思えば
こう云ったシリーズ、ひっさびさに書くな~。
気付いたら、1年過ぎてたわw(゜o゜)w
・・・って、恐らく新たにみん友さんになられた方からすれば、当方の書くものはイベントやオフに行った記の印象を持たれることと存じます。
しかしながら、当方の主たるものは実はこう云うものです。
それじゃぁ、
何で書かね~んだよ。と思われるでしょうが(汗
・・・と云うのも、これ書き出すと
色んな構想が入り混じっては途中でほっぽり投げてしまうんですよ(^^;)
あ~、こうすっかな~。とか、
これはこうかな~。とか・・・。それでついそっちのけとなってしまうのです。
そんな訳で今宵は
このシリーズに御付き合い願えたら幸いです。
それでこれは一度見ただけではシンドイと思われるので(←特にスマホだと尚更。)、後にゆっくり見るなりして下さいm(_ _)m
または知ったか振りの所やキザな言い回しですが、そこは御愛嬌願いたく思います^_^;アセアセ
さてそんな久々にアップするこのシリーズ、今回の焦点に当てるクルマはこれ。
CB5/CC2インスパイア。
ホンダの中堅高級車である。
このクルマは1989年の世はバブル期に登場し、またこの年と云えばクルマ市場活気が湧いた年で、レガシィに然りロードスター、セルシオと実に名高いものが挙げられ、このクルマもそう云える存在であった。
またこのクルマ、当時中堅高級の云わずがなの存在のマークⅡ、更にその宿敵であるローレルの背景が大きくこれ等を意識したモデルであった。
つーか、かなり意識したよ、これは。
それにこのクルマの宣伝文句の
高級車異説。と云うことから、宿敵と引けを取らない
ニュータイプ的要素がある。
先ず第一に何と云っても、ホンダが
中堅高級括り(←マークⅡクラスのこと。)を打ち出したこと。
御存知の通り、トヨタ・日産以下のメーカーのこの括りは展開してない。
因みにホンダ次いでのマツダはと云うと
ルーチェ、三菱はその翌年に登場する
ディアマンテがそうと云えるが、これ等は
その上の括りの(←クラウンやセドグロクラス。)視野を補う役目がある。
それで
U-2リッター4気筒以上の4ドア5ナンバーと云う条件の中で参入してくれたことに賞賛を送りたい。しかも2リッターだけと云う拘り振りも中々もの♪(←あくまで出た当時。)
その2リッターのエンジンが気になる所であるが、これが他にはそうにない。
直列5気筒。
何でも
4気筒と6気筒の拠り所を備えたもので、これを
縦置きの前輪駆動と云うのが売り♪
普通直列エンジンの気筒配列と云うと、
90°真っ直ぐに配列されているものが多いとされるが、このこれは画像で窺える様に
斜めに配列されていることが云える(←カタログから推測するに55°?)。しかも出力もワンカムでありながらツインカムの
高出力発揮と軒並みは個性的♪
インスパイア G20A:最高出力160ps/6,700rpm 最大トルク19.0kg-m/4,000rpm
マークⅡ 1G-GEU:最高出力150ps/6,200rpm 最大トルク18.6kg-m/5,600rpm ←6気筒ツインカム
ローレル RB20DE:最高出力155ps/6,400rpm 最大トルク18.8kg-m/5,200rpm ←6気筒ツインカム
それでカタログ読んで感じたのが、エンジン下部のオイルパンにドライブシャフトを貫通していたと云うこと。これもまた個性的♪
あとロングホイールベースを誇ったのもこのクルマならではのものだし。
インスパイア 2,805mm
マークⅡ 2,680mm
ローレル 2,670mm
機構で個人的に感じることが、サスペンションでダブルウィッシュボーンを前輪駆動で採用すると云うのは先ずそうにないかと。
大抵前輪駆動と云うと安く仕上げると云うのがあり、ましてや
単なるセダンならそれである。しかしそれをスポーツカーに応えるサスを採用したのは立派だと。恐らくこれ、スカイラインへの対抗心だろな。
前述したオイルパンのドラシャ貫通を含め、
既存の前輪駆動の常識を覆しホンダの技術魂が窺える。
ここでやっと、誰もが一番目に付く外観について述べるが。
こう見て宿敵と比較すると、やや一歩古さが感じてしまうが、全体的に云えば上品に纏っている。
この前方から見た姿を見ると、どっしりとした構えで安心感を与えやしないだろうか。しかしこの後方姿見ると、ニーマルの後期と錯覚をする。
ここに低グレードの
AZ-iと云うのがあるが、低グレードでも
上品に見える。
次いで内装はと云うと、、、
木目をふんだんに纏っていることが目に付き気品に溢れているなと。それにグリップ式のシフトレバーが醸し出していて引けを取らない。
こう云ったことがマークⅡやローレルにはない
要素を持っていたなと云えてならない。
それから2年後に行われるマイチェンではマークⅡの
2.5リッター投入に呼応しこれに倣った。それでこのマイチェンがマイチェンと云うよりは新機種としての扱いでボディサイズも
大幅に変わりより一層売れた。(←だから型式がCC2。)
またこれも更にどっしりと構えで品があるなと。
しかしこれが個人的に
ちと複雑に思ってしまった。何故ならそれは
折角マークⅡ括りを参入したのにサイズが大きくなったことで車格が上がったことが否めず、そこが複雑だと云うこと。
まあ今になれば、当時ワイドボディー旋風だったのでこれに倣うと云うのは分かるし、5ナンバーの方も併売されたのであれなのだが。きっとホンダ内部もそう云う意見が居たのではと推測する。
それから内装のシフトレバーが普通になったのも何か寂しいものを感じてならなかった。
当時家の者が購入し(←話し合いで私が決めたが。)、納車された当時、この5気筒サウンドを聴いて母親とディーゼルっぽく前車のC33ローレルに比べてノイズがやや煩かったことが第一の印象だった。
その後私が引き継ぎ乗っていたが、前述した様に品のある容姿で、エンジンもパワフルな印象だった。それを
190,000km近くまで乗り周りから
あたりですね。と云われた。最後は雪の日に自損して余儀なく廃車したが、してなかったらと思うとどの位まで乗っていたか。そんな懐かしい一台である。