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2015年04月21日 イイね!

ストリートフレックス【ツインスプリング編】

ストリートフレックス【ツインスプリング編】
テインの車高調を装着後、スプリングをフロント8Kリア5Kに変更して一度スポーツ走行を行いました。
その時の車高はノーマルと全く同じにしていたので、誰もが純正脚装着車だと思ってたと思います。



『そんな状態で良いタイムを叩き出せばカッコ良いんじゃ無い?』
って内心ウキウキしてたんですが…

結果は散々。( ;´Д`)



100km/hオーバーの直線からの1コーナー進入でオーバーステアが発生し、呆気なくスピン。

『少しブレーキングが強(残し)過ぎたのかな?』なんて思って次は、ブレーキのリリースポイントを早めにして調整…

しましたが、またまたスピン。( ;´Д`)

こりゃ、駄目だ。
と言う事で仕方なく減衰力調整で誤魔化して1日中走りましたが、純正脚のタイムにすら並ぶこと無く終了。
その日は、ウェット路面だったので悪い所が顕著に現れたんでしょうが、それにしてもリアのグリップがなさ過ぎ。´д` ;




(ここから先は失敗事例なんですが一応、備忘録として書きます。)


『うーん。進入でリアのグリップが抜けるって事は伸び側のストロークが足りてないんじゃないのか?』
って思って登場させたのがサブスプリング!!

HKS製車高調のオプション品【ヘルパースプリング1.9kgm】です。(意外と安くて作りも悪く無い)



↑中古で買って来たヤツが錆びてたので軽く塗装した♪





メインスプリングのレートが高過ぎて、伸び側のストロークが足りなくなった脚に このヘルパースプリングを使用したら、伸び側ストロークの補助をしてくれるだろう。

それで、4輪接地の速いコーナリングが完成( ´ ▽ ` )ノ
(で、一件落着してくれたら良かったんですが…)



【リア】のメインスプリングは5Kから4Kへダウンし、全長もヘルパースプリングが加わる為、短い物へ変更。

取付けに関しては兎に角、スプリングが脱落しない様にジャッキアップ状態でしっかりとプリロードを掛けます。
尚且つ、ヘルパーの有効ストロークを活かせる様に0Gでは密着しない様にセットする。

コイルオーバー式のサスペンションなら スプリングの脱落はあり得ませんが、スイフトの様なトーションビームでは一歩間違えれば大事故に繋がります。
だから、安全マージン分だけプリロードを掛けるのですが…
その結果、たいして伸び側ストロークは稼げませんでした。

↑1Gヘルパースプリング密着状態


まぁ、それでも施工前からすれば30mm脚が伸びる様になったんですけどね。(ジャッキアップor最大ロール時)↓




それでは万を時してテスト走行。

直線からのブレーキングで車体を前のめり状態にし、
その前のめりを残しながら、1本パイロンをJターンします。
(サーキットで言えばヘアピンカーブデスね)

こういう動きが一番リアのグリップを失い易いのですが、結果的にはちゃんとリアが接地して付いて来る挙動を確認しました。
(ただし、伸びから縮み状態へ移行する時に少し違和感有り。ヘルパーのレートが低い可能性大)



4輪接地してると言うと、アンダーステアの様にも聞こえますが、実際はリアが伸びやすくなったぶんフロントに荷重が掛かりターンインし易くなってます。
ただし、この1本パイロンを2本→3本と増やし、コーナーのRを大きくするに連れて車体の安定感は無くなっていきます。(町乗りでの乗り心地もあんまり良く無かったョ)


『伸びやすくなった』って事は『ロールしやすくなった』って事なのかな?
それに加えて
コーナー出口でアンダーステアが出易くなった感もあります。
リアの沈み込みが大きくなる分、対角線上のフロントタイヤが浮いてるのかも?

