HiroseRSのブログ一覧

T松山を越えて、某ジムカのエントリー♪

何コレってくらいステアフィーリングが違います。
特にコーナー奥でのフロントの応答感というかグイグイ曲がっていく感じがあります。

これはキャンバーだけでないなーと思ったので、キャスターを測ってみた。

キャスターの計測原理は、適当にネットで探して下さい（笑

簡単に書くと、左右にステアリング切って、その時のキャンバー角を測ると後は計算。

φ=180/π×α/2θ

一般的には20度くらいの舵角でやるっぽい。
αは、左右に20度切った時のキャンバー角の差
θはステアリング舵角　左右20度で切った場合20

ターニングラジアスゲージは持ってないけど、A1ゲージに分度器貼り付けで舵角を測定。

60進数と10進数どっちつかうか良く分からんですが、計算は10進数に直して表示は60進数としています。

計測
　　　左　　　　　　　右
　　0°10′　　　-0°10′
　　4°30′　　　　4°15′

計算
　　6°12′　　　6°20′

何と、キャンバー3度なのにキャスター6度超え！！

計算式からαは分子側ですので、キャスターが大きくなるほど単位操作当たりの転舵キャンバーが付く方向。奥で舵が効くって事は欲しい所でキャンバーが増えたと言う風に理解します。
舵が利く方向になったと言う事は、リアが付いてこないとオーバーになりますが、リアはハイアッパー＋アシストですので追従は峠道程度では問題なし。ジムカの過渡領域でどういった挙動になるか・・・楽しみですケド

惜しむらくは、事前にキャスター測って無い事。今までは、キャンバー優先でキャスターは成り行きにしかなってなかったんですよねー。