LEGACY B4 アライメント調整DIY(1/2)@123892km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
車高調を入れてからきちんとアライメントをとっていなかったこと。
サーキットで数人のかたからもう少しキャンバーつけたほうがいいかもねとアドバイスいただいたこともあり、5/4-5/5でアライメントの測定と調整にTRYした。
結果フロントのキャンバーとトーを調整するつもりであったが、キャンバーは調整できたが、トーはタイロッドのナットが緩まず断念した。
写真は車高が下がってそのままでは利用できなくなった以前ホームセンターで切ってもらって使っていたL字金具。
このあとホームセンター行って金鋸かってきて長さを短縮。
ホームセンタ・自宅の間を何回も往復することになったGW後半だった。
2
以前一度アライメントをDIYで測定したときは1mのアルミ角材3本をテープでつないで2mの長さにして(1本は角材と角材をつなぐ場所に利用して直線性を確保)水糸の間の距離を出し、水糸は馬に直接掛けていた。しかし一本の棒を車体前後で交互に使用していたので手間がかかり、簡単に糸の位置がズレたりして作業効率が著しく悪かった。そこでホームセンターで長さ2Mの角材を購入し糸と糸の間隔を180/185/190 cmに変更できるように段ボールを張り付けて糸をかける部分を作成。
3
これを自動車の周囲に建てた4台の馬にのせてそこにおもりをつけた水糸をかけることで平行な糸を車体両側に作る。
4
自作したL字アルミ角材をホイールに水平に当てて水糸までの距離を前後で測ることでホイールのトーを計算する理屈。
同じL字アルミ角材をホイールに垂直にあててデジタル水平器を角材にあてキャンバーも測定する。
5
通っているサーキットの特性上(時計回り)一番消耗が激しい左前タイヤの状況。
車高調に換えてから以前よりかなりましになったがやはりタイヤ外側の摩耗が内側よりだいぶきつそう
6
作業は5/4,5/5 二日にわたり実施。
それぞれの日開始前後で、キャンバー、トーを測定
(左右の値と合計値の計算が合わない部分は、端数処理によるもの)
トーも調整したかったのだがタイロッドのロックナットを緩めることができず。GW中の作業は断念した。
測定値だけみてての考察
5/4 作業後と5/5作業前は特に車に何かしてないので本来は同じ測定値になるはず。しかし実際はそうならなかった。
トーは前後とも左右の合計値はあまり変化しない(0.2度以下)が、左右の値は5/4作業後と5/5作業前でだいぶ異なる。
この測定だと計算される左右のトーの配分に誤差が出やすいのかもしれない。
また特にフロントは(左フロント-0.8(-0.6→-1.4)、右フロント+0.6(-1.4→-0.8))となっている。これはステアリングの位置が微妙に異なっていたのかもしれない。
以上の結果から
左右個別で0.3度くらい
左右合計で0.2度くらい
フロントはハンドルの位置により左右に0.5度くらい
の誤差があるのかと予想
7
備忘録として、作業中に検討したこと、その作業結果との比較をメモしておく。
5/4作業開始前の測定でフロントのキャンバーの測定値は左右で-1.0,-0.5度だった。
大した理由もなく試しに左右それぞれキャンバー-2.5度にセットすることを考えた。
フロントロアアームのボールジョイントから、ストラットアッパマウントのピロまでの距離は空中でメジャー当てて、ざっくり630mmとみなし、ターゲットにキャンバー角を-2.5度としたとき、ピロ部の必要なスライド量は
左
-(-2.5 - (-1.0))*pi/180*630=16.5 (mm)
右
-(-2.5 - (-0.5))*pi/180*630=22.0 (mm)
となった。
しかし実際に可能なスライド量は最大20mmだったため左右のバランスとるためスライド量を-2mm減らして左14.5mm/右20.0mmとして様子を見ることとした。
マウント上部の六角穴のボルトを緩めるだけではピロ部分を動かせない。タイヤを完全に浮かせてもピロ部分は動かず、適度にタイヤから荷重を抜いた状態でピロ部分の周囲の部分にハンマーの柄をあてがって別のハンマーでたたくとピロ部分が移動できた。
しかしピロ部をスライドさせた後5/4の作業後再度測定したフロントキャンバー角は左右それぞれ-2.2(変化量1.2)/-3.2(変化量2.7)度となった。
図はスライド量とキャンバー角の変化を表にしたもの。
左右でスライド量とキャンバー角変化の比率にかなりの差がある理由は不明。もしかすると作業開始前のキャンバー角の測定にミスがあったのかもしれない。
8
あとアライメントに直接関係しないが、ピロ部分をスライドさせるとタイヤハウスの中がアッパーマウント部分の隙間(写真赤丸部分)から大きく見える状態となる。
ここは何らかの手段でふさがないと大量のごみや水がまき上げられピロ部の寿命を縮めそうなのであとで対策をしようと思う。
長くなってしまったので、5/5作業分のメモは別の整備記録にする。
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