リアフォグランプ内蔵バックドア側テールランプの取り付け - 3 - ステアリング取り外し編 1
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
リアフォグランプ内蔵バックドア側テールランプの取り付け - 2 - 回路説明編 2 からの続きです。
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では、実作業の説明に入ります。
もしかすると整備手帳のタイトルを見て、なぜリアフォグランプの取り付けにステアリングを外すのか?と思われたかもしれませんが、ディマスイッチ (ライトのスイッチ) をリアフォグランプに対応しているスイッチに入れ替えるにはステアリングを外す必要があるからどうしても必要な作業となります。
また、車両後退時、リアカメラの映像をカーナビに映し出す際にステアリングの操作と連動するオプションを取り付ける場合、スパイラルケーブルに取り付ける舵角センサーの交換が必要な場合があります。(トヨタ純正 工場装着バックカメラ用ガイドキット (08695-00K60) )
その際も途中まで…ステアリングを外す作業が必要になりますので参考になるかと思います。
まずは車両を平らなところで前後に動かしたりして、ステアリングがセンターになっている事を確認します。
ステアリングを切ったままの作業はしないでください。
今回取り付ける部品が電装品関係になりますので、まずはバッテリーのマイナス端子を外します。 (ハイブリッド車はハイブリッドシステム動作用バッテリのマイナス端子)
特に今回はホーン部分のエアバッグが絡むため、かならずはずしてください。(写真ではマイナス側のターミナルを袋にいれて、さらにビニールテープでバッテリー側のマイナス端子を覆っています。)
またバッテリーを外して90秒以上待ってから作業を開始します。(待たないと最悪の場合エアバッグのバックアップ電源が働き、エアバッグが展開。大事故につながる可能性があります。)
90秒なんて作業の準備をしていたらあっという間なのですぐにエアバッグ (ホーン ボタンASSY) を外さなければ OK です。
2
ステアリングホイール (ハンドル) の右側のクルーズコントロールスイッチの根元にカバーがあるのでこの部分を外します。
切り込みがありますので、内張りはがしや、マイナスドライバーなどで手前に引いたりすれば外すことができます。
マイナスドライバーを使用する場合はこすったりして周辺に傷を付けないようご注意ください。先端にテープを貼って少し厚めにカバーしておくのも手です。
クルーズコントロールスイッチがないグレードはただの目隠しカバーがついていますので、そのカバーを外します。
3
カバーが外れると、エアバッグを固定しているピンの端が見えてきますのでこれを押してロックを解除します。
この部分を外すのは簡単なのですが…
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ロックは3か所あって、残りはステアリングの下と左です。
手探りでのピン外しは内部に傷を入れてしまったり、最悪の場合配線が切れたりすることも考えられるため極力避けてください。
とはいえ、そのままではロックピンが見えないので…私は下側をはずす時は運転席にレジャーシートを敷いて仰向けに寝て外しました。
左側は助手席側からアクセスしてのぞき込めばなんとかってところです。
他には手鏡を使うとか、ライトで照らすとかしながら位置を確認してはずしました。
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こちらは下側。
ピンが見えます。
6
こちらは左側。
うっすらと見えます。
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ピンを外す道具は、穴を通ってピンを押せるものであれば、割り箸でもなんでもいいのですが、私のおすすめは、タイヤのバルブコアを外すエーモンの虫回しドライバー (ロング) (8831)
これはバルブコアを締めるために先端に切り込みがあるのですが、これがピンの径とちょうどサイズが同じで、ずれることもなく、すごく押しやすかったです。力も入れやすいのでおすすめです。
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イメージとしてはこんな感じ。
これはもう、バッチリすぎなので、すごくおすすめですよ。
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リアフォグランプ内蔵バックドア側テールランプの取り付け - 4 - ディマスイッチ取付編 2 に続く
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