リア荷室床面のデッドニング

リアラゲッジカバーをめくり、さらにトレイを開けると見える鉄板。

ロードノイズ低減、排気音の反響改善、音響効果UPを狙い不要な振動を抑えるデッドニングを行いました。

リアゲート下のパーツが邪魔なので、さくっと外しておきます。

まず側面、赤矢印部分の２ヵ所で留まっているM8のボルトを外します。
あとは緑色のピンクリップではまっているだけですので、端っこからエイやっと引っ張れば外れます。　ただし、クリップによっては硬く留まっているので、鉄板側のクリップボディまで一緒に外れたり、欠けたりすることがあります。　１～２個なくても問題ありませんが、気になるならばDに言えば１個単位で購入可能だと思います。　数百円です。

鉄板をたたくと反響が多い部分をノックしてチェックしておきましたので、あとはレアルシルトをバランスよく貼るだけです。

ちなみにレアルシルトは振動を抑えたい部分の面積に対して40％以上を目安に用意すると十分な効果が得られるそうです。
それ未満だと、部分的な効果となります。

緑矢印の部分がマフラーのタイコですから、音を引き締めるためにここはきちんとカバーしたい部分。

今回の目的は、レアルシルトによる制振と、高音成分の吸音です。
うまく貼ったら、あとはこの上にシンサレート吸音シートを全体を被せるように敷きこみました。

防音材や吸音材は、できるだけ隙間をなくしたり、音が出るポイントよりも広くするのが効果的です。

窓でもぴったりと閉めるとすぅっと音が遮断されますよね？
少し開いてるとそこから音がかなり入り込んできます。

効果ですが、1500～1800回転位で軽～くアクセルを踏み込んだ際に時々感じる「ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」っていう感じの周波数共鳴による安っぽいエンジン排気音らしきものが激減できたのと、回転を上げた際にも音がタイトに引き締まった印象への変化を体感しております。