今回で一応
最終回です。
続けていきたいのですが、なにせ走ってませんからね~(笑)
結婚もし子供も出来たし、いつまでもバカはやってられません。RYU☆のおバカな走り屋エピソードもここまでです!!
ちなみに途中からご覧になっている方は
初ブログ☆『RYU☆がシビックに乗るまで』長文注意
から読んでみてください!
※本文は公道における暴走行為を推奨するものではありません。
交通法規を遵守し安全運転を心がけましょう。
夏も終わりに差掛かり、山の葉も赤く染まってきました。
RYU☆はパソコンの画面を眺めながらシビックのパーツを探していました。
車好きなら少しでも自分の車をカッコ良くしたいもの。
RYU☆が見ていたのは
エアロパーツです。
しかし迷いもありました。フロントバンパーだけでも新品で買えば、4万~6万円位します。ドレスアップにそんなにお金を掛けるくらいなら、冷却系や足回りをチューンアップしたほうが良いのではないか?と。
しかし、RYU☆にはフロントをどうしても変えたい理由がありました。
実はMYシビックは北海道の時代に雪で滑ってフロントをぶつけていたのです。
そのため、フロントには小さい穴が開いてました。
色々悩んで、結局
ARIOSのTYPE1というバンパーに決めました。
注文から1週間ほどして、RYU☆がお世話になっていたショップから商品が届いたと連絡が入り、早速、そのショップへ。
中に入ると大きなダンボールの中に、ARIOSのフロントバンパーが!!
未塗装でしたが、白だったのでそのまま付けるのも有りかと思いましたがしっかり塗装してもらうことに。
ここで、板金塗装担当のYさんが
『ナンバーどこに付ける?真ん中でいい??』
せっかくの社外ナンバー。普通に真ん中でもいいがそれじゃあ面白くありません。
『んじゃ、左ダクトの前で。』
『ダクト塞がっちゃうけどいいの??』
『EK9は、エアクリーナーの吸気溝は右のフロントなのでいいです。』
という感じで、ナンバーの位置は決定。
完成までMYシビックを預ける事に。
台車はミニカ(MT)。
RYU☆にとって久しぶりに乗った普通の車。(シビックも普通の車です…)
乗り心地も、音も全然違ってかなり違和感を感じます…。
ってか、運転し難い!!
なんといっても
クラッチがつながり難い!
しかし、文句を言うわけにも行かず我慢しながら乗り続けました…。
1週間後…
Yさんから電話が。
『出来たよ。いつ取りに来る?』
ミニカにうんざりしていたRYU☆には吉報です!!
『マジですか!?これから取り行きます!!』
『えっ!?今来るの?まだ洗車してないから夕方くらいに来てよ。』
その日の夕方取りに行くことに。
ショップに着くと、そこにはバンパー交換を終え綺麗になったMYシビックの姿が!!!
このちょっと横に出っ張った感じがたまりません!!
代金を支払い、シビックに乗り込む。1週間ぶりなのに妙に久しぶりな気がする感じです。
エンジンをかけ、いざ発進!!
『んっ!?重っ!!!』
今まで軽に乗っていたせいか、シビックの発進が重い!!
しかし、ミニカに比べクラッチは繋がりやすいのでエンストはせずにすみました。
とりあえず、F江君のいるスタンドに自慢しに行くことに!!
『おお~!!!かっこいいね!!!!なんか社外なのに統一感があっていいな~!!』
さすが、天然オーバーリアクション!!想像以上のリアクションでこっちも気分良くなります(笑)
『ってか、来週の日曜日夜暇?久々に走りに行かない?』
『良いけど、今週は?俺暇だよ。』
『今、パルサー修理中なんだよね。オルタネーターいっちゃってさ…。来週にはあがるからさ!!』
『また!?パルサーよく故障するね…(汗)』
F江君のパルサーGTIーRは年式も古い為か故障が多い車でした。
走りに行く約束をし、そのまま近所をドライブし家に帰ることに。
それから、2,3日したある日、出勤するとマネージャーに呼ばれました。
『9月から、仙台に行って欲しいんだけど…。』
『え~!!!!!マジですか!?まだ、水戸に来て半年しかたってませんよ!!』
ってな感じで、仙台に転勤することになりました…(笑)
水戸楽しかったのに…
しかし、嫁は大喜び。田舎はあまり好きではないらしく、水戸では愚痴ばかりでしたね。
とにかく、転勤まで残された時間は余りありません。
(2週間くらいですかね。)
ホームコースだった『I鼻峠』もあと1回行くのがやっとです。
そして、F江君と約束の日…。最後ということもあり、RYU☆の意向で『I鼻峠』に行くことに。
ところが!
約束の時間になってもF江君と連絡が取れない!!
