【10万km超えたらさっさとやろう】燃料フィルター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
「燃料ポンプが壊れたらやろう...」とね、
10万km走破時にずっと買ってあったんですよ。
フィルター。
壊れない壊れない...
他の部分がどんどん良く仕上がってきたので、
この勢いでこれもやってしまう事にしました。
「フィルター」と「ポンプ」は関係ない別の部分だと気付いたので!
結論から言うと、10万km、どころか5万kmでもさっさとやった方が良いんじゃないかと思います。
激変です。
バッグファイアの音はぽんからパン!に
加速は淀みなくスムーズに
一番下からモリモリとトルクが立ち上がり、
アイドリングとスムーーースになりました。
27万km走ってきて、これまでで一番コスパ良いメンテでした。
2
なぜかその前にインタークーラーから。
2万km毎に実施している、「インタークーラー洗浄」を同時にやったからです。(ICを外してパーツクリーナーを二缶ほど吹きまくります。)
燃料フィルター・ポンプ回りは作業前に燃圧を抜く必要があるのです。
(燃圧を抜く方法は、他にもアイドリングしながらポンプのヒューズを抜く、などの方法があります。)
3
インタークーラー裏にある燃料デリバリーパイプ、
この端に燃圧リリース用のバルブが有ります。
キャップを取り、ウェスを敷き詰め、真ん中を
マイナスドライバーなどで押すと、ぴゅっ!!と
ガソリンが出てきます。
車内で飛び散るより、こっちのがまだマシですよね。
4
リアシートは持ち上げるだけでカンタンに外れます。
まず、エアスプレーなどで積もったチリを吹き飛ばします。
燃料タンクの中になるべくゴミが入らないように...
ウチのはコンバーチブルなので楽ですが、
換気をとにかくして下さいね。
火気厳禁!
ここからは参考URLの動画を見ながらやりましょう。
5
最近のはBMWの刻印に変わっていると思いますが、
こちらにはまだローバーの刻印が。
ローバーR40、初代MINIとは兄弟に当たるローバー75との共通部品なんですね
6
手順は参考ビデオをご覧下さい。
ここではポイントに特化して書きます。
まず新しいフィルターをはめる時!
まずキャップに嵌めますが、このまま刺すと、かなり力が要ります!
フィルターに上下は有りません。
キャップ側に、両側2回ほど抜き差しして、
慣らしてから嵌めて下さい。これだけでかなり楽になります。
ところで汚れが堆積していた、などの声も聞きますが
27万kmノーメンテだったうちのMINI、
フィルター表面以外は汚れはほぼ溜まってませんでした。
99%、シェルピューラかVパワーしか給油していなかったのが
良かったのでしょうかね。
利用者の多いGS、ナショナルブランドのハイオクが一番安心です。
7
フィルターアセンブリを戻す際ですが、
「フィルターユニットから、ガスケットを外してボディ側に先に確実に嵌め込みます」!
MOD MINIさんの動画だとさらっとしか言ってないのですが、
これやらないと鬼硬くて入らないか、
密着不良で警告灯が点きます。
下手したらガスケット千切っちゃうカモ。
これさえ忘れなければ、あとはぐぐーっと体重をかけて押し込み、
念のため一周ぎゅっぎゅっと押し込めば問題無く入ります。
フィルターの金属製のカバーを叩きながら回す時に、
最適なトルクがかかるようになっていますので
ちゃんとハマってさえいれば、無理に奥まで押し込む必要はありません。
8
フィルターを切断してみました。
内側は、まだ紙色が出ていて濾過という意味ではしっかり仕事をしているのがわかります。
ですが....細かいススがフィルム状にフィルター全面を覆っています。
試しに水をかけてもほぼ通さない状況。
あれだけ劇的に改善したのもわかるなこりゃ...
5万kmを目安に定期交換しようと思います。
ポンプ寿命も延びると良いのですが。
最後に、この作業後のエンジン始動の注意点です。
一発目ではまずかかりません。燃料がインジェクターまで届いていないからです。
キーを、IGNまで回さず、
ACC -> ON、少し待つ、-> ACCに戻す -> ONに回す、少し待つ
を、5回やりましょう。
途中で、かかか...とか ずずす... とかポンプが燃圧を戻しているのが聞こえると思います。
そのあとIGNに回せば、一発でかかるはずですよ。
もしかからなかったら、慌てずに配線などを調べましょう
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