以前から一泊ツーリングに行きたくて、せっかくいい宿を見つけて予定を立てても、今年は台風に悉く邪魔をされ全然実行できませんでしたが、晴天確実な今週の土日、以前確認して空きがなかった宿にキャンセルがでたのか予約できたので、急ながら和歌山県へ一泊ツーリングにようやく行く事ができました。
和歌山県はバイクツーリング向きの名所がたくさんあり、現在は2022ツーリングプランの伊勢道コースで紀伊長島ICまで行ける上、三重と和歌山間でまだ繋がっていない箇所があるものの、その先の紀勢自動車道が無料で走れるので、安価に長距離ツーリングが楽しめます。
とは言え和歌山県は広いので、今回は本州最南端の串本町付近で宿をとり、行きたい箇所が多い南側をメインで走る事にしました。
朝7時に出発、途中亀山PAで朝ごはんを食べて、まずは紀北PAに立ち寄りました。2015年オープンと新しいPAだけに綺麗で、奥伊勢PAから約52Kmぐらいトイレ休憩できる場所がなかっただけに、この位置に出来たのが貴重かも。
紀北PAで休憩し、一気に那智の滝へ向かいます。あえてぐるっと那智勝浦古座川線の山道を通って那智高原公園を経由しましたが、道も狭く楽しい道ではなかったので、素直に那智の滝へ最短で向かったほうが良さそうです。
那智の滝周辺にはお店がたくさんあり、そこでバイクを200円で駐車させてもらいました。間近で実際に見て見ると、さすがに滝は迫力ありました。
小鹿がいました。もう雰囲気がもののけ姫で歴史を感じますね・・。
近くのお店で黒飴ソフトクリームを食べてみましたが、すごく美味かったです。
那智黒飴って私が小さい頃、おばあちゃんと外人さんが踊りまくっていたCMやってたよな・・ってふと思い出しました。
次に立ち寄ったのが捕鯨の町、太地町の道の駅です。鯨のハンバーガー、竜田揚げ、マグロ等の海産物がたくさんあり、すごく混んでました。一時はシーシェパードに絡まれて大変だったと思いますが、最近は全然聞かなくなりましたね。
そのまま更に南へ進み、南紀熊野ジオパーク 橋杭岩へ立ち寄ります。
ここは道の駅 くしもと橋杭岩の中にあり、駐車場は満車状態でしたがバイク駐車場がないので、みなさんゼブラゾーンに駐車しているようでした。マグマにより自然にできた橋杭岩は一見の価値ありで、浅瀬には小魚等海の生き物もいました。
本日最後にジオパークより更に南、ループ橋を渡り紀伊大島に向かいます。ここはトルコが大の親日国家となったきっかけとされる、エルトゥールル号遭難事件が発生した場所であり、当時の串本の住民が総出で命がけの救出にあたり、僅かな蓄えから非常用の食糧まで提供して多くのトルコ人を救った事が、トルコの教科書に載っているそうです。
エルトゥールル号追悼とトルコとの友好の証として建設されたトルコ記念館で、入場料は大人500円、JAF会員だと100円引きとなります。
館内にはエルトゥールル号の詳細な説明、たくさんの模型や遺品、写真などが展示されており、この時の恩義に報いる形で、イラン・イラク戦争時にトルコが救援機を派遣して日本人を救出してくれた経緯もよくわかります。遠いので機会があれば行きたいとずっと思っていましたが、やはり行って良かったです。
※到着時は暗かったので朝方に撮影しました。
ここまでの走行距離が331Kmで、本日お世話になるやまさき屋旅館さんへ17:00頃チェックイン。
口コミが良かったので予約しましたが、老舗らしく建物は古そうですが清潔感があり、評判通り女将さんの人柄も良く料理も美味しかったので大満足です。バイクも空いていれば屋根付きガレージに駐車でき、一人でも気兼ねなく泊まれるので、串本町方面で宿泊するならオススメできます。
一気にブログで纏めたかったのですが長くなりそうだし、眠くなってきたので続きは明日にしますw
Posted at 2022/10/02 23:32:24 | |
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