タイミングギヤガスケット、フロントクランクシール交換、

ランドクルーザー60、2f、3f系ガソリン車の整備内容です。あまり整備情報ないですよね
20万キロとか走ってると絶対滲んでそうな所です😂
クランクシール、ハブベアリング、ナックル周り、バルブプッシュロッドカバー、オイルパンガスケットとか変えてやった方がいいかと、
まず先にクーラントを抜きます。
15Lくらい出ます。
バッテリーもステーから外します。
ラジエーター本体外す際、取り付けボルト12mm4箇所で止まってますが、そのうち2箇所コアサポートの表側付近は工具の入りにくいので、コンデンサーの止まってるボルト4本緩めてある程度の空間を空けとくことをおすすめします。後ほど写真にあげます。

クランクプーリーボルト46mmで350N/mでガッチリ止まってるので、スピンナーハンドル、と延長パイプを使用して緩めます。
そのまま回すとクランクシャフトが空回りするので、一旦車の下に潜りクラッチ、フライホイール覆ってるアンダーカバー外してスタータモータのピニオンギヤに当たるギヤの所にソケットを噛ませて空回り防止します。
緑丸のところは、各ベルト調整する際の場所を示してます。写真で一箇所ベルトかかってるのはエアコンベルトでプーリーの下側の12mmのアジャストスクリュ回せばベルト緩みます。

いきなり外れます、クランクプーリー外すのにプーラとか必要ありませんでした。後は周りに止まってる、10mmのボルトを緩めて「長さ違うので注意。」プラハンで叩けばカバーが取れます。これは取れた図です。
赤丸の所、クランクシールは先程使用してた46mmのソケットで叩いて、圧入出来ました。
取り付ける際クランクシールのリップ部にグリス塗れと取説に書いてますので注意。
新しいガスケットの写真ありませんでした。
すいません。

エンジン側です。カッターを使用して30数年こびりついたガスケットを削りとります。精密そうなので、カバーを元に戻す際はギヤを洗浄しましょう。よく見れば合マークありますね。圧縮上死点とか見るやつだっけな、今回は関係ないので無視ww
今回組む際、純正のコルクガスケットと、液状ガスケットスリーボンドをサンドして組みました。

後はエアコンベルト、パワステベルト。オルタネーターベルトを張り直し逆の手順でつけなおします。カップリンクファンとラジエーターファンシュラウドは、全部付け終わってからでいいです。クーラント入れてエア抜きすれば終わり！
めちゃ時間かかるので時間に余裕ある日にやりましょう！

次回、タイミングギヤカバーガスケット交換