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尚この話はノンフィクションです(爆)
”H”は悩んでいた。
ウインドウォッシャーを多様する彼には純正のウォッシャーノズルに不満があった。
「一発で汚れを落としたい」
拡散するノズルも売られている。
でももっとフロントガラスを綺麗にする方法はないかと。
そしてあるアイデアが思いついた。
あとは実行あるのみとなった。
そしてその時が遂にやってきた。
09/09/20
兵庫県尼崎市某所。
改良する為の材料購入、助けてくれるであろう仲間達・・・
条件は揃った。
”H”は遂にプロジェクトを実行する。
「ワイパーアームにノズルを取り付ける」
一部の車種では見た事があった。
だがヴィッツでそれを行った者がいたとは聞いた事が無い。
しかもアームを変更せず加工して取り付けると”H”は言った。
「無理だ」
その場に居た誰もがそう思った。
だが”H”には確信があった。
必ず成功すると。
”H”はまず車に詳しいN氏に自分の考えを伝えた。
何か良いアドバイスをもらいたかったのだ。
N氏を中心に検討を重ねる一同。
そして”H”は作業を開始する。
そしてホースを取り付け稼動テストを行った。
ボンネットの上はウォッシャー液まみれとなった。
先行き不安な光景だ。
それでも黙々と作業を続ける”H”。
そして一回目のテストが始まった。
予想外の展開だった。
ウォッシャー液は予想を遥かに超えて噴射された。
ノズルを横に向けたのは失敗だった。
”H”はすぐさまノズルの向きを修正した。
ノズルをガラスに垂直に向けたのだ。
更にノズルを追加して効率を上げた。
そして2回目のテストに挑む。
今度はうまくいった。
飛び散りも無く綺麗に噴射されている。
だが相変わらずウォッシャー液は出続けた。
次に”H”はウォッシャー液の噴射量を減らす為、チューブに加工を施した。
そして3回目のテストを行った。
うまくいった。
ウォッシャー液の量も抑えて満遍なく噴射している。
一発でガラスの汚れも落とせている。
「これは使える」
だが”H”は肝心な事を忘れていた。
仲間が異変に気付きそれを指摘する。
「ウォッシャー液が足りない」
まさかと思った。
だが車体の周辺にはウォッシャー液だらけになった光景を見て気付いた。
「ウォッシャー液の消費量がまだ多すぎるのか」
空になったウォッシャータンクがそれを物語っていた。
通常ではありえない光景だった。
わずか3回程度のテストで1.8Lのウォッシャー液が無くなってしまったのだ。
水を補給をしながら”H”は考えていた。
「噴射量を更に抑えなければ」
「ディープ・・・バズーカ・・・」
こうして3時間に及ぶウォッシャーノズル増設は完成した。
だが”H”の飽くなき挑戦はこれからも続く・・・・
Posted at 2009/09/22 02:03:21 | |
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