ピンを１つ抜いたら、パッド押さえの板バネを外して、もう１つのピンを抜きます。

パッドとキャリパーをプライヤーで掴んでキャリパーを少し開かせて、パッドを抜き取ります。
塗装の綺麗なキャリパーは、塗装剥げに注意。
厚い布を介してプライヤーで掴みましょう。

運転席側の抜いたパッドがこれら。
石を噛んだ後はありましたが、摩材の厚みは、まだまだありました。
どの車もキャリパー内側のパッドの方が減りが早いですが、内側が3mm弱、外側は4mm弱はありました。
ローター内側のバリが少し立ってましたので、内側のパッドと僅かに当たっていたのかもしれません。
つまり、上述の仮説②ですね。

ローターの端の、錆の塊やバリを棒ヤスリで落とし、パッドの内側・外側をローテして、内側に厚く残っているパッドを回しました。

運転席側に加え、助手席側もやりました。
パッドの残量は同じでしたね。
ローターの錆やバリは、運転席側よりも弱かったです。

完了して、試走してみました。
一発目のブレーキングでペダルが奥まで入ったのは少し怖かったです。
事前にそうねらないように、ポンピングしてペダルタッチがカッチリするようにしておいたのですが、パッドの位置がキマってない時にやっても無意味でしたね。
再びポンピングブレーキして、すぐに元のカッチリフィーリングに戻りました。

そこからハードブレーキングを繰り返してブレーキを加熱してみましたが、今のところ、異音は出ません。
冒頭に書いたガリ音以外にも、ブレーキ踏むとゴーとかキーとか音してましたけど、それもしなくなっています。

涼しくなってきたら、リアもやっておこう。

↓
後日談
異音は完全には解消していないことがわかりました。
しかし、音が出始めるまでの時間は長くなり、音も小さいですので、方向性としては間違っていないと思っています。
思い当たるところが2つあるので、近日中にリベンジします。