シングルベルト化
目的
修理・故障・メンテナンス
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
1時間以内
1
PORSCHE911 Enthusiast’s Companionによれば、It is claimed that modification can add up to 15 horsepower to an enjgine and can improve fuel economy.(Yahoo翻訳:修正が最高15馬力をenjgineに加えることができて、燃費を改善することができると主張されます。)。
15Hpも上がって燃費が良くなるならやらない手は有りません。
しかし、オルタネータが空冷用インペラーと同じ回転数になるので発電能力が心配ですが、やってみなけりゃと言うことでやってみました。
写真は、今のところの最終品。
プーリー側から、φ2の電線用銅線をはんだ付けした環、オリジナルのワッシャ外径32、28、そしてSC1815(内径18mm厚さ15mmのカラー)、オリジナルのプーリー固定用ナット(対辺24mm)です。
2
ポイントは、インペラー用とオルタネーター用のベアリングを一体で回転させるために、オルタ用ベアリング外面と1.5㎜ほど奥まったインペラ用ベアリング外面を固定させるスペーサーをどう作るかです。
写真は、失敗作。
100均で購入した2mmのアルミ線です。
3
その取付方法。
アルミ線をベアリング間の段差に巻き、ワッシャを入れて、SC1815※のカラー内径がしっくり軸に入るようにアルミテープを軸に巻き付けて皴のないようにマイナスドライバーでシゴク。(写真)
その後は、カラー、ナットで固定です。
※ジョイ○ルで440円ほど。通販でも売っています。
カラーの替わりにオリジナルのプーリーを付ける手もあるでしょうが、一目で分るようにカラーを使いました。
最初は良さそうでした。
しかし、いくら軽くても、走るうちにこの状態よりも遠心力で更に開いてしまい押付け力が弱くなってスベッテしまいABS警告音がビービーって。
×です。
ほかに厚手の紙でドーナツ状に作ったものも、すべってしまい失敗。
しかし、アルミでも紙でも固定方法は問題ないようなことが分ったので、開いたりスベッタリしないスペーサーにします。
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うまくいっているのは、銅線を加工したスペーサー。
100㎜ほどの長さのφ2の電線を環にし、ラジペンの根本で内外周面を挟んで潰し、厚みを増やします。(スペーサーとしての厚みが2→2.2mmとかになる)
オルタ用ベアリングの外周に這わせて一周させ、はんだ付けする両端5mmほどを重ねてカットする。
5
その後、スベラナイように表裏面をニッパで軽く挟んで線状に刻みをつける。(写真)
次いで、環両端のはんだ面積を増やすために、互い違いに組み合わせられるようにヤスリで両端から各5㎜ほど半分の厚さに削る。
両端を重ねてはんだ付けし、余分なはんだや出っ張った線端をヤスリで削って環状にします。
(アルミだとはんだ付けが難しい)
6
固定方法はアルミ線と同じです。
環状銅線をベアリング間の段差に装着、ワッシャを入れて、SC1815のカラー内径がしっくり軸に入るようにアルミテープを軸に巻き付けて皴のないようにマイナスドライバーでシゴク。
その後は、カラー、ナットで固定です。
写真はアルミ線のときの写真ですが、銅線でも同じです。
(銅線のときの写真は撮り忘れました!)
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最初の写真が完成写真。
(止めねじは遠心力で外れないように軸に固定しておきます)
気になる発電能力です。
ナビの取り付け状態で測定しているので、グランド電位がバッテリーのマイナスと異なる可能性があるのですが、参考までに測ってみました。
アイドリング時
ノーマル:13.5V
シングルベルト:12.2V
1500RPM時
ノーマル:13.5V
シングルベルト:13.3V
電装品を使うとどうかな?って感じがしますが、当面、これで使ってみます。
あくまでも自己責任で。
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