今日はディーラーでデフとミッションオイルを交換している間に「ぶつからない車?」で話題のアイサイトを試乗してきた。
今回の試乗では、試乗する前に生まれて初めて誓約書というものにサインをさせらた。
なぜサインさせられたかというと、要するに予期せぬことで事故に会うかもしれませんけど、それを承知で試乗してくださいというような内容だった。
たしかに今の世の中、事前にきちんとした説明がなかったから事故を起こしたんだとか、システムが動作しなかったのは欠陥品だから保障せよという人がいるから仕方がないと思う。
試乗は最初にディーラー内の駐車場で、危険を予測して自動的にブレーキングする「プリクラッシュブレーキ」を体験した。
セールスから「レガシィのバックスタイルがプリントされたクッションに向かってまっすぐ走ってください。もちろんブレーキは踏まないでください」と言われアクセルを軽く踏む。クッションが迫ってくると怖くなって一瞬ブレーキを踏みたくなったが、その時に「プリクラッシュブレーキ」が作動してザザッーとタイヤが滑って停車した。15Km程度のスピードだったが、システムが作動すると急ブレーキをかけたようにガックンとなる。2回目は25Kmくらいで走ってみたが、ブレーキング時の衝撃はさらに大きかった。試乗する前は、もっと手前からポンピングブレーキのように動作すると思っていたのでこのような動作するのは意外だった。
次は試乗体験できなかったが、輪留めを使って「ATの誤発進抑制」を見学した。アクセルを全開にしても輪留めを乗り上げないのは最近多いATの事故防止に役立ちそうだ。
その後は、アウトバックとレガシィの2台体制で「全車速追従機能付きクルーズコントロール」や「先行車発進お知らせ」などを一般道で体験した。
今までクルコンに興味がなかったのだが、この「全車速追従機能付きクルーズコントロール」は非常に便利だと思った。先行車が減速すれば勝手に減速してくれるし、速度を上げれば自動的に上限速度まで加速してくる。渋滞している時は重宝するに違いない。
セールスが試乗する前に「アイサイトは万能ではなく、あくまでも補助装置です。」とずいぶん強調して言っていたが、やはり路面状態や天候によっては動作しないこともあるようだ。実際、「プリクラッシュブレーキ」の試乗でクッションにぶつかった人もいたそうだ。ぶつかった時はきっとビビッただろうなぁ。。。
いづれにしても、どんなシステムでも過信は禁物だと思ったアイサイト試乗だった。
ブログ一覧 |
車全般 | クルマ
Posted at
2010/05/29 23:15:36