とうとう10万台にも達したのだ。やはりここまで到達した理由は、多くのインド国民が「トヨタは高級車というイメージが強くて手が出せなかったが、エティオスは上級感タップリで、しかも、なんとか手が出せる価格だから」と述べていることが当てはまる。

全体的に評価してみると、日本よりもはるかに暑いインドで求められるものを採用したことがわかる
もう一度エティオスをじっくりと観察してみると、現地で求められる本当に必要なものだけが採用され、トップクラスの燃費を実現して視認性と安全性、さらにユニークさと先進性を狙い、インドは日本よりもはるかに気温が高いことを意識して、ダッシュボードの吹き出し口から後席へ、積極的に冷気が流れるよう設計したエアコンを取り入れた。さらには水のペットボトルを乗用するインド国民のために、500mリットルから1リットルのサイズに対応できる7箇所のホルダーも付けたので、いかにも配慮が行き届いていると感じられる。
Posted at 2019/09/09 12:26:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | 日記

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