会社作ってみた

人生でやってみたいことが３つあって、
- 転職
- 日本国外に住む
- 店か会社を持つ
前２つはすでに体験済み。最後の一つは難しいなあと思ってたのですが、退職する直前に話が出て、つい最近まで働いてた会社から仕事を受注するために日本で会社を作りました。

前に勤めていた会社から個人には発注できないようで、会社対会社の取引ならできるということで会社を作ったしだい。いろんな条件をクリアすれば個人にも発注できるみたいなんですけど、原則ドイツ国外に住む個人に発注はできないみたい。ま、ふつうに考えたらそうか。それができたら外国人を安く雇うようなもんですからね。年金も健康保険も負担しないで、ドイツに納税もしないし。

よく、願い続けていれば叶うなんてこと言ったり言わなかったりしますが、上記の３つはほんとに漠然と願ってたら叶っちゃいました。人生なんとかなるもんですなあ。

会社設立自体は、マネーフォワードというウェブサービスを利用して手順に従えば作れたのですが（それでも２か月かかった）、作った後がはるかにたいへんそうです。税金とか年金とか健康保険とか。税の申告のために帳簿をつける必要があるようなのですが、そんなこと生まれてこのかたやったことありません。これまたマネーフォワードのクラウド上の会計ソフトをサブスクライブしていますが、帳簿のつけ方がわからない。私への給料はどう払ったらいいの？マネーフォワードが紹介してくれる税理士と契約する必要がありそうです。まだなにも売り上げがないのに、お金は出て行きます。

時間当たり120ユーロで受注できるかなあ。この金額に根拠があるわけではないです。損益分岐点がどこなのかもよくわかりません。とりあえず、仕入れがないのでそのへんはどんぶり勘定でもいいような。税金と年金と健康保険と税理士代が払えれば。

あ、会社名の「アレスクラー」。ドイツ語でAlles klar。All rightという意味。日常でよく使います。日本語だと、オッケーとか了解みたいなかんじ。ウケ狙いで「ミアエガール」(Mir egal)という名前も考えたのですが、ちょっとふざけすぎかなということでやめました。