写真はAピラーのゴムパッキンの断面図です。
水平に突き出た部分と垂直に突き出た部分でサイドウインドウを包み込むようになっています。
両側から挟まれ密閉性を保ちつつ、それでも浸入した雨水は溝を伝わって下に流れるようになっているようです。
206ccも同様の構造をしており走行中の雨漏りは皆無でしたが、一度だけ雨上がりに乗ったところ室内が水浸しになってしまっていたことがありました。どうやらドアを閉めたときのパッキンとサイドウインドウの噛み合わせが悪かったようです。C70では走行中・駐車後を含めて雨漏りは今のところ皆無です。
C70はドアを開けるとサイドウインドウが自動で少しだけ下がり、ドアを閉めると下がったサイドウインドウが自動で上がります。最初はドア開閉時の室内の気圧上昇を防ぐためかと思っていましたが、この文章を書いているときに、この機構によりパッキンとサイドウインドウの噛み合わせが最良の状態になることに気付きました。206ccではこの機構がなかったので雨漏りが生じたのでしょう。
このまま雨漏りゼロであって欲しいものです。
Posted at 2008/03/14 02:03:54 | |
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C70 | クルマ