最初の方にも書きましたが、結局このヘルパースプリング導入テストは失敗に終わりました。
原因は、【対角線上のサスペンションの動きを考えていなかった】事だと思います。(調べたら、コレって対角ロールって言うのね)



何でもそうですが【ものごと】って、一部ばっかり見てると駄目なんですねぇ^^;

脚の模索はまだまだ続く。。。


Posted at 2015/04/21 22:54:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | スイスポ@足回り | 日記
2015年04月13日 イイね!

ストリートフレックス実装♪

ストリートフレックス実装♪TEINのストリートフレックスを装着するにあたって失敗した事が2点有りました。(^^;;

普通に取説通り組んでれば問題なかったり『そんな事何処にも書いて無いぜ?』って事だったので、メモ変わりに この記事を書いておこうと思います。


先ずは
【キャンバーボルトとの併用による問題】

通常キャンバーボルトを使用している人は、サスペンション取り付け部の片側一箇所だけ純正ボルトと入れ替えて使うと思うのですが

当初の私のスイフトには
【2本使いすると どれだけキャンバーが付くのか?】のテストをしていました。
(結果は4度ほど付いて、適性トルクで管理していればスポーツ走行後の固定も問題無かった)

車高調の取り付けに関しては別段 問題は無かったので、そのままジャッキダウンして試走に出掛けました…



…と、いうか
厳密には試走は ガレージから1mほど転がしただけなんですが、何だかステアリング操作に違和感を感じる。。。

『ロックtoロックの感じがいつもと違う様な…』こんなに早くステアリングがロックしたっけ?



兎も角。少しでもおかしいと思ったらもう一度、クルマを上げてチェックです。
ホイールを外した状態で左右目一杯までステアリングを切って確認。


すると
大方の予想通り、車高調の一部が干渉してました。車高調本体とスタビリンクの間にABSセンサー配線を挟み込んでた。((((;゚Д゚)))))))

キャンバーボルトで大きく角度を付けた分、スタビリンクの角度まで変わって仕舞い、その結果の不具合の様でした。

走るステージによっては、過度のネガキャン仕様ではタイムダウンに繋がるので、この時点でキャンバーボルトは『1本使い』に変更。
まぁ、それでも不安が残るので、スタビエンドの取付け部(車高調側)に5mm程度のカラーを挟んで、逃げ加工とし対応♪



もう一つは
【ピロアッパーマウントとの併用による問題】


通常、ストリートフレックスの取説には純正アッパーマウントを使用と書かれています。
が、
私はレイルのピロアッパーマウントを組合せてます。


こちらも取付け自体は、問題ないのですがジャッキダウンして走り始めた時に問題が発生。

『ゴリン、ゴリゴリン!』
((((;゚Д゚)))))))



ステアリングを切った瞬間にサスペンションから発生した異音です。

コイツ間違いなくスプリングのネジレ音。
実は『純正アッパーを使用しなさい』の理由は『純正のマウントベアリングを使用しなさい』と言うニュアンスが強く、それを使わないピロアッパー仕様では『ゴリン!ゴリン!』と言った音が出て仕舞うんですね。

一部のメーカーでは、『ピロが馴染めばバネと一緒に回転してくれるので問題なし』とか言われてますが、私はそうは思ってません。そこまでピロが動けば、摩耗しきって交換時期なんじゃない?なんてね。σ(^_^;)

解決策は【パーチェの様なモノ】で純正ベアリングの代わりを行う事でした♪(時系列は前後するけど、これが原因での導入でした)

簡易版としてよくみられるスラストシート(ペラペラのやつ)も一度試したのですが、完全に音を消せ無い上に消耗度合いも気になったので直ぐに取外し。
最初からベアリングにすれば安上がりだったなぁ(^^;;




まぁ、兎にも角にも

話を まとめると『説明書通りに組めばトラブルなんかに会わないよ』って事でしょうか?(笑)

でも
面倒くさいを楽しめる様になると、人生ちょっと得した気分です♪(^^)

Posted at 2015/04/13 22:29:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイスポ@足回り | 日記
2015年04月03日 イイね!