しかし、水戸で走るのは恐らくこれが
最後しかたなく、一人で向かうことに。
『I鼻峠』を走るのもこれが最後かと思うと、色々と思いがこみ上げてきます。初めて行った時はあまりにもタイトなコーナーの連続にこんなところを走れるかと思いました。
TさんのFCで初めてドリフトにも乗りました。Tさんのスピードとテクニックにビビリまくりでした(笑)
『I鼻峠』まで60kmの道のりもこれが最後です…。
途中のセブンイレブンでトイレタイムをとっていると、携帯電話が鳴り出しました。時間はAM1:00。こんな時間に電話してくるのは誰かと思い、出て見るとF江君でした…。
『ごめん!!ちょっと仮眠とったら寝過ごしちゃった!!!』
どうやら、寝坊だったよう。
『今、I鼻峠に向かっているけど…。』
『んじゃ、今から行くわ!!』
『えっ!?今から来るの?かなり遅くなるんじゃない??』
『一緒に走れるの最後だから行くよ!!!』
『う、うん。じゃあ待っているよ。』
F江君が来るまでセブンイレブンで仮眠を取ることにしました。
ヴォーン!!
大きな廃棄音で目が覚めました。
見るとちょうど、F江君のパルサーが駐車場に入ってきました。
『ごめん!!遅くなった!!』
時間はAM2:10
『いや、遅いのにわざわざ来てくれてありがとう!!』
そこから2台で『I鼻峠』に向かいます。
峠に着くと、下の折り返し地点で車を止めます。
ハザードで合図を出しスタート!!
スタートから急な上り坂の為、1速でレブまで回す!!!
カムが
V-TECHに切り替わる!!
バックミラーに目をやると、さすがパルサーはべったりとくっついて来る。
1つ目の
右!そして
左!!
走り慣れていない人は、登りとはいえブレーキを踏んでしまうようなコーナー。
しかし、実際は1つ目のコーナーは見た目ほどきつくはない。
アクセルを一瞬抜いて、向きを変えたらすぐ踏み込みながら2つ目を抜けれる。
F江君は『I鼻峠』をそんなに走ったことがありません。
案の定、最初の2つのコーナーで失速…。
しかし、お構いなくRYU☆は突っ走る!!
水戸でのラストラン!!
思い切り走りたい!!!
調子が良かった。
ARIOSのエアロが効いているのかいつもよりコーナリングがスムーズに行える。少ない舵角で曲がれる。
空力のことはよくわからないが、フロントのグリップがいつもと違う。
しかし、そこで事件は起こった!!!
頂上まであと少し…。
明らかに今まで『I鼻峠』を走っていて一番の走りだった。
左の大きなコーナー
調子がよかったこともあり、いつもはブレーキングを行うところをアクセルを抜いただけで切り込む。
車体が右に膨らむ!!
フロントが外に流れる!!!
ステアリングをさらに切り込んだがラインは膨らむばかり。もう、RYU☆の腕では立て直せませんでした(涙)
車は右側の土手に乗り上げその後、コース(道路)に戻りました…。
頂上について、車を降りてフロントを見ると、右フロントがグシャグシャでした…(汗)
しばらく、どうしようかと考えていましたが自走は出来そう。
F江君が登って来ました。
『いや~。あいかわらず、すごい道だね~!!!って、シビック速いね~!!全然ついて行けなかったよ!!』
いつもの調子で降りてくる。
へこんでいるRYU☆を見て、さらにMYシビックを見てびっくり。
『あら~!?どうしたの!?』
『最後から2つ目の左でやっちゃた…。』
とりあえず、右フロントのタイヤをスペアに交換。
自走は出来るし、足回りは大丈夫そう。
装着して1週間のエアロもグシャグシャになってしまいました。しかし、破片は全部ついてます。原型は残ってます。
F江君も
『たぶん、これなら綺麗に直るよ!!』
慰めてくれました。
それにしても、1本目で…。
水戸のラストランで…。
やってしましました~!!!!
こんな状態では走れません。
F江君に謝って引き上げることに…。
帰り道、水戸最後の寂しさとミスして事故った悔しさで泣けてきました…。
事故の原因はすぐにはっきりしました。
前の晩は、台風ではありませんでしたが雨と風が酷く、道には落ち葉がたくさん落ちていました。
あの時、オーバースピードではありましたが曲がれない感じではありませんでした。それに、あの外に滑る感じ…。
落ち葉です!!
多分…。
こうして、RYU☆の水戸でのラストランは終わりました…。
気になるシビックの足回りは、ステアリングギアボックスが少し曲がってしまいました。しかし、アライメントの調節でなんとかなる程度。
とりあえず、走りには問題ないとのことでした。
水戸を去る日、F江君のいるスタンドに行きました。
ガソリンかなりサービスしてもらいました♪
『元気でね!!また水戸に遊びに来てね!!!ずっと友達だよ!!』
って言ってくれました。嬉しかった…。
Tさんにはメールで挨拶しました。
水戸での走り屋生活はとても楽しく、内容の濃い時間を過ごさせてもらいました!!実に色々な事を学ばせてもらいましたね。また、いつか水戸に遊びに行きたいですね!!
以上でRYU☆のMYストーリーは終了です。
誤字脱字も多く、色々と読み難い文章だったとは思いますが
呼んでくれた方ありがとうございました。
また
『走る』ことがあれば、続きを書くかもしれません。