最軽量スポーティカーで趣味を豊かに! - コペン

その他

最軽量スポーティカーで趣味を豊かに!

おじゃぶ
ダイハツ / コペン
セロ（MT_0.66) (2015年)
- レビュー日：2022年1月12日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 4

デザイン：4
走行性能：4
乗り心地：3
積載性：2
燃費：5
価格：4

満足している点: ・これまでにか!というコンパクトさ
・サウンド
・ライントレース性
・油圧ステアリング
不満な点: ・積載性
・高速道路ではややノイジー
・キャビンが狭い
・シート位置のバリエーションに制約あり
総評: 趣味、通勤のためのクルマとしては申し分ありません。
走りも軽のそれとは思えませんし、とても愉しいです!

また、カスタムの余地もたっぷりとあり、純正そのままでも充分に愉しいですが、これをオンリーワンにしていく楽しみもあるでしょう。

普段VABに乗っている私ですが、たまにコペンに乗りたくなります。その軽快な走行と、ツードアオープンというVABにはない魅力に魅せられているのだと思います。

デザイン: 4; 丸目で可愛らしいデザインです。
リアトランクはフラットなデザインなので、フロントとのメリハリがあります。

またブリティッシュグリーンマイカはとても深みのあるいい色で、車重を思わせない堂々とした佇まいです。
しかし、内装はややチープです。200万に相応しい内装を目指してほしいです。
走行性能: 4; 軽としては申し分ありません。それどころか、1000~1300ccクラスのミドルサイズよりも発進と加速感については優位と感じます。
明確なターボラグは感じませんし、どの回転域からでもスムースな加速を実現しています。

さらに、車高が低く足廻りが硬いので、
ドライバビリティは高いです。必要以上のロールを許しませんし、目線がフラットに動いていく感じがあります。

一方、少し心許ない?と感じるのが、
リアブレーキです。ドラムブレーキなので、ブレーキ踏力に対してはやや制動力が出ない印象です。
※冷感時の制動力はドラムブレーキが優位。やや熱が入ってくると、信頼性ふくめてディスクブレーキが優位。
※コペンの味付け上、ブレーキのタッチポイントはやや奥(踏み込む必要がある)です。タッチした以降は十分に効きます。
乗り心地: 3; それなりに硬いです。
とくに大きめの凹凸での突き上げは感じますし、微細な振動もよく伝わってきます。
セロSは標準グレードよりさらに硬いらしく、現在の標準グレードでもかなりソリッドな乗り味です。
積載性: 2; キャビンの積載は気持ち程度です。皆無と言っていいレベルです。
ドリンクホルダーもやや苦労する位置にあるので、エアコンの吹き出し口にホルダーを着けるなどして対策するのがセオリーと思います。

一方のトランクルームは、想像以上の積載スペースが確保されています。ルーフをオープンにするのであれば、当該スペースは制約されます。
※ゴルフバッグの積載はやや困難でしょう。
燃費: 5; わりと高回転まで回して加速する運転方法でも、田舎道メインで18~22km/hはコンスタントに出ます。
高速では100km/hの速度でエンジン回転数はおよそ5000rpm足らずですが、17~19km/lはでます。
※エアコン作動時でも。

早めのシフトアップを心がければ、60km/h巡航では25km/lも狙えます。

燃料はレギュラーガソリンですし、経済性は良さそうです。
※この燃費ならエンジンをきれいに保つ目的でハイオクをいれてもいいと思います。
価格: 4; 対走行性能からみれば申し分ありません。
しかし、内装からみればもう少し頑張ってほしいです。
メンテナンス費用も他の軽となんら変わりません。
故障経験: 特にありませんが、
リアブレーキの効きは改善してほしいです。
※ディスクへの交換を検討中。

また、運転時の振動によるキシミ音はしばしばです。