脚まわりテスト(フレックス解体編)

脚まわりテスト(フレックス解体編)今回スイフト用に選んだ車高調『ストリートフレックス』のバネレートは、フロント7kgリア4kgと言った若干フロントが硬めの設定。

自分流にバネレートを替える前に、テインが何故このセットにしたのか?を探ろうと思いました。
(あくまでも個人的な推測なので、ココはこうじゃ無いの?って言うのはコメントください ^^;)





このバネレート。検証の結論から言えば、スイフトの乗り心地を左右する【リアダンパーの減衰力】を適性範囲内で1番柔らかい所に置きたかったから…、だと私は思うのデス。
その減衰力に合わせて 穏やかに動く比率に合わせ込んだのが、リアの4kg。(リアの軸重と密接な関係アリ)


そのレートに合わせて、フロントも設定してる感じなのですが…
単純にフロントが重いからレートを高くしている感じでは無い模様。

ここでチョット小難しい計算をしてみると、スプリングの固有振動数を前後で揃えている風にも思えたりします。
一般的に、この固有振動数は なるべく前後近似値とした方が良いとされているので【ストリート】を名乗る車高調だけにココは外せなかったのかも知れませんね。(^^)

そして、それを可能にするレートがフロントの7kg。
その7kgに合わせて減衰力を設定したのがこの図になるんだと思います。↓

リアの減衰力(減衰比率)に合わせると、フロントもこんな感じがベターなのかな?

減衰力は弱目で乗り心地を狙い、バネレートは高目でロール感を減らしてスポーティを演出か?

↓ちなみにコッチは上位モデルのモノフレックスの減衰力特性図



ストリートフレックスは普段使いでの話をすると…個人的には、すこしフロントが弱目にも見えるので、前後同じ(段数の)減衰にセットするとフロントが少しフラフラして仕舞うかも。
それが気持ち悪いって人は、相対的に前を硬くセットすると街乗りはスムーズなんじゃないでしょうか。(・ω・)ノ

まぁ、全体的には
基本の減衰力も問題無いし
ダンパーの寸法もストロークも多いので良いと思います。



ただ…、
問題なのがスプリングの長さ。

もっと突っ込むと、そのバネを縮めて良い最大値が不足気味?って所。
バネって、縮めた量に比例してグリップが得られるんだけど、ペチャンコになるまで縮めるとヘタリに繋がり、最悪は壊れて仕舞うそです。(ちなみに...同じバネレートなら全長が長い方が ストロークは多く取れる)

1Gでのダンパー残りストロークがまだ沢山有るのに、そこまでバネを縮められない。
だからカッチカチのバンプラバーで強制的にストロークを止めてる


それがZC32用のストリートフレックスのフロントサスペンション。


でも
メーカーは、そんなの簡単に分かりそうな話なのに 何故それを対策しないか?

それは…
バネの全長を長くすると、全長調整で下げられる車高幅が少なくなるからかな?

メーカーからすれば、あまり車高の下げられない車高調は、製品の価値をアピールし難いんでしょうね。

純正比『マイナス20mmしか下げられません』って言うより『50mm下げられます!!』って宣伝できる方が、インパクトは有りますし。

まぁ、そんな所で色んな理由有ってのセッティングだと言う事が分かれば、改善の糸口も見えて来るもんです。



いや、勝手な推測なので何処まで当たってるかは不明ですケドね(笑)

特に リアもバネは、後部座席に人も乗るし荷物も積むので、より一層ストローク量が気になる所。

しかし今後は、それも合わせてマルっと解決したいなぁ。と思っとります♪( ´ ▽ ` )ノ


それにしても、売れる商品を作るのって メーカーさんも色々大変でしょうね。
Posted at 2015/04/03 23:01:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイスポ@足回り | 日記

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