BOND / ホソカワコーポレーション ホイールスペーサー  

ポルシェ用ハブ付きホイールスペーサーです。
みん友のひとしー！さんから譲っていただきました🙇‍♂️
ありがとうございます！
フロント　7ミリ
リア　15ミリ
を装着しました。
車高を落としたことによる、ホイールの引っ込みを調整(見た目)だけじゃもったいないので、トレッド幅の調整も…という意味で組んでみました。

組んでみて思ったのは、精度が高くてホイールハブへの装着が緩くなかったこと。クリアランスがほぼありません。

見た目の話では、そりゃもうバッチリです。自己満足の世界なのかもしれませんが、『ホイールは少しでも引っ込んでいるより、ツライチに近い方が絶対カッコいい』のを感じました。
スペーサーの話は、普通ここまでです。
ツラを出すためのパーツという認識が殆どだと思うので…。


ここからはマニアックな話し。
車高ダウンによるトレッド幅が狭まったのを、スペーサーによって広げたことによってハンドリングが変わった。
車高調を装着してから、クイックなハンドリングはややダルい方向性になり、ポルシェ純正ダンパーとの減衰力の違いがハンドリングのダルさに繋がったのかと思っていた。
それがどうだろうか。フロント7ミリ(左右合計14ミリ)トレッド幅が広がったことにより、ハンドリングの初期の応答性が蘇った…。また、若干路面への当たりが柔らかく感じる。
僅かだがロールが少ない気もする。
ロールセンター軸が変わったからか？

前後ともにトレッド幅が変化したけど、今回は相対的にリアのトレッドをフロントよりも左右合計で16ミリ大きくした。
一般的に言われているが、リアのトレッドを広げた場合、初期の舵の効きが良くなる。
逆に、コーナリング中の旋回区間ではアンダー方向になる。
レーシングカートやフォーミュラなどでは、大体リアの方がトレッド幅が広い。

30分くらい試運転したレベルでは、サスペンションジオメトリーが変わってとても良い感触だった。
車高調の装着により失われたクイックなハンドリングが再び帰ってきたことに感動している。
こうしてレビューを書いている日曜の夜でも、とても乗りたくてたまらない。

スペーサーの装着によるサスペンションジオメトリー変化については、いずれブログの方にまとめるつもりです。
取り急ぎのパーツレビューでした。