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特別会計の仕分けが大きく報道されていますが、クルマ好きな私たちにとって、身近なテーマが議論されました。

何で、2年ずつ車検をしなければならないのか。何で、13年以上経過したクルマの自動車税が高くなるのか。何で、登録費用や検査費用は高いのか・・・などなど。今まで疑問に思っていた部分に切り込んだ点は評価できそうです。

問題はどれだけ実効があるのか、ということ。
ユーザーは今後もチャンと見てるから、チャンとフォローしないと、次の選挙でキツーイお灸を据えられますよ。

「結論は自動車検査登録勘定の廃止」。つまり、車検は民間でやるべし、ということです。

『Bグループとりまとめ役の長妻昭前厚労相が宣言した。渋い顔の国土交通関係者ら。10人の仕分け人すべてが、この勘定の廃止で一致した。』
　　中略
『事業は一般会計で処理し、国土交通省が関係するのは検査基準の策定、リコール業務等に限定。自動車検査や登録事業は効率性を高め、検査登録の独立行政法人に移管することを求めた。
独立行政法人から将来的には、軽自動車検査協会と統合。一段の効率化を求めた。』

何で検査登録料が高いのか？については、「MOTAS」というシステムの問題点が紹介されています。

また、車検の期間や民間での車検の推進についても議論があり、ここでも役人の屁理屈が失笑ものです。

『仕分け人から「自動車検査独立法人が遠方で不便なところでは、民間の指定整備工場で検査を代行できないか」というアイデアが出された。
国交省担当者は「検査だけを任せるというビジネスモデルは成り立たない」と反論。仕分け人が「ビジネスになるかどうかを国交省が判断する必要はない」と食い下がる場面もあった。』

独立行政法人という言葉に引っ掛りは覚えますが、仕分け人、取りあえずGood Job！
でも、大切なのはこれからですからね。よろしく頼みます。