この整備手帳は『同車種・他仕様の純正部品を用いたシートヒーター流用取り付け - 序章 ~ 作業前の環境整備 ~ 』からのつづきです。
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この整備手帳は、同車種・他仕様の純正部品を用いたシートヒーターの流用取り付けを行う整備手帳です。
具体的には2代目オーリス後期 (グレード : 120T) の部品を用いて、同じく2代目オーリス後期の別仕様の車両 (グレード / パッケージ : 120T “RS パッケージ”) のシートにシートヒーターをとりつけるものです。
【作業前の予備知識】
ちなみに私の方で調べた範囲で形が同じシートと思われる物は…
・3代目プリウス後期 S ツーリングセレクション G's (ZVW30-VLJBXET)
・初代オーリス後期 RS (ZRE152H-BHFEP)
・2代目オーリス前期 RS “S パッケージ” (ZRE186H-BHFNP-S)
・2代目オーリス前期 RS (ZRE186H-BHFNP)
・2代目オーリス後期 RS (ZRE186H-BHFNP or -P)
・120T“RS パッケージ” (NRE185H-BHXNZ-T or -R)
・2代目オーリス後期 120T (NRE185H-BHXNZ or -P)
・2代目オーリス後期 HYBRID “G パッケージ” (ZWE186H-BHXNB-V or -G)
があり、上記で同じ形状のシートを使用していることが分かっています。(他にも同じタイプを採用した車種があるかもしれません。)
このタイプは2代目オーリスの修理書では“スポーツタイプ”と書かれていて、上記以外のオーリスで採用されているものは“スポーティータイプ”と記載されています。
“スポーツタイプ”でのそれぞれの違いは表皮の素材、ステッチの色、刺しゅうの有無などでバリエーションをもたせてあります。
シートの写真や説明は別途ブログを作っていますのでそちらをご覧ください。
【関連ブログ】
・(備忘録的ブログ) シートの話 - 2020年11月24日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/44603875/
ちなみに上記シートに標準でシートヒーターがある車種は、120TとHYBRID “G パッケージ”があります。
つまり同型であれば、これらの部品は流用できそうだ…と考えたわけです。
しかし、シートなんてバラしたことなんてないので…表皮が破けて失敗したり、うまく元通りに戻せなかったりしたらどうしよう…とかいろいろ考えちゃいます。
それにシートを剥がす人ってそうそういないので、結構というかかなりチャレンジングなクルマいじりになりそう。
と思っていたら、最近はそれなりにシートをバラされる方も多くなってきてある程度情報が集まりやすくなってきました。
そんなときに目にしたのが、RAV4 kitty さん (以前は G's kitty さん) の整備手帳 (
https://minkara.carview.co.jp/userid/1007556/car/1076525/2126141/note.aspx ) でした。
こちらは、先ほど紹介した プリウス S ツーリングセレクション G's (以降は プリウス G's と表記) に社外品のシートヒーターを取り付けられている整備手帳なのですが、同型のシートがばらされているのですごく参考になりましたし、この記事が今回私のチャレンジに火を付けました。
やってみようじゃないの!
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…この文章、どっかで (^_^;)