約2ヶ月前から発生しているA/Cコンプレッサーが回らない不具合!
現時点での状況をまとめてみました。
①朝晩等、車両をしばらく置いた後は問題なく回る。
なので朝夕の通勤時には問題無くエアコンは効く。
②外気温が高いと回らなくなる確率が高い。
③朝晩等、一度エンジンをかけて最初にコンプレッサーが回れば1時間でも2時間でもずっとエアコンは効く。
マニュアルでエアコンをオフにして再度オンにしても問題無くエアコンは効く。
④ここからが問題で、一度でもエンジンを止めてしまうとしばらくエアコンが効かなくなる。(コンプレッサーが回らない)
⑤コンプレッサーが回らなくなった場合、エンジンを切りしばらく車両を放置し車両が冷えるまで待つと復活する。
この場合、外気温の影響で涼しい場合は早く復活するが、猛暑の場合などは復活するまで数時間かかる場合がある。
⑥上記の事から熱による何らかの不具合と予想される。
⑦この時点で電装屋さんに持ち込み点検してもらったがエアコンガスやシステム、各種センサー等に不具合は見られないとの判断。
コンプレッサーが回らない時はマグネットクラッチのカプラーに電気が来てない事が判明。
⑧ここで新たな発見。
一度エンジンを切ってしまうとダメなので試しにエンジンは切ってもキーシリンダーの位置を1段目のオン?の位置にしたまま放置し、再度エンジンをかけた所コンプレッサーは回りました。
キーシリンダーの1段目とは上記の様にメーターパネルのオドメーターやバッテリーマークが点灯する位置です。ACCのでは無くその1段前の位置です。(名称的には何て言う場所なんでしょうか?)
⑨ついクセで勢い余ってキーをオフまで回してしまっても慌てる事はありません。約5秒以内位に1段目の所に回せばギリセーフです♪(笑)
⑩更に新たな発見!
キーシリンダーを2段目のACCの位置まで回すとメーターパネル内の全てのチェックランプが点灯するのですが、なんとSESのチェックランプだけ点灯していませんでした。
もしかして玉切れ??
⑪しかし、何回かキーシリンダーをオンオフ繰り返していたらSESのチェックランプが点灯しました。
玉切れでは無かった様です。(もちろんエンジンをかければ消灯します。)
そしてこのSESの点灯する場合と点灯しない場所の状況としてはランダムでコンプレッサーの回る回らないの状況とは関係ありませんでした。
⑫キーシリンダーをいろいとオンオフ繰り返していたらABSのチェックランプが点灯し消えなくなりました(^^;
これは数年前にも1度あり、画像のABSのチェックランプとパーキングブレーキを解除してもパーキングブレーキのランプが点灯したままになります。
しかし1度エンジンを切ったら消灯しました。
(今回は2度あり)
⑬上記のABSはたまたまかもしれませんが、そう言えばワイパーの動きもおかしくなり止まらない時が梅雨時に発生いたしました。(これもたまたまでしょう)
⑭上記の事を踏まえてネット検索するとエンジンコンピューターが怪しいのでは?という結論に。各種センサーからの信号を認識してコンプレッサーのマグネットクラッチへ電気を送るのはコンピューターの様です。
アストロのエンジンコンピューターはPCM(パワーコントロールモジュール)と名称らしい。
そこでそのPCMを交換する方向で行動します。
⑮中古又は新品のPCMを探すには車両に付いている品番がまずは必要との事で調べる事に。
梅雨が明けて暑い中の作業に(^^;
スタクラのロゴと書体が似たパラソルがいいでしょ♪(^^)d
っで、クソ重いバッテリーを取り外して腰痛が悪化(>_<)
アストロのPCMはエンジンルーム内のバッテリーすぐ横に付いています。
なんでエンジンルーム内にコンピューターを置くかな??アメリカン人!(^^;
アストロのグリル上部は工具を置くのに重宝します♪
しかし工具が転がり落ちるとフロントバンパーを直撃しますので注意が必要です。(自分のバンパーは塗装がボロボロなのでかまいませんが)
っで、バッテリーを外した後7mmのボルトにて止まっているPCMのカプラーを外します。
えらくカラフルなカラーのカプラーです。
何故か幼少期に遊んだ昭和の時代のおもちゃを思い出しました♪
PCM摘出完了\(^o^)/
デルファイ製
約15年物の弁当箱です♪
品番を調べるだけのつもりが中身が腐ってないか怖いもの見たさに(^^;
⑯ちなみにアストロのPCMは非分解式かと思ってましたが、どうやら年式によって違いがある様です。
⑰取り外したPCMを見ると蓋がトルクスのボルト4本で止まっていましたので試しに開けてみる事に。
まぁ、ボルト外してもシールなどで固定されていて簡単には開かないんだろうな?と思ってましたが・・・
御開帳~♪\(^o^)/
え~っと、普通に開きました(笑)
まるで都内の地下鉄路線図の様で何が何だかさっぱり(^^;
表側。
⑱気になっていた電解コンデンサーの液漏れ等は特に何も異常は見られませんでした。
⑲しかし発見しました!
ハンダのクラック!
これは間違いなく不具合の原因では??
ちなみにこちらが綺麗な方のハンダの状態。
早速一か八か、素人作業にてハンダのやり直しをしてみました。
(やり直しをした所、本当に素人作業の為見た目が悪くてなってしまったので画像はありません。)
⑳その他、基盤のハンダチェックや異常を素人目で確認して再度元に戻し蓋をしました。
そしてPCMを車両に取り付けし、いよいよお楽しみの試運転です♪
30分ほど運転し十分に熱を与えます。
そしてコンビニに立ち寄り、エンジンオフ!
数分待った後に運命の再始動です♪
もうまさに神頼みです!m(_ _)m
心の中ではマグネットクラッチの繋がる「カチンッ」という音がすでに聞こえてきます!
聞こえてきます!
聞こえてきます!
聞こえてきます!
いや、
聞こえてきません!(T_T)
残念ながら直りませんでした。
コンビニからの帰りは汗だくです(>_<)
悔しいのでもう一度PCMを取り外しました。
しかしながら素人目ではやはりこれ以上は何も解らず。そのまま元に戻す事に。(^^;
しかしPCMの取り外し取り付けのコツを覚えたので10分もあれば作業が出来る様になりました♪\(^o^)/
そんな訳で今後どうするか考えていろいと調べていたらアメリカからPCMが買えそうな予感!
意外と安い!
送料はアジアへは100ドル。
アメリカからこういったパーツ等買った事が無いので少し心配ですが大丈夫かな?
そんな訳で今現在の情況報告でしたm(_ _)m