静電防止プレートの取り付け - その5 フロントドア用の配線作業、そして完成へ

静電防止プレートの取り付け - その4 フロントの取り付け位置決めと穴あけ作業 のつづきです。

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開けた穴に静電防止プレートの電線を通します。

電線を通したあと、貼り付ける部分をアルコールなどで脱脂、清掃をしておき、両面テープの台紙を剥がして、グリップの裏側部分に貼り付けます。

貼り付けたら、しっかりと押さえつけます。

今回は手抜きしましたが、両面テープ用のパックプライマーを事前に施工しておくと、両面テープがかなりはげにくくなるのでばっちり仕上がります。

【参考リンク】
・エーモン工業 パックプライマー (1770)
https://www.amon.co.jp/products2/detail.php?product_code=1770

パックプライマーはかなりにおうので換気に注意してください。また乾くまでに外気温に応じて時間がかかります。冬場だと乾くまでにかなり時間をとられるので注意してください。

配線はドアハンドル内の途中の仕切り部分に穴を開けて、いったん内張りの内側に引き込みます。

最後の内側に引き込むための穴は、奥に部品があるため、そちらにも穴を開けます。深めに穴を開けてください。

こちらの穴も、1mm → 1.5mm と大きくして開けていきました。

内張りの内側はここから電線が出てきます。

私の場合、このあと電線のはしっこにAWG24 (0.2SQ) の電線をハンダ付けして、収縮チューブで被覆しています。

そこまでできたら、パワーウインドウスイッチの穴からいったん配線を外に出しておきます。

ハンダ付けが終わったあとの写真です。(写真の矢印部分)

ハンダ付けを先にしてしまうとハンダのサイズが大きい場合、穴を通すことができなくなるので、内張りが倒れないよう立てかけてハンダ付け。これが面倒でした。

また、リアと同じようにドア内側の配線も2本作成します。

【関連整備手帳】
・静電防止プレートの取り付け - その2 リアドア用の追加配線作成と内張りの穴あけ作業
http://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4464948/note.aspx
※ドア内側の配線の作り方です。

フロントドア内の写真です。(こちらは運転席側)

ドア内には部品を留めるためのボルトがそれなりにあります。

ぱっと見他だけでもこれだけありますが私は真ん中の赤丸部分 (たぶんパワーウインドウのモーターやガラスを押し上げるフレーム部分の固定用) に共締めしました。

ボルトのサイズはリアと同じ M10 です。

こちらもリアと同じでゆるめすぎないよう注意してください。

ボルトを締める時の締め付けトルクは、8.0 N・m (82 kgf・cm) です。

クワ型端子を共締めして既存のパワーウインドウスイッチの配線に結束した状態です。

パワーウインドウスイッチの配線と一緒にしておくことで、仮にドア内のいじりをおこなう時に配線を外すのを忘れて電線を引きちぎったり、逆に付け忘れて冬場静電気が「パチッ」とくる…なんてことを防げます。

(そのために接続コネクターを使用して配線を切り離せるようにしています。)

あとは、内張りのパネルをもとにもしてゆきます。

このときプレート側の配線とドア側の配線を接続コネクターで接続して (写真左)、ドア内に隠し込み、パワーウインドウスイッチ、ドアハンドル (グリップ) のパネル、ツイーターを元に戻していけば、作業は終了です。

同じ手順で作業をおこなわれる場合、自己責任でお願いします。