自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
巷間の辞書によれば、方言とは、「標準語とは異なった形で、ある地方だけで使われる語」とされています。皇居のある首都東京が、現代標準語の中心地になっていると思いますが、事実はもう少し複雑なようです。
江戸時代には、城を中心に街が形成されていたため、山手と下町とでは、言葉が違っていたといいます。場内の徳川家が使う言葉が標準で、その他のエリアは方言だったと解釈することもできます。
先日、久しぶりに昔の上司と再会し、元祖東京弁ともいえる下町言葉を体験しました。
「今年の夏に、シガシロシマ(東広島)でゴルフしてきたんだよ」
(中略)
「ちくちのもこ(菊池桃子)って、まだ芸能活動やってるんだ。へえ」
(中略)
「ひもしら(下平)は、元気にしているのか?」
終始このような感じで、「ひ」と「し」が頻繁に逆転する典型的な江戸下町弁が健在でした。
この方は、昔から、英語の「chronic」の発音が苦手で、「くろーにっく」と言えず、「くりーにっく」と発声していました。
ところが、愛車のシルビアは、「ヒルビア」にはならず、正確に「シルビア」でした。
江戸弁の法則性が読みづらく、方言というのは難しいと思います。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、桃子と俺の結婚式で祝辞をお願いするかもしれないから、そろそろ、発音の矯正をお願いしておいたほうがいいんじゃないの~。
「ちくちのもこ」は言いづらいから、早く「もものきももこ」になりましょう。宜しくお願いします。
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2024/05/03 09:48:29